マホロアソウルは「本当の自分が思い出せない」 熊崎Dのシナリオ小考

    こちらの企画に参加させていただきました。



    どうして熊崎信也ディレクターは「本当の自分が思い出せない」というシナリオを書くのか。
    ソウル化とか。トリデラのセクトニアやマスクドデデデ。ロボプラのハルトマンとかメタナイトボーグ。

    マホロアのソウル化の時はクラウン。トリデラのデデデは操られた時に仮面をつけていた。ロボプラのハルトマンも頭にヘルメット状のものをつけていた。ここまでは、「頭部に装着するもの」だ。トリデラのセクトニアは次々に寄生する体と顔を変えた。
    熊崎ディレクターは「支配する」ことを「その対象をつかむ」というように、絵で表現する。
    マホロアのマスタークラウン、セクトニア寄生後に、ポップスター全体に巻きつくワールドツリー、ロボボOPのハルトマンワークス本社。
    頭をつかむということは、頭を支配するということなのだろう。
    ハルトマンワークスに支配されたポップスターは、住民の多くが元の自分を忘れた。
    カービィを乗せたロボボもある意味「本当の自分を忘れた」存在だ。

    「本当の自分が思い出せない」……それは、「誰かが自分を支配していて、元の自分の記憶を奪ってしまったから」というのが、熊崎Dのシナリオだ。
    マホロアの場合は、カービィの勝利によってクラウンがとれた。
    マスクドデデデも、カービィの勝利によってマスクが外れた。
    メタナイトボーグも、カービィの勝利によって装備が外れた。
    セクトニアはポップスターを支配し奪おうとした者として、ポップスターから取り除かれた。
    ハルトマンも、ポップスターを元に戻すために、星の夢ごと倒された。

    どうやら一度、ポップスターの支配に成功してしまうと、元の自分には戻れないらしい。
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