スポンサーサイト

    上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
    新しい記事を書く事で広告が消せます。

    シンイマミヤの赤い雨

    こう聞いて、ブロッケンJrでなく、ジェイドを思い出してしまう人はきっと少ない。
    これは、さる2005年7月23日に行われた、ザ・プラン9のライブイベントの名称です。
    わたしは見ていないので、以下に書き連ねる文章はよそさまのライブレポやブログその他を参考にしております。
    興行が行われた、デルフィンアリーナの最寄り駅のひとつが、新今宮なので、こういう名称なんでしょうね。
    ザ・プラン9は、お~い!久馬、鈴木つかさ、浅越ゴエ、灘儀武、ヤナギブソン、そして影の構成員・覚王山の6人からなる吉本興業所属の演劇的お笑いユニットです。
    このプラン9とケンドーコバヤシが組み、大阪プロレスからはスペル・デルフィン、ビリーケン・キッド、タイガースマスク、ラ・内田、小山レフェリーが出演しました。
    これにバッファロー吾郎の木村と竹若の二人と、りあるキッズの安田を、ゲストとして加えたようです。

    つまり出演者は、

    お~い!久馬 
    鈴木つかさ
    浅越ゴエ
    灘儀武
    ヤナギブソン
    覚王山

    ケンドーコバヤシ
    りあるキッズ安田
    木村明浩
    竹若元博

    スペル・デルフィン
    ビリーケン・キッド
    タイガースマスク
    ラ・内田
    小山良

    ……と、なります。
    ずいぶん、たくさん人が出ていませんか? 合計15名ですよね?
    ここまで本格的にやるなら、ぎゅうぎゅうにつめても300人強のデルアリじゃなく、700人が入るIMPホールでやれば良かったのに。まあ、実験的試みというのもあるんでしょうが。

    ネットで読んだ範囲では、初めてプロレスを生で見たが面白かった、と言っている人がこのイベントの観客には多いみたいなので、大阪プロレス的には知名度アップ狙い、新規客層開拓として、意味があったんではないでしょうか。これで普段のお客が増えたかどうかは怪しいですが、減るわけでもないでしょう。

    このイベントについて、「いまだかつてないほど異例の、お笑いとプロレスという全く違うジャンルの組み合わせ」というように書いてあるサイトがありました。
    え?
    お笑いとプロレスの融合ってそんなに斬新?
    ケンドーコバヤシが大阪のリングにあがるのは、はじめてではないし、9月の話になりますが、ハッスルではお笑い芸人のレイザーラモンHGがリングに上がりましたよね?
    つか、いつでも大阪プロレスはお笑いをやっていますって、そうか、プロレスを生で見るのは初めてという人にはわからないか。
    って、わたしも全然詳しくないからこそ、「プロレスってリングの上でベタなギャグをやるんでしょ?」というキン肉マンを愛読して、大阪プロレスを見ている人間しかそんな風に思わないという激しい勘違いをしている訳なんですが。
    でも、女子プロの選手が一休さんにコスプレして笑いを取る、長与千種プロデュース興行とか、ユージンがボケをかますWWEを見ていると、自分のこの誤解が今後訂正される気がしません。

    確かに、昔の新日本プロレスとかだと自らをリアルファイトと称し、全日本プロレスやアメリカのプロレスをショーとする対立構造がありましたから、観客が笑うような試合はプロレスの真剣さを損なうとされていました。
    プロレスに笑いを持ち込むべきではない、という時代は確かにあったのでしょう。
    資料的にはそういうことも知っていますが、実感はわきませんねえ。

    総合格闘技が真剣勝負、プロレスがショーということになった時、プロレスの興行をする人たちの中に、「よし、演劇やサーカスのように笑いをとろう!」という発想が芽生えること自体は当たり前なんですが、急展開ではありますね。
    大阪プロレスは、吉本興業と提携しているはずなので、今後もこういう融合イベントはあるかもしれません。
    ちなみに吉本興業は1960年代にもプロレスの興行を手がけていたことがあります。

