デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(まとめ)

    アニメ版『星のカービィ』。
    このアニメを見ているうちに

    「一話に一回はデデデがエスカルゴンを殴る」
    「一話に一回はデデデとエスカルゴンが抱き合ったり、どちらかがどちらかにしがみついている場面がある」

    ……のではなかろうか、という素朴な疑問を抱いた。
    この作品の典型パターンは、第49話「星のデデデ」に要約されているが、これもテンプレートの一部ではなかろうか。

    そこで、100話通してのこの両者間の暴力表現と、身体的な親密さの表現について調べた。

    デデデ大王のエスカルゴンに対する、暴力表現のある回(話数表示)
    1,2,3,4,6,9,10,11,12,13,
    14,15,17,19,20,21,29,31,32,33,
    38,39,40,41,42,43,45,47,49,50,
    51,52,55,56,57,58,59,60,61,64,
    65,67,68,69,71,72,73,76,77,78,
    79,80,83,84,86,88,89,90,92,93,
    94,95,96,98

    計64話


    デデデとエスカルゴンの、身体的な親密さの表現のある回(話数表示)
    1,4,5,6,7,8,11,12,13,14,20,
    21,21,22,23,24,25,31,32,33,34,
    37,38,39,40,41,42,46,47,48,49,
    51,54,55,56,57,59,60,61,62,63,
    64,65,66,67,69,70,71,75,76,78,
    80,83,87,89,90,91,92,93,94,95,
    98,99,100

    計64話

    両方ともに、6割強で「毎回」というには遠い数字となった。しかし半分は超えているので、この作品のパターンとはいえる。
    実際に数えてみて意外だったのが、仲の良さを強調する仕草が、暴力場面並に多いことだ。
    個人的には殴ってばっかりの印象があった。でも、甘辛い関係なんだね。

    グレーゾーンがあるだろうが、リストを元に二人で抱き合っている場面も数えてみた。一方的に抱きついている場面は含まない。寝姿も含まない。(話数表示)
    5,12,20,34,42,46,51,64,66,69,
    71,89,94,95,99

    計15話

    6話に1回。一話で何回も抱き合っている話も含んでいるので、抱き合った回数はもう少し多い。

    このリストにはおそらく漏れがある。コマ送りで見ないとわからないような一瞬の場面が多いからだ。もはやサブリミナル。それに、細かい解釈の違いはあるだろう。

    重複は今回カウントしていない。一話のうちに何回も殴っていたり、何回もしがみついていたりする話があるから、100話で100回以上殴り、また触れあったんじゃないかなとは思うが、グレーゾーンの処理が面倒。
    また、オープニングにも暴力表現はある。後期のオープニングでは、デデデがエスカルゴンを叩いている。次回予告でも殴られたりしているが、カウントは本編のみ。なお、特別編のエビゾウ回にも、エスカルゴンに対する暴力がある。

    エスカルゴンが殴られていない回もあるが、その時はワドルドゥ隊長あたりがデデデにはね飛ばされていたりする。「デデデが、敵ではない人物に暴力をふるう場面」と定義してカウントした方が、アニメ版デデデの傍若無人さがよくわかったかもしれない。が、それは補足として、まずはこのままで。

    リストにはグレーなものも記載したが、疑わしきはカウントしない。爆発などで折り重なって倒れたような場合は、意図的な接触ではないのでカウントしなかった。
    でもデデデとエスカルゴンが、折り重なって倒れているような場面も8回ほどある。しかしそれだけがあるような回は2回ほどだから、あまり上の数字には影響しない。他のキャラクター達だと吹き飛ばされても、体が接触したりしないのが普通。それがあるとしたら、村長夫妻のような夫婦同士とかだ。爆発とはいえ、いきなりデデデの上にメーベルが乗っていたら気になるだろう。
    また落下や爆発でのっかっている時は、暴力に見えるときと間抜けに見えるときと仲良く見えるときがあるから、どっちにカウントするか迷う。

    色々見てみたが、毎回違うポーズでくっついているらしい。寝姿なんて、競ったように違う。こぶしとハンマーが基本の暴力表現にも、バリエーションがある。魔獣召喚場面のようにバンクでいいような気がするが、数秒の場面も丁寧に作画されている。
    こういう細かい場面は脚本家だけの表現ではなく、監督や演出や作画担当者の手によるもののような気もするが、このリストには脚本家のみ記載。作画の担当について、詳しくはウィキペディアの星のカービィ (アニメ)で。

    脚本家によって、表現の好みというのはやはりある。

    上記に関連して、爆発や落下での身体の接触を調べてみたが、11話、27話、48話、56話、69話と山口さんの回に多め。27話ともみ合いでおんぶになった69話以外エスカルゴンがデデデの上に落ちている。46話と76話は国沢さんで、デデデがエスカルゴンの上に乗っている。78話のあんのうんさんの回は、全体の話にそい「エスカルゴンがデデデによってひどい目にあう」場面で、エスカルゴンがデデデにつぶされる感じ。吉川監督は98話と100話でエスカルゴンが上。
    落下とは違うが、第19話の野添さんの回で、カスタマーに使用料を請求されて、デデデがひっくり返り、エスカルゴンを下敷きにする場面がある。
    エスカルゴンが上の方が、コミカルな感じがするな。下だと虐げられている。
    ……もしかしてどっちが上にのるかの感覚に、脚本家の性差って影響しているのだろうか。

