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    ダークマターとデデデの危険な関係を考察



    今回は自由テーマでグーイとカービィの関係は穏やかだけど、ダークマターとデデデの関係は危険だという話をします。

    まずは、多重人格と空想の友の関係に関する文章を、『解離―若年期における病理と治療』から引用。

    正常少年の空想の友は穏やかでやさしくしてくれ、またこちらの意思次第で呼び出せた。「デブ」とか「ウンチ」などのカワイイ名前だった。正常少年は、自分の空想の友はつらい気持ちのとき(ひとりぼっちなど)に自分を助けてくれ、遊び相手になってくれると語った。
    (中略)
    多重人格性障害少年の語る空想の友の大部分は、まったくではないにしても非常に交代人格に似ていた。こちらの空想の友は「強いジェーミー」「スーパーマン」「がらがら蛇」「守護天使」「神」「悪魔」などの名を持っていて、多重人格少年には正常少年に対するのと少し違った役割で奉仕していた。
    1.救助者/慰め役/遊び相手、
    2.強力な守護者、
    3.家族の一員であった。

    解離―若年期における病理と治療



    正常少年の空想の友がいかにも小学生らしい名前なのに、多重人格者の空想の友は俗に言う「中二病」的なネーミング。
    力を求めているのがよくわかる。

    多重人格少年の、守護者としての役割を持つ「空想の友」は少年が脅かされたり、怖がらせられたときに、彼らを守る役割をした。
    恐怖と闘争心によって、少年にもうひとつの人格が現れるというパターンは少年マンガでおなじみだが、臨床の場でもおなじみらしい。超サイヤ人とかが、その例だろうか。

    正常な「空想の友」と、病的な「空想の友」を見分けるポイントがいくつかこの本に書いてある。

    病的な場合はこうだ。

    空想の友について、語る話が生々しい。
    本人が実在を確信している。
    空想の友は遊び好きでない。
    児童を脅したり、怖がらせたりする。
    児童が空想の友に操られる。
    児童本人が悪さをしたときに「空想の友」がやったという主張をする。
    空想の友に操られた結果、児童が危機におちいる。

    はいはい、ダークマターさんは、その名の通り真っ黒だね。
    ダークマターは、とりついた相手であるデデデ大王を操って、悪事を働き、危機におとしいれた。「多重人格性障害」の交代人格のひとつの典型であろう。
    実話怪談などを読むと、かなりの数の病的な「空想の友」が心霊現象として扱われている気がする。

    デデデの恐怖心の強さと闘争心の強さは、生みの親である桜井ディレクターの時点で明確だろう。
    だが、それがもうひとつの人格の出現につながるという物語は、桜井Dにはなかった。
    桜井デデデは自ら「悪人」と言われてしまうようなこともやってしまうような人物なので、「黒い人格」の必要がないのかもしれない。
    自分で仮面とかつけちゃう熊崎デデデには、本人のコントロール可能な範囲で「もうひとつの人格」を使いたいって気持ちがあるのだろう。

    下村ディレクターのデデデ本人の人格がわかるのは、星のカービィ64しかないようだ。
    それによるとまじめで意地っ張りで、カービィ達に頼りがいのある一面を見せる。
    だが、いちばん深い闇を背負っているのが、憑依体質の下村デデデ。これは、デデデ本人が白い分、暗黒物質がたまりやすいということなのか。

    グーイがカービィのお友達というより「守護者」という活躍をするのは、ゲームの終盤である。
    カービィがダークマターやダークゼロとの戦いにおいて、「こわいけど、たたかう」という気持ちになったのに、グーイが応えたのかもしれない。
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