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    アニメ版『星のカービィ』ではデデデ大王の敬称は陛下

    アニメ版の『星のカービィ』ではデデデ大王は、ほんの初期だけ「大王様」と呼ばれ、後は「陛下」と呼ばれている。

    「イギリスの女王様」というのと、「英国女王陛下」というののどっちが正しいかと言ったら、後者だろう。ただ、子供向けのアニメやゲームでは前者でもいいかも。
    しかしここが日本のせいか、「天皇様」って聞かないな。でも 皇后陛下は多くの場合美智子様、皇后さまと書かれている。民間出身であられるのも関係しているのだろうか。もちろん、宮内庁のサイトでは「皇后陛下」だ。

    陛下は国王への敬称で、英語の三人称ではHis Majesty. 二人称としてはYour Majesty. デデデ大王陛下はHis Majesty King Dedede.
    Majestyの意味は威厳。「彼」と言わずに「彼の威厳」というのは、一種の間接表現。
    偉大な存在を名無ししては、失礼だという感覚から。
    日本でも「みかど」というけど、この語源は「御門」(立派な門)。
    デデデ大王っていうより、「丘の上の方(アニメ)」とか「山の上におわす方(ゲーム)」とかいった方がなんだか、敬意を感じないかな?

    国王に陛下という敬称がつくのは、とても正しいのだけれど、ゲームのデデデ大王の地位は明確ではないせいか、陛下とは呼ばれないらしい。
    今更ゲームのデデデ大王に陛下という敬称がついたら、日本語として正しくともファンから文句が出そうだよね。

    ゲーム版のデデデは「大王様」の他に「旦那」と呼ばれたりするらしい。
    たぶん、「パトロン」とか「お金持ち」程度の意味だろう。
    旦那 語源由来辞典
    それはそれで、財力がある理由が謎ではあるな。

    デデデ大王の側近、エスカルゴンの正式な地位はなんだろう。デデデが「秘書のせいぞい」とか言っている場面はあるが、閣下の敬称は大臣以上の地位の高い相手につく。
    具体的には大統領,首相,閣僚,大使への敬称。
    英語では閣下はHis Excellency.
    大王に次ぐ地位の正式名称って、プププランドではなんだろう。
    「大王秘書」が実質的に宰相を意味してるのかな?
    なお、名前の前につく「ドクター」は敬称である。フームも最初の頃は、エスカルゴンに敬意を払っていたんだね。

    吉川監督の小説『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ』や評伝『メアリー・アニングの冒険』は、どっちも「閣下」がたくさんでてくる本だった。軍の上層部や貴族の世界をも描写している本だったからね。
    吉川惣司監督にとっては、「大王様」ではなく「陛下」と呼ぶのも、見ているお子様への教育のうちなんじゃなかろうか。

    ちなみに我が国では天皇陛下の秘書にあたる職は「侍従」という。トップが「侍従長」で、次が「侍従次長」、さらに7人の「侍従」がいて、他に「女官」や「侍医」その他含めて80名ほど。
    私的な面にも関わる存在であるが故に、宮内庁の生え抜きばかりではなく、天皇陛下のご学友が選ばれたりするらしい。参考『天皇陛下の全仕事
    しかし「じじゅう」と言われて理解する子供はいないだろうな。ことによったら親もわからない。

    女性王族がいないせいか「女官」に相当する職の人は、デデデ城にいないんだね。

    メタナイトの地位は騎士だからメタナイト卿。英語ではSir.
    身分的には大臣の娘(貴族の姫君)であるフームの方が高かったりしないのだろうか。ちょっと気になる。
    騎士というものは、語源としては馬に乗る熟練兵なんだけど、ププビレッジに馬はいないようだ。代わりに車に乗ったりしているな。
    国や時代にもよるが、騎士というものは、先輩に習い、後輩に教えるものである。
    『スターウォーズ』のジェダイの騎士とかそうだよね。
    だからアニメ版で、メタナイトが「カービィの師匠」の役なのは正しいのだろう。

    参考資料 
    閣下で外務省サイト内を検索
    国際儀礼(プロトコール) ~伝統的な国家間のマナー
    英和・和英:Majestyとは
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    アニメ『星のカービィ』を見て、カタツムリの解剖図を検索してみた

    私は生物番組を見るのが好きなので、NHKの『ダーウィンが来た!』も前からよく見ているのだが、耳を澄ましてもスタッフロールを見ても、ヒゲじいの声優さんとエスカルゴンの声優さんが同じ龍田直樹さんだとは信じられない。

    さて、今回はアニメ版『星のカービィ』の88話「はだかのエスカルゴン」を見た人の多くが抱く疑問、「カタツムリの殻の中はどうなっているのか?」その他についての生物学的考察。

    私は子供の頃に殻の破片をつけながら、はっているカタツムリを見たことがある。
    その記憶では、殻が割れているカタツムリは、ナメクジにこぶがついたような形状だった。
    背の平らな、なめくじに殻をのせても殻が転がり落ちてしまうだろうから、殻の中にもある程度身があるんだなと子供心に思った。
    その後、忘れていたので「カタツムリの体はどうなっているのか」を旺盛な知識欲にかられて検索してみた。

    というわけで、カタツムリの解剖図。
    でもこの解剖図だと、自分は最初、呼吸口の位置を誤解してしまったので、図書館に行って子供用のカタツムリの観察本を借りてくることをおすすめする。

    それで、カタツムリの解剖図等を見たりして、疑問に思ったりわかったりしたことをいくつか。
    さらに、2016年4月はじめから、カタツムリを飼い始めて知ったことを元に加筆修正。
    文中の写真はすべてうちのカタツムリ(ウスカワマイマイ)。
    カタツムリ飼育日記(4月分)



    エスカルゴンの脳はどこにあるのか。
    現実のカタツムリは目の根元であり、口の後ろである部分に脳がある。見て想像できる位置だ。
    しかしエスカルゴンは口が大きいから、そこにあるとなると脳が小さくないか?
    でも、63話でカゼになった時は、うつぶせになり、目の根元、上あごの後ろの上の部分を冷やしていた。
    どうやらカタツムリ準拠らしい。
    手塚治虫が『火の鳥』で描いた「人間並みの知能を持ったナメクジ」は、頭の部分に大きな脳があった。『南国少年パプワくん』の巨大カタツムリ、イトウくんの脳も、目の根元の口の後ろあたりにあるのだろう。
    なお、デデデの脳がどこにあるかは、83話のMRI写真で人と似たような位置にあると判明済み。

    カタツムリには耳がなく、音は聞こえない。カタツムリには蝸牛はない。
    第31話でヘッドホンを目の脇にはめているので、エスカルゴンの耳はそこなんだろう。しかし目の脇の肉は、目玉を動かす筋肉しかなさそうな薄さ。ずいぶんと、小さな隙間におさまっている耳だな。
    参考『カタツムリの謎

    カタツムリの呼吸口は、ものを食べる口とは別で、殻の入り口にある。呼吸する口を地面につけていたら、息苦しそうなので、そういう作りなんだろう。エスカルゴンはものを食べる口をふさげばしゃべれないし、マスクもその口にしていたので、ものを食べる口と呼吸する口はあの姿に進化する過程でひとつになったらしい。あと、カタツムリはしゃべらない。鳴き声も立てない。エスカルゴンの場合、やはりあの細いのどに声帯があるのだろう。
    ↓カタツムリの呼吸口。クリックで拡大。
    IMG_39841.jpg


    カタツムリの歯は歯舌といい、舌と一体化している。これで主に植物をけずりとって食べる。エスカルゴンは雑食に進化する過程で、舌と歯がわかれたようだ。
    参考 カタツムリの生活

    カスタマーが「エスカルゴン閣下はナメクジ閣下に退化されたので?」と聞いているが、生物学的にはカタツムリが進化してナメクジになる。貝なのに殻を捨てるとか、勇気ある進化だな。

    カタツムリは巻き貝なので、殻は平たく見えても多少は円錐状になっている。さざえの殻と同じ。
    殻のとがった方を上にして右巻きとか、左巻きとか区別する。
    エスカルゴンの殻は完全な左右対称。

    エスカルゴンの殻の口の位置が現実のカタツムリと逆。巻き貝の殻口の部分は頭側にある。でもエスカルゴンを見ると足側にあるんだよね。殻の中にもぐる時に、もぐりにくそう。こういうデザイン部分はエスカルゴンには腕があるとか、そういう擬人化とは別に生物学的に正しい方がよかったのでは。
    新・ざわざわ森のがんこちゃん』のツムちゃんは殻の口が頭側にある。さすがはNHKの教育番組といったところか。そして気のせい程度に殻が非対称で、右巻きのカタツムリらしい。
    殻の口が頭側っていうのはこういうこと↓
    IMG_40001.jpg

    エスカルゴンの体って、殻に入る部分の肉がらせん状になっていて、奥の方というか、先の方は主に内臓で色が濃いとかそういうのでは?
    さざえの壺焼きでも、先の方は肝だよね。
    IMG_37281.jpg
    だからハンマーで殻をまっぷたつにたたき割ったら、内臓へのダメージがでかそう。現実のカタツムリなら致命傷だな。
    ちなみにエスカルゴ料理では内臓の部分は取り除いて、肉の部分だけを食べる。

    カタツムリは強力な組織再生能力を持っている。しっぱを切っても再生する。人体再生のためにカタツムリを研究している人もいる。実はエスカルゴンは、ケガがなおりやすいという、特技を生かした職についているのかもしれない。
    参考 カタツムリのシッポ切り
     組織再生・再生医療とは - 東京薬科大学 生命科学部

    貝類の多くの血は透明に近いブルーである。カタツムリの血もそうだ。つまりエスカルゴンも、もしかしたら血が透明なのかもしれない。
    参考 カタツムリに血液は流れているの

    ハンマーで殻を割られたときには、実はかなり出血していたが、透明なので本人以外には見過ごされたとか、そういう可能性も。
    参考 ホタテガイは血があるのか?