    なお、エスカルゴンからデデデに対するハンマーでの暴力は、第32話 「歯なしにならないハナシ」 脚本 国沢真理子 と、第41話 「メーベルの大予言! (前編)」 脚本 吉川惣司 と、第55話 「ある愛のデデデ」脚本 あんのうん の3話。他には第11話 「宮廷シェフ・カワサキ」 脚本 山口伸明 の胡椒投げ。第57話 「パイを笑う者はパイに泣くぞい!」脚本 あんのうんのパイ投げ。
    暴力それ自体が目的ではないが、苦痛を味わわせているものとして、第59話 「最強番組直撃! 晩ごはん」脚本 野添梨麻の唐辛子、第86話 「弟子対決! コックナゴヤ」脚本 あんのうん の同じく唐辛子がある。
    なお、第12話 「デデデ城のユーレイ」 脚本 国沢真理子 は直接殴っているわけではない。

    グレーゾーンがあるので微妙だが、デデデとエスカルゴンの悪事の共犯以外での、お互いをかばったり助けようとする仕草や行動について列挙しておこう。
    第1話 「出た! ピンクの訪問者」脚本 吉川惣司 のデデデによるエスカルゴンのおんぶ。第41話 「メーベルの大予言! (前編)」脚本 吉川惣司 でデデデが片手で、エスカルゴンを下がらせる。
    第77話 「ロイヤルアカデデデミー」脚本 吉川惣司 で、光線銃を撃ちまくられて逃げるデデデを、エスカルゴンが「陛下 こっち」と柱の陰から手招きしている。
    第99話「撃滅! ナイトメア大要塞」脚本 吉川惣司 でエスカルゴンが、デデデを背後にかばう。
    第61話「肥惨! スナックジャンキー」脚本 国沢真理子でエスカルゴンが、デデデを引っ張って逃げようとする。
    第56話「わがままペットスカーフィ」脚本 山口伸明で、「陛下 がんばって」とスカーフィに対し、ハンマーをふるうデデデの陰に、エスカルゴンが隠れている。その後、カービィに吸い込まれそうになったデデデを、今度はエスカルゴンがひっぱる。デデデがエスカルゴンを、おんぶしながら城の壁にのぼっている。
    第60話「宝剣ギャラクシア!」脚本 山口伸明で、シリカに攻撃され、こげたエスカルゴンをデデデがつかんで車に乗せ、二人で逃げようとする。
    第69話「ウィスピーの森のエコツアー」脚本 山口伸明で、二人で川に落ち、エスカルゴンがデデデを岸に引っ張り上げる。炎にまかれながら、火事場の馬鹿力でデデデをおんぶして逃げる。
    第88話「はだかのエスカルゴン」脚本 あんのうんで、「悪魔よ 去れ!」とマイマイゴンにハンマーを構える。
    第95話「デビル・カービィ!」脚本 あんのうんで、車にひかれかけ、デデデがエスカルゴンをかばいながら逃れる。その後、「陛下を助けて」とエスカルゴンがカービィに土下座。
    節目の回や、その脚本家の最後の担当回で多くなるのは、ハッピーエンドに持って行こうとしているんだろうな。

    デデデとエスカルゴンが一緒に眠っている場面は、8話で9カ所ある。
    最初は第14話 「夢枕魔獣顔見勢」脚本 吉川惣司で、間にもう一人寝られそうな、距離のある寝姿だ。
    第20話 「さよなら、雪だるまチリー」脚本 辰宮成彦 では、雪に埋まった後、うつぶせの状態で二人で抱き合って眠っている。
    第41話 「メーベルの大予言! (前編)」脚本 吉川惣司では、デデデにエスカルゴンが寄り添っての寝姿。
    第46話 「真夏の夜のユーレイ! (後編) 」脚本 国沢真理子では、幽霊屋敷に泊まったデデデとエスカルゴンがひとつのベッドで寝ている。それはエスカルゴンがデデデに抱きついての寝姿。同じ話で焼け跡でお互い寄り添って寝ている。
    第48話 プププランド観光ツアー  脚本 山口伸明では、寝不足のデデデとエスカルゴンがバスで寝ているとき、エスカルゴンはデデデの膝をまくらにして寝ている。
    第71話 「密着! ホエール・ウォッチング」脚本 柔美智ではデデデがエスカルゴンの殻を枕にしての寝姿。
    第91話「爆走! デデデス・レース (後編)」脚本 野添梨麻ではデデデが丸まったエスカルゴンを抱えての寝姿。
    第99話 「撃滅! ナイトメア大要塞」脚本 吉川惣司では殿様デデデと脇息(肘掛)エスカルゴンの寝姿。
    この二人は人前でくっついて眠っていることが多い。


    雑多な印象を与えるだろうが、ここにメモっておく。
    デデデがエスカルゴンのひげをひっぱる仕草は、あんのうん脚本の回に二回。他にはない。
    エスカルゴンがデデデのお腹をひじでつっつくのは、あんのうん脚本の回に二回。他にはない。
    デデデがエスカルゴンの肩に腕を回すのは、国沢脚本の回に二回。他にはない。肩をだきあっている、という表現なら、野添回に一回。

    リストは別ページ。

    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(第1話~第50話)
    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と身体接触場面のリスト(第51話~第100話)

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