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    ポップスターの正体は?

    今回はこちらの企画に参加させていただきました。



    ポップスターは星形をしている。これはふつうはありえない。

    地球や金星や火星などの太陽系の惑星はなぜ「丸い」のか。
    それは重力による。
    まだ熱かった時代の半分液状の地球はくるくるまわりながら、球形になっていった。
    その時に噴火や隕石で高い山ができても、下に流れ落ちてなだらかになってしまう。

    しかし太陽系の星でも小惑星と呼ばれる小さな星たち。それらは熱くもなれず、大きな重力も持てなかったので、変わった形のまま宇宙を漂っている。
    有名なのでは「はやぶさ」の探査した、小惑星イトカワが「落花生」や「ラッコ」といわれるような形をしている。

    つまり天文学上の常識に従えば、考えられる可能性は大きくわけて以下の二つ。

    1 ポップスターは誰かが人工的に作った。
    2 ポップスターはすごく重力が小さい。


    1の説を検討してみよう。

    すごくきれいな星形なので、実はポップスターは宇宙船だった。

    どこかの滅びかけた星の人々が、平和な楽園を夢見て建設。様々な生き物をつめた箱船として、あの場所にたどりついた。あるいは、遺伝子操作の実験をするための隔離施設だった。集められた生き物たちが、研究者達がいなくなった後、自活している。

    SFならよくある設定だ。

    この説だと「夢の泉とスターロッド」など、不思議なものは「全て古の科学者達が作った」で説明がつくので、便利だ。


    2の説を検討してみよう。

    重力が小さいと考えると、カービィ達が地球上の常識では不可能な動きをするのも納得がいく。きっと重力が地球の20分の1とかだから、空気を吸っただけでもふわふわ飛べる。

    これも『ドラえもん』など、SFでよくある設定だろう。

    この説だとゲーム中のカービィの動きの説明がつく、ような気がする。
    物理学レベルで異世界のような気もするけど。
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    ダークマターとデデデの危険な関係を考察



    今回は自由テーマでグーイとカービィの関係は穏やかだけど、ダークマターとデデデの関係は危険だという話をします。

    まずは、多重人格と空想の友の関係に関する文章を、『解離―若年期における病理と治療』から引用。

    正常少年の空想の友は穏やかでやさしくしてくれ、またこちらの意思次第で呼び出せた。「デブ」とか「ウンチ」などのカワイイ名前だった。正常少年は、自分の空想の友はつらい気持ちのとき(ひとりぼっちなど)に自分を助けてくれ、遊び相手になってくれると語った。
    (中略)
    多重人格性障害少年の語る空想の友の大部分は、まったくではないにしても非常に交代人格に似ていた。こちらの空想の友は「強いジェーミー」「スーパーマン」「がらがら蛇」「守護天使」「神」「悪魔」などの名を持っていて、多重人格少年には正常少年に対するのと少し違った役割で奉仕していた。
    1.救助者/慰め役/遊び相手、
    2.強力な守護者、
    3.家族の一員であった。

    解離―若年期における病理と治療



    正常少年の空想の友がいかにも小学生らしい名前なのに、多重人格者の空想の友は俗に言う「中二病」的なネーミング。
    力を求めているのがよくわかる。

    多重人格少年の、守護者としての役割を持つ「空想の友」は少年が脅かされたり、怖がらせられたときに、彼らを守る役割をした。
    恐怖と闘争心によって、少年にもうひとつの人格が現れるというパターンは少年マンガでおなじみだが、臨床の場でもおなじみらしい。超サイヤ人とかが、その例だろうか。

    正常な「空想の友」と、病的な「空想の友」を見分けるポイントがいくつかこの本に書いてある。

    病的な場合はこうだ。

    空想の友について、語る話が生々しい。
    本人が実在を確信している。
    空想の友は遊び好きでない。
    児童を脅したり、怖がらせたりする。
    児童が空想の友に操られる。
    児童本人が悪さをしたときに「空想の友」がやったという主張をする。
    空想の友に操られた結果、児童が危機におちいる。