    まあエスカルゴンの口の中が赤いのは、人と同じで粘膜では赤い血の色が透けているからだろうと思われる。
    また顔を赤らめている(顔の表面に普段より多く血が流れていることによると思われる)描写が多いので、進化の過程で血が赤くなったんじゃないかな。
    なお、現存の貝類にも血が赤い種類はいる。赤貝などがそれだ。
    参考 アカガイ マルハニチロ

    現実のカタツムリは寝るときに殻に入って寝る。そうして敵や乾燥から身を守るのだ。
    乾燥しているときや冬眠、夏眠の時は膜を張って眠る。しかし環境が悪くないときは、足を少し出した状態で寝ていることもある。
    ↓飼育下のウスカワマイマイの寝姿(ガラス瓶にはりついている)
    IMG_40841.jpg
    しかしエスカルゴンは殻にまったく入らずに寝るよな。お肌が荒れそう。
    ちなみにペンギンはお腹を下につけた、うつぶせの姿勢で寝る。でもデデデがそうやって寝ていると、やられポーズにしか見えないだろうな。
    参考 ペンギンの日々と一生

    カタツムリは夜行性である。鳥などの天敵が活動しない時間帯であること、昼だと肌が乾燥しがちなことなどが理由らしい。
    参考『カタツムリの謎
    私が飼育しているカタツムリは、室内だからか、昼間でも活動していたりするが、日向に置くとおくとえさの白菜やレタスの陰に隠れる。
    テラスで日光浴するカタツムリは、斬新ってことか。エスカルゴンは肌にクリームでも塗っているのだろうか。それとも自前のぬるぬる粘液で乾燥をふせいでいるのだろうか。カタツムリの粘液には肌を乾燥から守る働きがあり、これを利用したのがカタツムリクリームらしい。だが、市販のそれにはどんだけカタツムリ成分が入ってるのだろうか。

    カタツムリの殻は、サザエなどの海にいる貝に比べて薄い。海の中だと浮力が味方するので、軽い力でも重い殻が動かせる。デデデがハンマーでサザエの殻を叩いてみても割れなかったのは、正しい描写と言えよう。

    カタツムリは殻の小さなひびを自分を修復できる。
    カタツムリ 日高敏隆には、ウスカワマイマイの殻にかなり大きな穴をあけて、それが修復される様子を撮影した写真が載っている。それを見ると、最初にデデデに開けられた程度の穴なら、なおる気がする。
    エスカルゴンが背負っているおおきな殻も、エスカルゴン自身が外套膜の機能で、自らの殻をつくり、成長させているわけで、その能力があれば修復は出来るだろう。88話のような破片が揃っている状態なら、マスキングテープやガムテープで貝殻を固定したまましばらく安静にして、カルシウムのふくまれている食物をとれば、エスカルゴン自身の粘液で殻が修復されたんじゃなかろうか。人間の骨折と同じような感じ。エスカルゴン自身もそれを忘れているのか、ずいぶん悲観しているが。まあ問題は殻が割れたことよりも、デデデが殻をはがそうと追い回しているってことなんだろうけど。ちなみにデデデがたたいた殻の後ろ斜め上あたりに、普通のカタツムリの心臓がある。ウスカワマイマイだと、半透明の殻をすかして心臓が脈打っているのが見える。エスカルゴンの心臓も同じ位置にあったとしたら……。
    参考リンク でんでんむし 2.貝殻の形の多様性

    カタツムリの目は明暗がわかる程度だと考えられている。文字が読めるエスカルゴンの目は高性能だな。
    それから、カタツムリの目にはまぶたがない。目を閉じるときには、目を引っ込める。
    エスカルゴンは目を引っ込める機能が退化して、まぶたが発達したということに。

    デデデがよく握っている、エスカルゴンの目の下の部分は、カタツムリでは大触覚という。

    エスカルゴンのひげは、カタツムリでいうと小触覚の部分じゃなかろうか。つまりあのひげで味やにおいを感じている可能性がある。まあ花粉症やカゼの時の鼻水は、口の上の目に見えない穴から出ていたけれどね。33話でもそのあたりをつまんでいたような。

    人間は止まっている絵を連続して見せられると、それを動いていると認識する。これがアニメーションの原理だ。人間の目には1秒に15枚の絵があれば動いて見える。しかしそれは時間分解能が15Hzの人間だけのことだ。
    「ヒトの時間分解能は15Hz(1秒間に15回)から60Hz、ハエなどの昆虫では150Hzほどと言われています。(中略)いっぽう、カタツムリの時間分解能はわずか4Hzほどと考えられています。」『カタツムリの謎』より。
    1秒に4枚の絵をパラパラされれば「なめらかに動いている」と認識するカタツムリよりも、1秒に150枚未満は「紙芝居にしか見えない」ハエをアニメ監督にすべきだな。そうなると人間にはオーバークオリティか?

    そこらを這っているカタツムリの年齢は3年程度。小さいカタツムリと大きなカタツムリでは、大きくなる種族のほうが一般に寿命は長い。エスカルゴンの大きさなら、寿命は数年じゃなさそう。エスカルゴンは設定上、年配の男性らしいが、寿命の短い種族だから若くして年寄りになるだけで、実はデデデより実年齢が下とか、そういう見かけと年齢の不一致とかないんだろうか。逆にあの言動で、フームの100倍年寄りとか。

    カタツムリは変温動物である。だから寒さ暑さには弱く、冬眠も夏眠もする。第41話の「寒くて眠れないでげす」という、年配の女性のような台詞は、寒さに弱いカタツムリらしい台詞だったのかも。
    参考 カタツムリは、冬はどうしてすごすの

    カタツムリの足(腹足)は、殻の下あたりの部分。波打たせて前進する。アニメの初期の頃はそういう表現もあったが、後期は長いスカートをひきずって歩いている人みたいに二足歩行っぽい動きをしている。エスカルゴンはジャンプも出来る敏捷なカタツムリ。
    なお、『ジャム・ザ・ハウスネイル』というクレイアニメに登場するカタツムリっぽいなにかは、腹足を波打たせて前進する。

    カタツムリは自分の分泌した、粘液の上を滑るようにして歩く。カタツムリの這った後の銀色の筋がそれだ。エスカルゴンはたぶん違うだろう。もしそうなら、掃除をいいつけたら、逆に粘液でカーペットが汚れるんじゃなかろうか。そして抱きつかれたら、デデデの服が汚れる。

    カタツムリの肌は乾燥を防ぐために、始終しっとりとした粘液におおわれている。もしエスカルゴンもそうだとしても、手だけは違うだろう。手もヌメヌメしていたら、読む度に本をだめにしてしまうし、ドライバーもまともに持てない。また全体がヌメヌメしていたら、綿や絹の服は着ているうちに透けて体に張り付いてしまうだろうから、エスカルゴンの衣装は全てビニール製ということに。

    エスカルゴンはアニメで見る限り「薄紫のカタツムリ」である。しかし実は「色白で半ば透ける体を持ち、光の加減によっては、薄紫の影がついて見えるカタツムリ」なのではなかろうか。以下のサイトの写真は本物のエスカルゴ(ポマティア)の写真だが、たしかにうっすーい紫にも見える。
    参考 世界で初めてエスカルゴ・ブルゴーニュ種の養殖に成功した「三重エスカルゴ開発研究所」に行ってきた

    エスカルゴンの殻は緑色だ。
    実際に殻が緑のカタツムリがいるそうだ。実はタニシの仲間らしい。このアオミオカタニシアニカビ放映に数年先立ち、海洋堂でチョコエッグになっている。さらに緑色なのは、殻ではなく体だそうな。殻は半透明。エスカルゴンも裸にしたら、殻の中の肌(外套膜)が緑の可能性がわずかにあるのかも。
    から自体が緑色なのは、パプアミドリマイマイだ。


    エスカルゴンの足の先は地面から浮いて、尻尾のようにふりふりしている。だが、カタツムリの場合そこは地面についている。犬のようにしっぽをふるために、ああいう進化をしたのだろうか。そうやって体の大きさの割に接地する面積を減らしていった結果、壁に貼り付けなくなったのでは。