    それに、お笑いとプロレスの融合は、キン肉マンが25年前に果たしてるし。(なんか違う)
    ただ、プラン9のこのイベントの場合、レスラーにかなり本格的にお芝居をさせているみたいなんですよ。そういう意味では、画期的?
    Vシネマにレスラーを出すのだったら、よくあることなんでしょうが、ライブでお笑い芸人の書いた脚本通りにレスラーが演じるとかいうのは、やはり斬新でしょうね。社長のデルフィンさんが「4試合もある」「やるだけやるが無理やぁ~」とブログで言っておられました。いくらお芝居の一場面でも生で一日4試合はすごい脚本だと思いますが、やりとげられたようです。普通、レスラーは一日1試合で、2試合でも連戦で大変だね、と言われます。ほとんどがプロレスは初めてのそして満員のお客さんの前で手は抜けないでしょうし。
    きちんとしゃべれる人ということで、デルフィン、ビリーケン、タイガース、ラ・内田という人選になったんでしょうか。まあ、二代目えべっさんとか、食いしんぼう仮面とか、プロレスラーに見えないし。無頼漢はヒールだから、こういう和やかな場は似合わないだろうし、そもそもブラックバファローは、キャラ被りの可能性があるし!

    なお、その日のリング(舞台)にあがったタイガース選手のブログにこの日の様子が簡単に記されていました。

    満員のお客さん(ほぼ若いお姉ちゃん)の前で堂々とキン肉マンネタで勝負。キン肉マンを知らないであろう新人類を相手に笑いをとる皆さんの目はギラギラ輝いていました。

    すげえ。
    でも今日来てくれた人の何人が「新今宮の赤い雨」というタイトルで血の温度をあげれたのか。
    そのへんの現実はさびしいですかね。

    でも通用させる実力があるから大成功するんですね。

    タイガースマスクの大阪首都化計画:新今宮の赤い雨。



    お笑い芸人がプロレスのリングに上がったら、とりあえずキン肉マンネタで笑いをとろうと考えるのは、あたりまえのようにも思うけれど、25歳より下の女性相手にはきついか。
    プラン9のファンの人のサイトには、なだぎというプラン9の人の変装を「ナチスの軍服を着ていた」と説明しているサイトもありました。
    いや、別に間違っていないけど、それ、肉ネタだから! というか、コスプレだし!
    ちゃんと(?)「ブロッケンJrの格好」と書いた他のプラン9ファンのサイトもあったのですが……しかし、この説明だと逆にどんな格好だかは、わからんな。
    ブロッケンJrを知らない人たちを相手に、「シンイマミヤの赤い雨」で勝負しようというプラン9の方々はすごいですね。タイガースさんに同意です。
    2年前のわたしが見ても、「あれがアシュラマンであれがラーメンマン、あれがザ・ニンジャで、あれがバッファローマン、頭にオムライスがのっているのは、たぶん、カレクックが元ネタ」なんてこたーわかんなかったでしょうから、本当に勇気があると思います。旬が10年以上前に過ぎているネタだよな。
    しかし、超人血盟軍-アタル+ラーメンマン(とカレクック)というキャラ選択か。演じている方が豪華なのか、演じられる方が豪華なのか、よくわからない芝居だな。アシュラマンもどきさんは、動かない4本の腕が邪魔でリングインに手間取ったらしい。

    ちなみに個人的にひっかかったのは、タイガースマスクのブログに寄せられた、以下の読者コメントです。

    『キン肉マン』懐かしい~。
    知らない世代が増えているとは、わいが年を取る訳や。
    ゆでたまご先生は、何しとんかいな。
    新作でも描いとるんやろか。



    『キン肉マンII世』のファンとしては、ここらへんはさびしいですね。うっうっ。

    プロレスがショーになって、プロが生でキン肉マンのパロディができる時代になったんですね。
    スポンサーサイト
    コメント
    コメントの投稿
    管理者にだけ表示を許可する

    上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。