    はいはい、ダークマターさんは、その名の通り真っ黒だね。
    ダークマターは、とりついた相手であるデデデ大王を操って、悪事を働き、危機におとしいれた。「多重人格性障害」の交代人格のひとつの典型であろう。
    実話怪談などを読むと、かなりの数の病的な「空想の友」が心霊現象として扱われている気がする。

    デデデの恐怖心の強さと闘争心の強さは、生みの親である桜井ディレクターの時点で明確だろう。
    だが、それがもうひとつの人格の出現につながるという物語は、桜井Dにはなかった。
    桜井デデデは自ら「悪人」と言われてしまうようなこともやってしまうような人物なので、「黒い人格」の必要がないのかもしれない。
    自分で仮面とかつけちゃう熊崎デデデには、本人のコントロール可能な範囲で「もうひとつの人格」を使いたいって気持ちがあるのだろう。

    下村ディレクターのデデデ本人の人格がわかるのは、星のカービィ64しかないようだ。
    それによるとまじめで意地っ張りで、カービィ達に頼りがいのある一面を見せる。
    だが、いちばん深い闇を背負っているのが、憑依体質の下村デデデ。これは、デデデ本人が白い分、暗黒物質がたまりやすいということなのか。

    グーイがカービィのお友達というより「守護者」という活躍をするのは、ゲームの終盤である。
    カービィがダークマターやダークゼロとの戦いにおいて、「こわいけど、たたかう」という気持ちになったのに、グーイが応えたのかもしれない。

    天女に恋した男、キリコ -装甲騎兵ボトムズと七夕伝説の共通点

    こちらの企画に@hosiniiru として参加させていただきました。




    装甲騎兵ボトムズの物語冒頭で、ガラスケースに入ったフィアナと、キリコが目を合わせる。
    これはガラスケースの中の眠り姫を、目覚めさせる王子様の図である。また、水の中の裸体は羊水の中の胎児のイメージでもあろう。
    だが、羽衣伝説において、裸で水浴びしている天女に出会う人間の男にも似ている。

    ボトムズの世界では、天女の羽衣に相当するものは、鉄の塊であるアーマードトルーパーである。このATがフィアナを人間以上の存在たらしめる。第11話「逆襲」では、それをキリコに奪われてフィアナはキリコと一緒に過ごすことになる。

    しかし第13話「脱出」で、フィアナは私は人間ではないので、あなたと一緒に過ごすことはできないという意味のことを言って、天上(宇宙)に帰ってしまう。

    天女の父が難題を出す七夕伝説は、羽衣伝説の後日談のパターンのひとつである。天女を追いかけて天上まできた人間の男は、天女の父に難しい仕事をいいつけられ、天女の助言を得るもそれに失敗してしまう。多いのは瓜を縦に割らずに横に割ったので、大量の水があふれそれが天の川となり、天女と下界からきた男は一年に一度しか会えない夫婦になってしまう、という話だ。

    ボトムズでは「花嫁の父による難題」は、ボロー達が「イプシロンを倒せたらフィアナをやろう」的な態度をとることで表現される。たとえ、そのような約束が事前になくとも敵である王の繰り出した化け物を倒して、王女をひっさらっていく勇者は多い。
    事前に約束がなく、王女の助けで勇者が化け物を倒す話では、ギリシア神話のイアソンと王女メディアが有名だろう。

    このようにボトムズの前半は、「天女の水浴びを見た下界の男が、最初は欺くことによって彼女を手に入れるが、天女は天へ帰る。しかし下界の男はなおも彼女を追い求め、天女の父親の差し向けた魔物を倒すことによって、天女を手に入れる。しかし二人の関係は不完全である。」という羽衣伝説に似た物語構造を持っている。

    キリコの誕生日は、七月七日だという。
    七夕伝説は愛し合うふたりが、七月七日しか会えない切ない物語だ。最終回で満天の星空を見ながら眠りにつくフィアナとキリコにも、地上での愛をかなえられなかった切なさがある。


    ↓七夕伝説がどういう話なのかわかる参考サイト

    たなばたさま
    http://yomukiku-mukashi.com/tanabata.html

    七夕 ウィキペディア
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E5%A4%95#.E7.B9.94.E5.A5.B3.E6.98.9F.E3.81.A8.E7.89.BD.E7.89.9B.E6.98.9F.E3.81.AE.E4.BC.9D.E8.AA.AC

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