    エスカルゴンの腕にはひじがあるが、骨がないのにひじがあるのか。軟体生物らしくもうちょっと触手っぽい、丸く曲がる腕でもよかったような。やっぱ気持ち悪いかな。

    カタツムリの肛門の位置は、前述の呼吸口の側面である。小さく、普段は閉じているので、よく見えない。そして、カタツムリは小便用の穴が肛門と別にあるわけではない。
    水生の貝類の場合、糞はそのまま水に流されていくので、その位置で問題はないのだろう。
    カタツムリが糞をしている写真を撮影したが、不鮮明なので呼吸口の脇というのはわかりにくいだろう。カタツムリ飼育日記(4月分)
    もしエスカルゴンも同じだとすると、どういう姿勢でトイレに座っているのか。便器の上で腹ばいで丸まっているとか?
    ちなみに77話のロイヤルアカデデデミーの回で、デデデがエスカルゴンがうんちをしている絵を書いているが、肛門は殻の後ろの位置にあると想定されているみたいだ。まあ、カタツムリが糞をしたあと、斜め前に進むとああいう位置関係になるけどね。デデデがエスカルゴンの体のつくりを知らないだけか、それともエスカルゴンはそういう方向に進化したのか、謎である。






    さて、迷ったがアニメ放映当時の掲示板のログ等を見るに、検索する前の自分も含め知らない人の方が圧倒的だろうから、書いておく。

    雌雄同体であるカタツムリの生殖孔(生殖口)は殻の中にはない。意外な所にある。生殖孔は人でいうと「頬のあたり」にある。
    IMG_40021.jpg
    ↑この写真の目の根元の首のあたりの白くふくらんででいるところ

    その穴の中に陰茎と膣が収納されている。普段はその穴は閉じていて、知らなければ気がつかない。交尾の際にその穴が開いて、うねうねと動く細長い陰茎が出て、その穴の中にある互いの膣に挿入される。膣の方向は人類とは逆で、頭の方から入り、足の方に向かっている。産卵もその穴からするので、人でいうと頬や首のあたりから、体の割に大きな丸い卵が出てくる。画像など詳しくは「カタツムリ 生殖孔」で検索。モザイクとかないから、グロいかもしれないけど。

    カタツムリはその生殖孔を互いに密着させて交尾する。頬のあたりにあるのは、カタツムリが這った状態で、密着させやすい部分だからだろう。
    IMG_40721.jpg
    ↑ウスカワマイマイの交尾
    カタツムリの交尾(動画)
    上の動画を見るとわかるが、カタツムリの陰茎は体の割に長い。
    エスカルゴンを現実のカタツムリ準拠で考えると、「触手状のアレの方が腕より長い」ということになるのでは。
    また、ほ乳類と違い、カタツムリの精巣は睾丸という形で体外に出てはいない。生殖腺は殻の奥の方にある。

    エスカルゴンの頬はどうみても内側には口しかなさそうだし、その下には首や腕があるから、生殖孔があるとしたら、人で言うと胸のあたり? あるいは脇腹かな。
    おしりは足と胴体の境目という意味なら、殻の下あたりだが、密着させやすい場所じゃない。
    カタツムリらしくうつぶせになって、お互いに片腕で抱き合うようにして、脇腹を密着させるか、立ったまま寄り添って脇腹を密着させる方法が合理的に思える。横になるなら、人で言う腹の下あたりでもいいかもしれないが、それだとカタツムリなのに這わないのかと。エスカルゴンはよく横になって寝てるけどね。普段接地している部分にあると、すれるんじゃないかとは思う。まあカタツムリは接地面にある口を、普段体内にしまっているような生き物だけどね。
    エスカルゴンが雌雄同体じゃなく、単に雄なら、男性器だけがどっかにあるということになる。でもそれは、殻の中じゃなかろう。ペンギンっぽいデデデは、総排出腔だったりするかもしれない。でも第12話でトイレ行きたいって、前の方を押さえていたよな。一般的な鳥に膀胱はないはずなのに、おしっこががまんできるなんて、かなり進化しているんだな。鳥類が人類みたいな家に住もうとしたら、それこそおしめが必要かも。

    カタツムリの生殖器が殻で隠れる部分にない理由は、現実のカタツムリの殻は脱げないのだから、殻の中にあったら交尾の難易度が上がるからじゃなかろうか。

    カタツムリは殻を脱ぐことは出来ない。肉が殻の内側にくっついている部分があるからだ。
    簡単に手に入る貝類の代表の、あさりも殻から無理矢理引きはがしたら、貝柱の周囲の肉が破損して致命傷を負うだろう。
    だから、かたつむりの殻をとったら死ぬ、は正しい。
    でもエスカルゴンの殻はそういう問題なしに脱げていたようなので、殻と身は接着していないのではなかろうか。

    しかしエスカルゴンの種族の殻が脱げるとしても、いちいち交尾の際に脱いだら殻で保護されている内臓が薄皮一枚で露出するだろうから、他の種族に身をつつかれるリスクが高まる。殻を失うリスクもある。例えば、ペンギンなら前戯を除けば、交尾は一瞬だ。一般に鳥類は短く、陰茎を持つ水鳥などでもつながっている時間は数十秒。
    参考『生殖・交尾大全―イラスト事典』(←ペンギンの交尾について絵付きで4ページも書いてある本)
    しかしカタツムリは、野外で軽く前戯をした上で、数時間交尾する。実際に見たけど、うちのウスカワマイマイは6時間半くっついていた。
    参考 カタツムリの交尾
    だから、殻を脱いで数時間も無防備な姿をさらすのは、生存に不利なんじゃなかろうか。
    人間が安心して服を脱げるのは、家があるからだ。そして服は何着もある。
    なお、殻を脱げるヤドカリも、生殖孔は足の根元という、殻の外に出る部分にあり、交尾は殻に入ったまま行う。ヤドカリにとって、自分に合う殻は貴重品だ。参考 オカヤドカリの繁殖
    NHKが食事時にヤドカリの交尾場面を流してくれたよ。
    422回「驚き!発見!ヤドカリの素顔」│ダーウィンが来た!生きもの新伝説

    つまり、カタツムリに対して「殻を脱げ」は内臓を見せろという意味になるが、生殖器を見せろという意味にはならない。あえてそれを言うなら「胸や脇腹をよく見せろ。そして、触らせろ」になるだろう。
    でもエスカルゴンの生殖口が実際のカタツムリと同じような位置にあるなら、デデデはそこを普段から触っているよね。
    エスカルゴンの体の構造がカタツムリに近いのなら、エスカルゴンに殻を脱げ脱げ言っているデデデ陛下は、別にセクハラ発言をしている訳じゃないんだな。

    エスカルゴンが殻を脱ぎたくなかったのは、性的羞恥心の問題じゃなくて、名誉の問題だろう。たとえば、自分の裸が異種族から見て、グロいと思っていたからではなかろうか。
    普段デデデのことをデブだのみっともないだの言っているエスカルゴンだからこそ、デデデに「おまえの裸は実にキモイぞい(笑)」とか言われたくなかったとか。
    まあ肺や心臓が薄皮一枚でさわれる状態とか、身の危険を感じるだろうな。

    そもそも「裸になる」が文脈により「相手の求愛を受け入れる」を意味するのは、始終服を着ている人類独特の文化だ。デデデも服を着ている種族だから、もしかしてそういう方向に考えたりするのかもしれないが、普段衣服を着ないエスカルゴンの種族にはそういう文化はないんじゃなかろうか。だから「脱げ」といわれても、「内臓見せろ」にしか受け取れないとか。

    カタツムリの求愛の場合、体をくっつけて相手が嫌がらなければカップル成立だ。体をすり寄せたが、相手に逃げられる、というのはカタツムリによくあること。

    ペンギンは歌を歌うに始まり、ご飯をおごるなど、色々な段階があるが、ペンギンの雄にとっては抱きしめて相手が嫌がらなければ、カップル成立だよな。
    人間の女性に接吻と抱擁を試みるペンギンの雄の動画←餌をもとめているように見えるかもしれないが、違う。人間とペンギンを同サイズにして考えると、人間にも何を求めているのか理解できる仕草。

    カタツムリは群れをつくらない。つがいもつくらない。
    一カ所にたくさんいるという意味で群れることはあっても、魚や鳥のように群れで行動することはない。
    ちなみにオウサマペンギンの群れには王様がいない。
    ペンギンは群れは作るが、リーダーがいない生き物なのだ。
    ペンギンっぽいけど、デデデは王様の概念がある点では進化しているよな。
    同じ鳥類でもニシコクマルガラスは、誰が群れで一番偉いかを決めている。
    第87話 「襲撃! カラスの勝手軍団 」(脚本 国沢真理子)は、カラスの群れにリーダーがいて、さらにそれが積極的に食料を分け合うという、生物学的に正しいストーリー。
    参考 ニシコクマルガラス - Wikipedia

    しかし、エスカルゴンは群れとその序列を理解しているよな。ずいぶんと社会的な貝だ。
    親子関係も理解しているし、あの言動を見る限り、つがいの概念もありそう。
    カタツムリには夫婦で子育てなんてものはなく、産卵は土の中にして、勝手に生まれ育つ。卵から生まれる子供は、親の顔を知らない。
    しかし、エスカルゴンの母親はエスカルゴンを育てたらしい。
    父親はどうしたんだろ。年齢的に自然死でもおかしくなさそうだが、交尾の後そのままお別れするカタツムリだから、エスカルゴンの種族は全て母子家庭って可能性も。
    ちなみにエスカルゴンの母親が雌雄同体だとするとエスカルゴンの父親が「母親」として、エスカルゴンの兄弟姉妹を産んで育てているという可能性があるな。
    なおカタツムリは自家受精も可能なので、エスカルゴンには最初から父親がいないという可能性もなくはないな。

