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    夢の泉のメタナイトがカービィに剣を渡したのは、神明裁判だから説

    ※これはTwitter上で行われたカービィ版深夜の真剣考察60分一本勝負参加作品です。
    こちらの回に参加しました。このレスを見てから書き始めています。



    どうしてメタナイトは、デデデ大王に従い、スターロッドの守り手になったのか?

    1 金のため(ハルバード建設費とか、部下の給料とか)
    2 デデデ大王がナイトメアによるプププランドの危機を訴えたので、協力した

    どっちだろう?
    2のデデデ大王に協力する気になった、というのでもなぜ協力したかはよくわからない。

    その後のメタナイトのカービィに対してキャンディを投げるなどの、協力的ともとれる態度は、たぶん迷いがあったからではなかろうか。迷いの理由は以下。

    1 デデデのことが信用できなかった。
    2 デデデのいうことが正しいとは思ったが、夢を封じることが正しいのか、わからなかった。

    1はまあ、初代カービィで食べ物略奪とかやらかした後だし。ナイトメアという存在についての知識があるかとかにも左右されるだろう。デデデ大王を全く信用できなかったら、協力はしないだろうが、デデデの「夢の泉からナイトメアが沸き出した」という話も現場を見ていなければ、微妙ではなかろうか。
    2はデデデの話を信じるし、今回、彼は善意で行動しているのだろうとは思ったが、メタナイト自身も武闘派なので「ナイトメアを倒せばよいのでは?」とか考え、デデデ大王の「封じてしまえばいい」という意見に全面的に賛成できなかった。

    このカービィに剣を投げる行為が、強い剣士と戦いたいから、と解釈した方が、『星のカービィ ウルトラスーパーデラックス』以降の剣士との戦いを望む、メタナイトにはつながるのだろう。

    しかし、ここで「決闘とは何か」について考えたい。
    ヨーロッパでの古代の決闘は「どちらが正しいか決める」ために行われた。
    それは「強いものが偉い」という単純な話ではなく、「神は正しい者に味方する」という考えからだ。
    神明裁判の流れをくむ、決闘裁判の背景にはこういう宗教的な世界観がある。

    神明裁判
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A5%9E%E6%98%8E%E8%A3%81%E5%88%A4

    北欧神話を元にしたオペラ『ローエングリン』の冒頭場面は、殺人の疑いをかけられた無実の姫を助けるため、騎士が現れて代理として悪人と決闘し、勝利するというものである。
    この騎士物語的な世界観に則れば、迷いがあったものの、メタナイトはデデデ大王の側に正義があることを証明するために、カービィと戦ったが敗れた、ということになる。
    あるいは迷いなんかなく「ナイトメアを封じることがプププランドにとって正しい道! 我が剣でそれを証明してみせる! かかってこいカービィ」だったのかもしれないが。

    なお、同じく北欧神話のブリュンヒルデの物語は「英雄ジークフリートが眠っている騎士の鎧を真っ二つにきると、美しい衣をまとった姫であった。目を覚ました姫はそのまま英雄と結婚した」というようなものである。

    ブリュンヒルデ
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%B3%E3%83%92%E3%83%AB%E3%83%87

    つまりメタナイトは「デデデ大王とカービィのどっちが正しいかを、デデデの代わりに自分がカービィと戦って決める」ことにしたのではないか。

    メタナイトが剣を投げたのは、そういうルールに則った決闘でなければ、「神聖なものにはならない」と考えたからだ。
    そして彼らの世界の運命の神は、カービィに味方した。
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