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    アニメのカービィやデデデのしゃべりを台本から考察

    アニメ『星のカービィ』の台本を入手した。といっても、第46話 「真夏の夜のユーレイ! 後編」(脚本 国沢真理子)の一話のみ。

    それによると、カービィは「ぽよ」と「ポヨ!」が混在。
    デデデ大王の語尾は「みたいだぞい」と「ぞい」がひらがなで統一。
    エスカルゴンの語尾は「墓場でゲスか~」と「ひどいでげす~」と「ゲス」の部分がひらがなカタカナ混在。「へいか」と「陛下」が混在。
    メタナイトは台本でも普通にしゃべっていた。

    ここで、脚本と台本の違いを簡単に説明しよう。
    アニメの脚本はまず、絵コンテになおされる。その絵コンテを元にアフレコ台本は作られる。キャラクターの台詞は、脚本から絵コンテ、台本へと転写されていく。
    脚本が一字一句そのまま台本になるわけではない、アニカビ第49話 「アニメ新番組星のデデデ」は、フームが書いた脚本がプロデューサーであるデデデ大王の意向により、監督であるエスカルゴンに書き換えられるという話だった。こういうことがあると、脚本と台本にずれができる。
    台本になった段階でも、さらに修正が入ることもある。
    わたしが入手した、第46話 「真夏の夜のユーレイ! 後編」の台本も、実際にできたアニメとは違う場面が入っていた。詳しくは「国沢真理子さん脚本回のデデデとエスカルゴンの関係の考察」で。

    アニメの脚本はト書きが多めだが、戯曲の延長にある。しかし、アニメの台本はカット割りやキャラクターの動作など、言葉による映像の説明が多い。
    脚本はもちろん、台本も通常表にでないものだが、古本屋やネットオークションなどで売買されている。有名映画などでは、30万円という開始値の台本もある。
    ヤフオク! すべてのカテゴリ > 映画、ビデオ > 映画関連グッズ > 台本

    わたしが見たことがあるアニメの脚本は、『アニメ・シナリオ入門』鳥海尽三に収録されたものしかない。でも、演劇の台本と比べて、台詞にカタカナが多い印象がある。

    「ウン……」
    「うん」
    「うむッ」
    肯定のうんにしても、ウンは軽いが、曖昧さを秘めています。「うむッ」となれば、意思の強さを表しています。声優は文字によって感情を表現してくれるでしょう。
    『アニメ・シナリオ入門 』(シナリオ創作研究叢書)


    同じ言葉でも、状況や文脈を参考に、声優に違う演技してくれってつもりで、アニメ脚本というのは書き分けるものだということだよね。
    例えば、これ全部同じ台本から抜き出した台詞だ。
    「ポヨ!」
    「ポヨ~」
    「ぽよぉ~」
    「ぽょぽょ~」
    「ぽよ~」

    台本を書く側も大変だが、声優も大変だな。でもベテラン声優なら、きっとなんとかしてくれる。

    つまり、こういうことだろうか。

    カービィは主役なのに言葉をしゃべらないから、ぽよですべてを表現するポヨ!
    デデデの台詞は、まるみをおびた感じで読むんだぞい。
    エスカルゴンの台詞は時々、視聴者の耳にひっかかる感じに読むでゲスよ。

    アニメの脚本というのは、小説とはまた違う意図で台詞が書かれているのだ。
    台本を見ると二次創作小説とかで、デデデ大王の語尾を「ゾイ」にするのは、おかしいZOYということになるが、まあ、あまり気にしなくていいのでは。
    逆に小説や考察で登場人物の台詞を、台本並にカタカナひらがな混在で感情表現したら、うるさいかもしれない。

    おまけ

    この人の語尾もひらがなの「ぞい」。
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    タグ : アニカビ

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