    南極の皇帝ペンギンはオスが絶食して抱卵する。寒い地方では大柄で脂肪がある方が、生存にも子育てにも有利。
    デデデが始終何か食べてるのも、「寒い地方」の「オスが絶食して卵を抱く」種族の子孫だからかも。

    つがいをつくる意味は主に「協力してなわばりを守る」「協力して子供を育てる」「相手を束縛して、より確実に自分の子供を産ませる」だ。

    ちなみにペンギンの交尾は年に一度だが、つがいは年中イチャイチャしている。ペンギンのつがいは何年にもわたり維持されることが多い。時々同性のつがいもいて、『タンタンタンゴはパパふたり』という絵本にもなってる。

    鳥類の子孫っぽいデデデがなわばりを守るために、種族や性別気にせず気に入った相手をパートナーとして連れ歩いているのはわかるが、貝類のエスカルゴンの側はどうなんだろ。
    魚類ならカクレクマノミのようになわばりと子育てと貞操を理解している種もいるが、貝では聞いたことがない。背骨は偉大だな。
    貝がどのような進化をすれば、愛の名の下になわばりを持ったり、子育てしたり、相手を独占しようとする関係を理解するんだろう。五感と脳が発達すれば、なんとかなるんだろうか。

    専門家の間で今議論中の話題なので、たしかなことはいえないが、カタツムリは交尾の際に相手に細い骨のようなものを刺して、自分と交尾した相手が他のカタツムリと交尾するのをふせいでいるらしい。単にケガを負わせて、動き回れないようにするという話ではなく、何らかの薬物をそれによって注入しているらしいのだ。相手の寿命はそれによって縮む。その相手に刺すものを恋矢(交尾矢)という。
    参考リンク「恋の矢」は寿命を縮める:カタツムリの愛と暴力

    より詳しくは「カタツムリ 恋矢」で検索。なお、カタツムリとよばれるもののうち、全ての種族が恋矢を持っているわけではない。上でリンクした解剖図にも矢嚢という部分が示されているが、これはその恋矢を入れておく袋のこと。

    どうやらカタツムリの進化は、つがいをつくって束縛する方向ではなく「体内で何らかの薬物を合成し、交尾相手にケガを負わせるような方法で注入することにより、相手を操る」という方向に行っているらしいのだ。
    道ばたのミスジマイマイは、恋があっても愛がない世界を生きている。

    エスカルゴンの「愛している」が「恋矢を刺して、操りたい」という意味だったらどうしよう。

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    女神転生のランダは最近マリンカリンを使ってこない

    『真・女神転生IV』や、『ペルソナQ』の話だが、敵の悪魔が「チャーム(魅了、CHARM)」の魔法を使ってこない。チャームは悪魔に魔法にかけられた主人公が、敵を攻撃するターンの際に自分にダメージを負わせるというもの。
    それほど強くない敵相手に、主人公が倒されることも多い、恐ろしい魔法である。逆に敵にかけて、自分で自分を殺させることもできた。
    真・女神転生1や2やifあたりでは、そういうものだったはずだ。
    ペルソナの1や2あたりだと仲間に「ごめん」といわれつつ、斬られたような気がする。『真・女神転生ストレンジ・ジャーニー(真・女神転生STRANGE JOURNEY)』でも、チャームはあるが裏切って仲間を攻撃するもので、自分自身はふくまないようだ。
    ペルソナQでは「混乱」がそれに代わるステータス異常のようだが、仲間に斬り付けこそすれ、自分自身を傷つけるものではない。
    他に「呪い」というものがあり、これは「相手を傷つけると、自分もそれなりのダメージを負う」という、これはこれで魔術的説得力を感じるもの。

    魔女ランダが使う魅了とはどんなものか。
    バリ島』ミゲル・コバルビアス著という1936年に出版された古い本によると「死なない程度に、自分を短剣で傷つける者がいる」程度には強力らしい。

    本からバロン劇の様子を引用する。以下はバロンを助けてランダと対決する役割の男たちの描写である。
    まねごとをしているとは思えないほど、渾身の力をこめてわが身を突き刺そうとしているように見えた。(中略)大多数は短剣の先が肌を切らず、あざがついて黒い跡を見せていたが、一人の胸から血が流れ始めた。これは見張り役が彼から力ずくで武器をとりあげる合図となった。


    この短剣の傷は、仮面をつけた演じ手に憑依した、魔女ランダがつけたものということになる。これは通常の演劇ではなく、トランス劇だからだ。

    真・女神転生でランダを作った人は、おそらくこの本を読んだだろう。

    さて、なぜ最近の女神転生シリーズには「チャーム(魅了)」がなくなったのだろうか。

    1.今のスタッフには、魔物に魅入られて自分に剣を刺すような世界が実感できない。あるいはプレイヤーに理解されないと感じている。
    2.精神医学的には解離を伴う自傷行為なので、プレイヤーに悪影響を与えないように削除した。

    元から難易度はそれなりに高いゲームなんだし、プレイヤーにストレスになるというのは、理由としては弱い気がする。でも、ゲームは始終つくりなおすものでもある。
    個人的には、「魅入られる」「誘惑する」は魔物のロマンなので、今後も女神転生シリーズにあって欲しいのだが、悪影響注意的な話ならあきらめる、かな。

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    アニメ『星のカービィ』の中の英雄伝説のテンプレート

    今回は、アニメ版の『星のカービィ』の全体の物語は、どういうテンプレートに従って作られてるのか、考察する。

    アニメ版『星のカービィ』の冒頭数話で示される物語はだいたいこうだ。

    異常な誕生によりハンデを持つ主人公。その主人公には王の座を奪うという予言があり、王に敵視されて捨てられる。その後主人公は化け物を倒し、人々に英雄として認められる。

    うん、フロイトの「エディプスコンプレックス」の語源である、ギリシャ神話である、オイディプス王を典型とする古典的英雄伝説のテンプレだな。

    オイディプスの神話はだいたいこうだ。

    妻との間に産まれた男子は父殺しになると予言されていたため、王は妻との交わりを避けていた。だが、酔って妻と交わって子供が出来てしまったため、父親は牧人にその子を捨てるようにと言って預け、子供は捨てられる。この子がオイディプスである。そして牛飼いに拾われ、他国の王の子として育てられる。その後、父と知らず父を殺し、母と知らず母と結婚する。 
    参考 アポロドーロス『ギリシア神話』

    この「ありがちな話を独自に書く」ことを小説家志望の人に、基本として叩き込もうと言うのが、大塚英志の『物語の体操』だ。彼はオットー・ランクというフロイド派の研究者が、エディプス(オイディプス)からモーゼ、イエス、ヘラクレス、ジークフリートといった人物を主人公とする古今の英雄神話から抜き出した共通の構造を紹介する。


    a 英雄は、高位の両親、一般には王の血筋に連なる息子である。
    b 彼の誕生には困難が伴う。
    c 予言によって、父親が子供の誕生を恐れる。
    d 子供は、箱、かごなどに入れられて川に捨てられる。
    e 子供は、動物とか身分のいやしい人々に救われる。彼は、牝の動物かいやしい女によって養われる。
    f 大人になって、子供は貴い血筋の両親を見出す。この再会の方法は、物語によってかなり異なる。
    g 子供は、生みの父親に復讐する。
    h 子供は認知され、最高の栄誉を受ける。

    大塚は手塚治虫の『どろろ』や自作の『摩陀羅』も、これと共通の構造を持つと述べている。『どろろ』はおそらく日本神話のヒルコを意識している。

    サイヤ人で尻尾があって、じっちゃんに育てられて、ラディッツを倒した『ドラゴンボール』や地球に捨てられたキン肉星の王子である『キン肉マン』も、だいたいこの流れに沿う。

    それではこのテンプレと照らし合わせる形で、アニメ版『星のカービィ』を分析してみよう。

    a 原作のゲームがあるので、カービィがナイトメアやデデデ大王の子とはならなかった。
    ナイトメアの失敗作というフームの推測はナイトメア(神)の子という路線だが、推測のままで終わる。生まれながらの星の戦士というのが、アニメでは高貴な血筋にあたる。

    b  これは正常な誕生をしないという意味。桃から生まれるとか。アニメ版では、カービィは早すぎた誕生により、ほぼ「ぽよ」としかしゃべれないとなった。神話や伝説では「何らかの奇形」というパターンがよくある。『王書―古代ペルシャの神話・伝説』 (岩波文庫)では黒髪の一族から、生まれながらに銀髪の子が生まれ、怒った父親に捨てられる。

    c カブーの予言によって、デデデ大王が星の戦士カービィを警戒する。この「予言」には「予知夢」というバージョンもあり、父親が悪夢を見たが故に捨てられる王子の話もある。
    この「予知夢」パターンは「星のカービィ」では第41話「メーベルの大予言! 前編」で見られる。実のところ、第一話よりも第41話の方が、デデデ大王がカービィを倒そうとする理由がよくわかるのだが、一話きりの設定で終わってしまった。
    ナイトメアが星の戦士を警戒しているという設定もあった。

    d  カービィの星形宇宙船がこの箱にあたる。順序が逆にはなるがデデデ大王が生まれたばかりのカービィをハンマーで谷間に落としているのは、英雄伝説でいう王である父が子供を捨てる場面の再現である。ソポクレス「オイディプス王」ではテバイ王ライオスは、我が子に殺されるという運命を避けるために、赤児の足を鉄串で貫きうち捨てるという残虐な選択を行った。参考名著44 「オイディプス王」:100分 de 名著
    単なる残酷表現ではない。ああいうテンプレが数千年単位で存在するのだ。

    e  身分がいやしい、というわけではないが、まだ子供のフームがカービィを育てる。

    f  このアニメでは「大人になって」がない。アニメではカービィと血のつながりのようなものを感じさせるのは、伝説の星の戦士メタナイトである。

    g  王である生みの親への復讐についてだが、デデデ大王相手なら最初の数話ですでになしている。ナイトメア相手なら最終話だ。神話や伝説によくある王座を奪う展開は「ぽよ~」のアニメ版カービィでは、まず存在しないだろう。

    h  魔獣を倒し、星の戦士としてププビレッジの皆に認められる。ナイトメアも最期に彼を認める。
    デデデ大王が最終回付近でカービィの仲間にならなかった理由は、当時は二期の可能性があったからだろう。
    ラスボスを別のキャラに変えて、中ボスは相変わらずデデデ大王というゲームと似たようなパターンに持ち込むつもりなら、下手に全面的な和解やデデデ大王によるカービィの英雄としての認知をさせない方がいい。

    星のカービィ トリプルデラックス』で言えば、ナイトメアをセクトニアに、カスタマーサービスをタランザに入れ替えるような感じだろうか。
    さらにカービィに助けを求めてくる、妖精さんという新規ゲストを追加。
    これで、地上の勇者カービィを敵視するセクトニアとその手先タランザ、相変わらず敵側と仲良くしてカービィをいじめるデデデ大王のパターンで話が続けられるな。

    アニメ版の話の展開がゲーム通りでないという不満はわかる。しかし、ベテラン脚本家の吉川惣司監督は「子供に受けるヒーローストーリー」を作ろうとして、こう改変したのだろう。子供はありきたりな話がすきだ。
    元のゲームがRPGで、堂々たる英雄物語を展開していたとかでもなければ、大枠から変えられてしまうのはある程度仕方がない。


    少しだがゲームの方についても、書いておこう。
    ゲームの『星のカービィ』第一作の物語は、
    「さすらいの若者が、父親にあたる王を倒し、母親を手に入れる」というエディプスの世界をシンプルに表現した物語だ。
    『星のカービィ』の取り扱い説明書に記載された物語は、星のカービィ - カービィWikiで読める。

    『星のカービィ』第一作には母親というか、ヒロインがいないように思われるかもしれないが、乳児にとっては「母親=食べ物」だ。もう少し穏当に表現するなら「ママはまんまをくれる人」かな。
    『星のカービィ』の主力対象年齢が幼児なら、傑作な物語だ。
    この話を書いた当時の桜井政博さんが、まだ若者だったからこそかもしれない。

    二作目の『星のカービィ 夢の泉の物語』の取説でデデデの一人称が「わし」なのは、初期にはデデデ大王は「カービィの父親ぐらいの年の男」という古典的な想定があったんじゃないだろうか。

    「敵」から「仲間内のライバル」になるにつれ、ゲームのデデデの年齢はカービィの少し上、あたりで落ち着いた気がする。
    デデデ大王自身も何かを倒して、自ら英雄となろうとする若者、みたいな扱い。
    トリプルデラックスのデデデでゴーのポーズ画面の「この国は女王…じゃない、大王さまがおさめてやるぜっ!」はそういう物語をあらわしている。

    夢の泉は「生身の善き父と神である悪しき父の争いがあり、息子は敵と見なしていた善き父親を倒した後に、善き父親の愛を知り、彼に代わって悪しき父を倒す」みたいな話かな。
    この場合は父親も、祖父的な存在に反逆する「息子」という扱いだ。
    おおざっぱに言って、スターウォーズもこういう話。

    食欲の次は睡眠欲か。次はオイディプスよろしく女の取り合いでもしそうな流れだが、現在の所、デデデとカービィが女を取り合ったゲームはないんだよね? アニメのパイロット版はその方向だったらしいが、筆者は見ていない。トリデラでは、カービィが敵とデデデを取り合ってた。

    『星のカービィ 夢の泉の物語』から星のカービィの世界の悪役が「精神的な悪」という方向に。
    病を憎んで、人を憎まず。
    下村真一さんがディレクターの『星のカービィ2』以降はこういう「デデデじゃなくて、とりついた何かが悪い」という方向の作品もいくつかある。
    熊崎信也さんのデデデでゴーは、「セクトニアではなく、セクトニアの病ですらなく、発症させた何かが悪い」だった。

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    アニメ『星のカービィ』のデデデのトラウマについての考察 (前編)

    ニメ『星のカービィ』第83話「魔獣教師3」で、言及されるデデデのトラウマについて。

    本編考察が短編小説並みの長文かつ引用文の多くが専門的なので、短文バージョン(わかりやすいあらすじ)を冒頭に置いておきます。短い方は大雑把な文章なので、気が向いたら、本編どうぞ。

    短文版


    「うーん、この辺の脳みそが問題だな。デデデくんは幼い時のトラウマで注意力が散漫になったんだ」アニメ「星のカービィ」第83話 魔獣教師3より。
    ここで想定されている病名はおそらくPTSD(心的外傷後ストレス障害)。
    これはトラウマを受けた後に発症する。
    幼児期に虐待を受けたPTSD患者の脳の海馬は萎縮する。これはMRIで確認できる。この場面でチップ先生がデデデ大王の頭部のMRI写真らしきものを持っているのだが、指さしている所はちょうど海馬のある所だ。
    吉川監督がどこまで想定していたかはわからない。
    だが、アニメ版のデデデ大王は結果として、見事にPTSD患者の特徴を備えている。それはいらただしさと、激しい怒りにまかせての暴言や暴力。無謀さ。心細さと怯え。集中困難。そしてPTSDに解離症状を併発すれば、弱いものがいじめられる空想をしがちで、記憶力に問題があり、催眠にかかりやすく、とりつかれやすい人物となる。
    ネットでは「デデデはトラウマにより知能の発達が止まったらしい」と書かれていたりするが、チップ先生は「注意力が散漫になった」としか言っていない。知能うんぬんは不正確な記述である。


    以下本編
    このブログの1ページの文字数の上限を超えたので、二つにわけました。

    アニメ版デデデの病名は?



    アニメ「星のカービィ」第83話 「魔獣教師3」には、デデデについてチップ先生がこう分析する台詞がある。

    「うーん、この辺の脳みそが問題だな。デデデくんは幼い時のトラウマで注意力が散漫になったんだ」

    ここではどういうつもりでトラウマという言葉を使ってるんだろう。
    日常的には「ちょっと嫌な記憶」という意味でも、トラウマは使われる。
    しかしこれがカワサキあたりが「陛下は学校に、何かトラウマでもあるんじゃないの~」と言ったのならともかく、チップ先生がMRI写真とおぼしきものを見ながらではガチすぎる。
    ちなみにMRIはかなり高価で巨大な機器なのだが、ヤブイの診療所にあるのだろうか。しかしそれは小さなことだ。

    チップ先生の言葉をそのまま受け取れば、想定される病名はPTSD(Post Traumatic Stress Disorder:ポスト トラウマティック ストレス ディスオーダー :心的外傷後ストレス障害)だ。心的外傷はトラウマの日本語訳。

    ちなみに「魔獣教師3」を見て「ああ、PTSDか」と言った人は少なくとも2007年にはいたらしいので、わかるひとにはわかる表現だろう。
    某掲示板の過去ログ

    PTSDは簡単にいうと、心に傷を受けた後の病である。重症患者の場合は、脳にもその跡が残ることがある。

    PTSDにおいては,MRIを用いた体積計測研究で海馬に萎縮がみられることが指摘されている。
    (中略) Bremnerら(1997年)は幼児期に虐待を受けた17人のPTSD患者で左海馬の12.5%の体積減少を示した。さらにSteinら(1997年)の研究は幼少時に性的虐待を受けた21人のPTSD患者において左海馬の体積の5%減少を示し,左海馬の体積と解離症状の重症度との間に相関を認めた。

    解離性障害 (新現代精神医学文庫)

    ということで、医学的に考えればチップ先生のいう「この辺」は海馬のことじゃないだろうか。海馬は脳の真ん中のやや下寄りにある。
    たまたまかもしれないが、チップ先生は脳の真ん中とおぼしき所を指していて、あの絵柄なら、海馬はそこって言っていい。

    海馬は脳の記憶や空間学習能力に関わる脳の器官だ。チップ先生はデデデのその部分が平均より小さいっていいたいんだろう。ププビレッジにデデデの他に同じ種族がいないから、平均も正常の基準も何もないような気がするが、チップ先生は、デデデの同種族がぞろぞろいる国にもいたことがあるのかもしれない。

    PTSDの症状をDSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル から一部引用する。
    E.心的外傷的出来事と関連した,覚醒度と反応性の著しい変化,心的外傷的出来事の後に発現または悪化し,以下の2つ(またはそれ以上)によって示される.
    (1) 人や物に対する言語的または肉体的な攻撃性で通常示される,(ほとんど挑発なしでの)いらただしさと激しい怒り
    (2) 無謀なまたは自己破壊的な行動
    (3) 過度の警戒心
    (4) 過剰な驚愕反応
    (5) 集中困難
    (6) 睡眠障害(例:入眠や睡眠維持の困難,または浅い眠り)

    チップ先生が言っているのは、この (5) のことだろう。
    他もアニメ版のデデデに、いくらか当てはまるような気もしなくもない。
    (1)はデデデが何かというとエスカルゴンを叩いている場面を、思い浮かべてみればいいね。
    (2)とか、デデデの無謀さが「作劇上の都合」でなく、トラウマを負った者の悲劇なのだと思えてくるよ。
    (4)は、ちょっとしたことですごくびっくりするってことだから、吉川監督の脚本担当回なら、メーベルの大予言(前編)でワドルドゥ隊長に飛びつくデデデとかはそんな感じ。
    (3)と(6)は回によるかな。革命を恐れたり、メーベルの大予言(前編)で悪夢を見たりね。どっちも吉川監督の回にあった表現ではある。
    似たような結果をもたらすだろうが「短気で無謀で臆病で集中力がない」というのは、「知能が低い」ではない。

    また「デデデには生まれながらに集中力がない」は、発達障害のADHDを疑うケース。
    「デデデには幼い頃のトラウマのせいで集中力がない」が、PTSDだ。。

    心的外傷となるような,またはストレスの強い出来事への曝露の後に続く心理的苦痛はきわめて多様である.ある症例では,不安または恐怖に基づく文脈の中でよく理解することができる.しかしながら,心的外傷的となるような,またはストレスの強い出来事に曝露された多くの人々は,不安または恐怖に基づく症状というよりむしろ,最も顕著な臨床的特徴が快感消失や不機嫌症状,外に表出される怒りと攻撃的症状,または解離症状である表現型を示す。
    DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル  P263

    もう少し具体的な話が聞きたい人もいるだろうから『DSM‐IV‐TRケースブック』P319から「狙撃者」という急性の外傷後ストレス障害(PTSD)子どもの症例を引用しよう。これは宅間守の起こした附属池田小事件に似た、事件に遭遇した子供の話だ。
    7歳になるリーは、涙もろく、いらいらし、授業中の集中困難という理由で、担任教師によって診察に紹介されてきた。2カ月半前にリーは校庭で、狙撃者の銃撃によって次々と撃ち殺された子供達の中にいた。15分の間に、狙撃者は1人の子供を撃ち殺し、数人を負傷させた。(中略)事件後2~3日以内に、彼女の行動に顕著な変化がみられた。彼女は友人を避けるようになった。他の子供達が話しかけると口喧嘩をするようになった。学校の勉強に興味がなくなり、注意を与えないと課題をやり通すことができなくなった。(中略)家では気分のむらが多くなり、いらいらし、食ってかかり、恐れ、または人にしがみつくようになった。新しい状況に対してはびくびくし、一人になるのを怖がり、トイレに誰か付いてくるように言い張った。リーは、いつも両親に一緒に寝てくれるよう頼んだ。睡眠中も落ち着かず、時折叫び声を上げた。(中略)後になって、授業中に教室で何が話されたのか思い出せないことがあった。
    アニメ版デデデは、少なくとも「魔獣教師3」のデデデは、こういう子供が心の傷が残ったまま大人になった姿なんじゃなかろうか。


    もし、この文章がこのブログおよびサイト水晶宮で初めて読む文章なら、上記の『DSM-5』からの引用文最後の「解離症状」がピンと来る人は少ないだろう。
    ざっくりいおう。「憑依」は、精神医学の世界では「解離」という言葉になる。詳しくは後述。

    先の「狙撃者」の症例にもあるが、トラウマを負った人が「おぼえているはずのことをおぼえていない」のはよくあることだ。
    「陛下は自分に都合の悪いことは忘れる 優れた才能をお持ちなんでげす」
    第41話 メーベルの大予言! (前編) 脚本 吉川惣司より。
    普通、「嫌なことは忘れましょう」という場合は、「考えないようにしましょう」とか「関心を向けないようにしましょう」という意味だが、世の中には文字通り忘れる病がある。
    解離性障害のひとつの典型が「ここはどこ、わたしは誰?」の解離性健忘である。
    もしかして、アニメシリーズの話数が進むほどに、デデデの言動がどんどん脳天気な方に進んでいくのは、毎週ひどい目にあいすぎて、辛い現実から目を背け、嫌な出来事を即座に忘れる方向に、解離が重症化していっているからとかいうんじゃなかろうな。
    救いはないが、筋は通る。

    解離は正常な記憶力を失う代わりに、時に病的な想像力をもたらす。
    あるときは「あたしは17歳の少女よ」といい、またあるときは「私は50代の学者だ」と20代の青年でありながら、本気で主張する解離性同一性障害(多重人格)は、病める人間の想像力の究極の世界である。多重人格という程でもないが、一時的に人格が交代するような憑依現象も精神医学の世界では解離に含む。
    解離性障害の経過は一般に慢性であり、一度憑依現象を起こした人間は何度も起こすのが普通だ。ただし、年齢の経過とともに改善することもある。

    「魔獣教師 3」などの「理解力に比して、暗記科目の成績が不釣り合いに悪い」「間が抜けているが、人をだます才能があり、趣味は弱い者いじめのための悪巧みと悪趣味な番組作り」というデデデの人物像は、「記憶力がなくて、想像力がある」ってことだよね。デデデの場合はさらに実行力まで伴うが。
    解離の「病的な想像力」は「度を超えて豊か」「目の前の現実無視」というだけでなく「残酷」という点も特徴なのだ。

    解離のある人は、弱いものが強いものにいじめられたり、踏みにじられたりする空想を抱きがちなところもあります。

    解離性障害のことがよくわかる本 影の気配におびえる病 (健康ライブラリーイラスト版) 柴山雅俊
    自分が弱者であると痛感するような辛い体験による、現実逃避が健忘と想像力の背景にあるのだから当然と言えば当然だろうか。
    ちなみに上記の本の表紙はこれね。


    この表紙の絵を見て、『星のカービィ トリプルデラックス 』のデデデが主人公のモードに出てくる、ブラックデデデを思い出した人は、おそらく正しいだろう。
    ゲーム『星のカービィ 鏡の大迷宮 』の発売は2004年なので、2003年で終了したアニメにはシャドウは出てこない。あれについてダークとかブラックとか色々あるけど、心理学的にはゲームのペルソナシリーズと同じく影(シャドウ)と呼ぶのが正しい。

    デデデの過去とは?


    PTSDは定義上、すごい過去を要求する病名である。
    デデデはPTSDと断言されていないから、多少診断基準と外れてもいいだろう(その場合は、外傷後症状を持つ、などという)。だけど、MRI写真?で見てわかる水準なら、相当ひどい目にあってるよな。
    DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアルよりPTSDの基準を引用。
    A.実際にまたは危うく死ぬ,または重症を負う,性的暴力を受ける出来事への,以下のいずれか1つ(またはそれ以上)の形による曝露心的外傷的出来事を直接体験する.
    他人に起こった出来事を直に目撃する.
    (中略)

    基準Aにおける直接体験される心的外傷的出来事には,(これらに限定されてはいないが)兵士または民間人としての参戦,実際の身体的暴行またはその脅威(例:身体への攻撃,強盗,ひったりくり,幼児期の身体的な虐待),実際の性的暴力またはその脅威(例:無理強いされた性交,アルコールや薬物で興奮を高めた性交,虐待的な性的接触,身体接触を伴わない性的虐待,性的目的の人身売買),誘拐,人質,テロ攻撃,拷問,戦争の捕虜としての監禁,天災または人為災害,重大な自動車事故が含まれる.
    さて、何があったのやら。
    気になるが、アニメのデデデに関してはほとんどヒントがない。
    これがオリジナルアニメだったら、「そうか、国王という地位にありながら、中年の現在独身なのは、ひどい家庭に育ったからか」とかいっちゃうところだ。容姿が悪かろうが、頭が悪かろうが、性格が悪かろうが、その全てであろうが、国王だったら結婚はできると歴史が証明している。というか、結婚は国王の義務だろう。
    でも、この点は原作のゲームで独身なんだから、仕方がないよね。
    デデデとエスカルゴンの関係から考えるに、「デデデの父親が家族に暴力をふるうような人物だった」が、一番証拠に困らないPTSDの原因かな。

    幼少時のデデデは親からハンマーで叩かれても、うつろな目で耐えているような子だったとかいうならまさにPTSD患者だろう。
    でもその手の過去があるとしたら、どうして現在のように、よく笑うようになったのかって疑問がわくよね。都合の悪いことはみんな忘れたとか? もっとも初期のアニメ版デデデの笑いは主に邪悪な笑みだから、矛盾はないのかもしれない。

    ところで、アニメ版デデデの幼少期ってどんなんだろ。スーパーデラックス版デデデみたいな、くりくりおめめの二頭身でも想像すればいいのだろうか。

    この「魔獣教師 3」の脚本は、おそらく現代日本の問題を念頭に書かれている。
    つまりこれは「辛い体験があるために成績が悪く、劣等感を抱いている被虐待児が同級生に馬鹿にされて、暴言を吐き、暴力行為に及び、授業を妨害し、最終的に教師を退職に追い込む。そして、被虐待児本人も嫌な記憶を増やしただけ」という話なんじゃないだろうか。デデデのトラウマの話がこれ以降出てこないのも、この話用の使い捨て設定のつもりなのかもしれない。
    現代日本の寓話的表現なら、デデデの過去として想定されているのは、家庭の問題であろう。しかしアニメ版「星のカービィ」は宇宙の覇権を賭けたバトルアニメなので、もしデデデの過去が描かれることがあったら、「戦災孤児」とかの方向だったかも。
    個人的には、家庭の問題ならあんのうん脚本で、戦災孤児なら吉川脚本で見てみたかったな。

    怒りをコントロールできない子の理解と援助―教師と親のかかわり 大河原美以2004年 には、家庭に問題があり、解離が強く、怒りで暴力をふるう子供が数多く登場する。この本は「魔獣教師 3」のようなバッドエンドを、阻止するための本である。以下に配慮が必要な子を特別扱いすることで、他の子が不満を持つことへの対処法の部分を引用する。
    大河原 「あぁ、そう思ってくると、「ひいき」っていう意味が、今まったくひっくり返りましたよね。つまり、子どもたちが「ひいき! ひいき!」と訴えるときというのは、「ひいきはいけない、平等じゃなきゃいけない」っていう前提で訴えているわけですが、先生がその前提自体をひっくり返しちゃうってことですね。配慮が必要な子がいっぱいいる時代の中でやっていくためには、そうじゃないと、やっていけなくなるわけですね。いろんなところで。「みんなひいき」っていうのが堂々とまかり通ると、逆にやりやすくなる。」
    浦野 「(中略)いろんなひいきをしていくこともあるよっていうことは、はじめにやっぱり伝えておきます。」
    大河原 「なるほどね。そうすると、子どもたちの、「ひいき! ひいき!」に怯える必要はないわけですね。一人一人が大事だからと伝えておけば、子どもたちはそういう武器を使ってこなくなるのね」


    続きはこちら
    アニメ『星のカービィ』のデデデのトラウマについての考察(後編)
    http://powderblue484.blog40.fc2.com/blog-entry-35.html

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    アニメ『星のカービィ』のデデデのトラウマについての考察(後編)

    この文章は前編より続いています。
    アニメ『星のカービィ』のデデデのトラウマについての考察 (前編

    メタナイトの過去


    明示された過去からは、メタナイト卿の方がPTSDになりそうである。何度も戦闘を重ね、戦友の死を何度も目撃しているんだよね。きっと銀河戦士団壊滅直後は、辛かったに違いない。数万年?かけていやされる心の傷って、スケールでかいな。

    メタナイトは親友の死を乗り越えたつもりだったが、今でも目の前で仲間が死んだ時のことは思い出したくない。何かのきっかけで思い出すと、悪夢を見たり、ついぼーっとしてしまう。「卿、剣をとり落とすなんて、どうしたんですか」「ぽよー(心配そうな声)」「いや、何でもない」とかいような話だったら、PTSDをふまえてもいいかもしれない。でも病名は出さない方がいい。

    過酷な戦場を生き抜いたメタナイトが現在は何もなさそうなのに、デデデの症状が重そうなのはどうしてだろうって、疑問がわいてしまうね。
    デデデの過去って、メタナイト以上なのだろうか?
    もちろん、メタナイトの戦いは青年や壮年に相当する時の話だろうし、デデデの心の傷は幼少期の話だから、後者の方が影響がでかいといわれればそれまでだ。

    ところで、デデデは毎週のように「危うく死ぬまたは重症を負うような出来事」を体験している。
    「もう炎で焼かれたり、爆発で吹き飛ばされるのは嫌だから魔獣はよばんぞい」
    とか、トラウマに縛られるデデデ……イメージが違う。
    大人になってから、タフになりすぎじゃなかろうか。

    ちなみにこの「やられ役の精神的健康問題」は、アニメに先行してひかわ博一先生のマンガ『星のカービィ―デデデでプププなものがたり (7) (てんとう虫コミックス)』第8話「デデデ大王、ストレス解消に悪戦苦闘する!!」で、ネタになっている。
    毎回カービィにやられて悲惨な目にあうデデデが、すっかり抑うつ状態になる話だ。 ひかわデデデの病名は「適応障害」だろう。たぶんカービィがいなくなれば、平穏に暮らせる。

    マンガ版も似たような状況になっているとはいえ、精神障害の重症患者が自業自得とはいえ、毎週のように激しい暴行に晒されているアニメ番組ってどうなんだろう。PTSDの治療の基本は安心させて、不安からくる諸症状を緩和することだろうに、これは、悪化するだろう。
    それにデデデの脳が見てわかる程のダメージを受けているのなら、多少改善することがあっても、完治は難しいよね。
    まあそんなことを言い出したら、元被虐待児の治療にあたっている医療従事者や福祉関係者や本人やその周囲の苦労を否定することになるので、完治はなくとも改善があれば、いいじゃないかってことではあるんだけど、この「魔獣教師3」は何ひとつ改善しない話だ。
    あんのうん脚本の第79話 「ボンカースあらわる!」では、ボンカースに改善があるんだけどね。
    チップ先生のような立場の人物にできることは、虐待されている子供を見つけたらPTSDになる前に、児童相談所に通報することじゃなかろうか。当のデデデが作らない限り、ププビレッジに児童相談所などなさそうだけど。

    あと、アメリカのカートゥーンでは精神障害ネタがあっさり出てくると言えば、そうなんだが、病気ネタと言うより、治療ネタなんだよね。教育的でしょ?
    「シュガーラッシュ」の冒頭のクッパとザンギエフその他の会話も、グループセラピーの場面だ。日本語版でしか見てないから、英語ではどういう会話だったのか知らないが、クッパの病名はなかったような気が。ちなみに「シュガーラッシュ」の女性兵士は、見事なトラウマ持ち。
    スター・ウォーズ 反乱者たち シーズン1 ブルーレイ コンプリート・セット [Blu-ray]』は両親が帝国軍に連れて行かれて、孤児として生きていた主人公が養父にあたる師匠との関係に、新たな希望を見いだす話。自分は見捨てられたと思っている少年の心の傷がていねいに癒やされる話だ。新しい学説に則っていそうなところがすごい。

    漫画でトラウマというものを簡潔に表現したものは、「耳をかじられてから、ネズミを見ると恐怖で逃げ惑うドラえもん」だろう。
    他に「のだめカンタービレ」の主人公の彼氏のトラウマ。
    「幼い時に飛行機事故に遭い、目の前で人が死んだ。その後、怖くて飛行機にのれない。その傷は主人公の催眠術で癒やされ、飛行機にのれるようになる」
    催眠術とか安易とか思われるかもしれないが、あっさりなおりすぎだとしても、催眠は実際にトラウマの治療に使われる。漫画なりに正しい展開といえる。


    精神医学と魔術は両立するか?


    最初からデデデのPTSD設定はありましただと、また別の問題が生じる。
    PTSDだっていうことは、前述の通り強い解離傾向があるというのも同然。

    それのなにがまずいのか、『DSM‐IV‐TRケースブック』冒頭の外傷後ストレス障害(PTSD)の症例「魔法」を紹介する。
    セリア・ベガは21歳の女性,プエルトリコ生まれ,警察により,手錠と足鎖をはめられ,市立病院の救急部に運び込まれた.(中略)彼女の顔と手には,前夜の出来事による打撲傷や引っ掻き傷があった.(中略)当直の精神科医は,彼女に何事が起こったかと尋ね,彼女は,ずっと一緒に暮らしているボーイフレンドの家で皿を洗っていたところ,胸が痛み出したという. ボーイフレンドの母親が,横になるように言ったが,その次に覚えていることは,鎖をつけられて救急室にいたことだという. (中略)彼女の話では,このようなことは17歳以降,以前に何度も起こったという.(中略)このようなエピソード中には,彼女は大声を上げ,噛みつき,蹴飛ばし,時々自分を傷つけるためナイフをとろうとしたという話である.(中略)9歳のとき,彼女と姉は車で学校に迎えに来てくれていた叔父に,何回も性的暴行を受けていた. 姉がこのことを母に話したが,母はそれを信用せず,何もしてくれなかった.(後略)
    つまり、アニメ第一話のデデデのように「いきなり凶器を振り回して暴れ、その時の記憶がほぼない」というのは、精神医学の文脈では解離性エピソードとされ、外傷的な出来事(トラウマ)が過去にあれば、睡眠困難やいらいらなど、前述の他の症状を踏まえた上で、PTSDの診断が下される。上記の症例では解離性の発作のことを、患者自身は「魔法」と呼んでいた。
    いきなりあばれるのは薬物や統合失調症の可能性もあるが、ここでは触れない。
    またPTSD患者にはこういう特徴がある。
    PTSD患者は他の精神疾患群に比して催眠感受性が高い(催眠にかかりやすい)

    解離性障害 (新現代精神医学文庫)

    催眠にかかりやすいっていうのは、暗示に弱い、つまり操られやすいってことね。

    そうか、デデデの操られ体質は幼少期のトラウマに起因する解離性の発作だったのか、ってそこまでいう気も制作者側にはないわけでしょ。まさか、あったのだろうか……?

    それと、この世界で魔物を召喚(魔獣をダウンロード)しているのは、デデデだ。
    で、解離の症状として、「幻視」があるんだよね。前述の「魔法」の患者も、自分を襲った叔父の顔を幻視して突如暴れ出している。

    以下、「まさかとは思いますが」で一部で有名な林先生のサイトより。
    そんなある日、小学四年生の夏の土曜日の事でした。大人は誰も信じてくれませんでしたが、私は通学路で巨大バッタとすれ違いました。
    (中略)
    この幻視は統合失調症らしくありません。解離の症状としての幻視でしょう。
    【2911】巨大バッタとすれ違いました。統合失調症でしょうか。

    これが映画か短編小説で、最初に魔物がいる世界が描かれ、後でPTSD等の病名が出てきたら、魔獣は精神病院に入院しているデデデの幻視で、カービィが空想上の友人だったり、メタナイトがお気に入りのフィギュアだったり、フームがナースだったり、エスカルゴンが主治医だったりとかいうサイコホラー展開が予想できる。

    魔物(魔獣)の実在する世界で、魔物を呼び出し、魔物に憑かれる人物にPTSDをにおわすのは、視聴者に無用な混乱を招く。
    魔法なのか、精神障害なのかどっちなんだよ、という話になってしまうからだ。
    このアニメがそうならなかったのは、トラウマ関連の話を一場面で投げたからである。
    アニメ版『星のカービィ』では魔法が実在するのだから、登場人物のおかしな言動を安易に精神障害扱いしてはいけない。

    あくまでも魔物が実在する物語ならば、精神医学は論破の対象でしかない。
    こんな感じで。

    想定は55話「ある愛のデデデ」でエスカルゴンが、ヤブイに「ある日突然怒らなくなった」デデデの診断を頼む場面。

    ヤブイ「これはきっと幼い頃のトラウマが原因の多重人格(解離性同一性障害)だな。普段とは別人になる病気じゃよ。」
    エスカルゴン「はあ。でも、私は陛下に長くお仕えしているでげすが、こんなことは初めてでげすよ。多重人格だったら、もっとしょっちゅう人格が、入れ替わるんじゃないでげすか?」
    ヤブイ「それでは、急性ストレス障害による、感情の麻痺かもしれん。最近死にかけたり、重傷を負ったりしなかったかな。」
    エスカルゴン「えー、先々週も陛下は私と一緒に爆発で真っ黒になったでげすが、それぐらいで陛下の心が壊れるわけないでげしょ? もういいでげす。」

    その後、やはり魔獣の仕業だったという方向に話が展開する。

    デデデの成績が異様に悪いということについて、魔獣なしで、軽い感じで書くならこんなのどうだろうか。これは軽い解離傾向を想定したもの。結果として「集中力がない」と教師に評価されるだろう。

    「陛下、なんで0点取ったんでげすか?」
    「授業がつまらんから、ずーっと夕食のことやカービィの倒し方を考えていたぞい」
    「あちゃー、それじゃ学校に行く意味ないでげすよ」


    他の吉川惣司作品


    デデデのトラウマに関して、どの程度の想定がこの時点であったのかの参考として、過去の吉川惣司作品を分析する。

    トラウマがあるなら、「何に」トラウマがあるのかは、重要な問題だ。
    デデデは何が怖いのか。おばけ?
    ゲーム版なら、星のカービィ第1作のデデデ大王の説明の「国中の食べ物を奪ってしまった」を真に受けて、きっと飢えで死にかけたことがあるのだろう、とでも推測するが。


    1話で解決してしまったが、実はそういう描写はあった。
    この第83話に先行する、吉川監督脚本回の第41話 「メーベルの大予言! (前編)」はデデデが「燃える玉」という悪夢を見て、カービィを恐怖するようになり、困ったフームがメーベルというカウンセラーを連れて、デデデを知ろうとする話だった。この話はファンタジー作品らしく「予知夢」という魔術的な方向に展開するのだが、このフームの行動はデデデに何か心的外傷体験や、現在のストレスがあって、悪夢を見ているんじゃないかという推測に基づいてのものだろう。
    これと似たような描写が、吉川惣司脚本の『MOTHER~最後の少女イブ~ [VHS]』というオリジナルアニメにある。これは『ぼくの地球を守って』(1986年 末から1994年にかけて「花とゆめ」で連載)と同時代らしい作品。

    主人公のイヴは記憶を消された少女。彼女は自らの過去を、森の暗闇を見つめることで取り戻そうとする。 その時、彼女は部屋中が燃える幻覚を見る。錯乱したイヴのほおを、駆けつけた女教師のテオドラがたたき、彼女を正気に戻す。イヴはテオドラにすがりつく。その後イヴの超能力が開花する。
    この要約のために参考にした資料は、吉川監督による小説版。『MOTHER 最後の少女イヴ オリジナルストーリー

    また『ザ・ファーストレッドショルダー―装甲騎兵ボトムズ (アニメージュ文庫)』の冒頭にも似たような描写がある。
    主人公のキリコは、少年の頃に兵士達に両親を目の前で焼き殺された。本人も焼かれたが「異能者」であったため、生き残った。
    文字通りのトラウマ体験である。本人はその記憶を忘れている。無理に思い出させようとすると、錯乱状態に陥る。
    作中で主人公は「神経症患者」と呼ばれている。

    今は神経症という言葉は使われないが、ボトムズの時代なら症状の描写も含めて正しい。この時代なら、フロイトのヒステリーの治療のように「つらい記憶を取り戻すことで、神経症的な症状が消える」というこの小説の流れで正解だろう。参考フロイトの神経症論(固着点への退行と反復)
    まあ『虫プロ興亡記―安仁明太の青春』によると、吉川監督の最初の職場は、アニメーターが次々神経症になるような職場だったらしい。

    デデデにもイヴやキリコのように、失われた記憶と隠された超能力があるのかもしれない。『星のカービィ』の世界観だと「超能力」ではなく「憑依した何かの力」だったりしそうだ。ちなみにキリコの「超能力」は「殺しても死なない」だ。ひかわデデデあたりにぴったりだね。

    炎にまかれて死ぬ描写は、吉川作品に多い。『ルパンvs複製人間』のマモーも燃えながら不二子に手を伸ばして死んでいる。『装甲騎兵ボトムズ』の吉川脚本回のボローはイプシロンによびかけながら、燃える建材の下敷きになって死んでいる。 吉川監督は1947年生まれ。直接の戦争体験がある世代ではないが、少し上の手塚治虫先生が自伝『ガラスの地球を救え―二十一世紀の君たちへ (知恵の森文庫)』に「空襲で家と人が焼かれるのを見た。自分も死ぬかもしれないと思った」とか書いているのを読むと、そのあたりのイメージなのかと思う。


    これらを読むと、「デデデについても、やばい話を考えていたんだろうな」以外の結論がでないのだが。 自由度の高い状態で脚本や小説を書くと、「故郷を失った主人公が、炎の幻覚に苦しめられながら、封印された己の過去に向き合う」とかいう話を書く人なわけで……。
    星のカービィでは「悪夢を見て」という話になっているのは吉川監督なりに、原作のゲームに従ったからだろう。


    『星のカービィ』以降の作品になるが、

    デデデのトラウマに関して、どの程度の想定がこの時点であったのかの参考として、『装甲騎兵ボトムズ ペールゼン・ファイルズ小説版』2009年1月17日 吉川 惣司 著 から引用する。
    虫食いだらけの記憶と精神的外傷の理由もわかった。
    P10

    「組織の再生が完全に?」
    「肉体だけだ……感情は常人と変わらない。焼き殺された体験と記憶、その精神的外傷は深く刻まれる」
    「異能生存体であるということを、キリコは自覚しているのか?」
    「私が教えた……あの日……奴は猛烈に否定、いや反応した」
    「どのように?」
    「発作だ。触れてはならぬ部分に触れると……キリコは強い心身症状に陥る……そして、キリコは私を殺そうとした。無意識の衝動で、私の首を絞め……」
    P138
    この記述でわかることは、吉川監督は精神医学の専門書をあまり読んでいないということだ。
    2009年はもちろん、1999年以前には精神医学の世界でトラウマの日本語訳は「心的外傷」である。
    1999年に一般向けに精神科医が書いた、こういうタイトルの本が出版されている。
    封印された叫び―心的外傷と記憶
    ちなみに虐待と記憶と海馬に関する記述は、この本にも登場する。
    手持ちの1999年以降に出版された精神医学関連の本を何冊かめくってみたが、それらの記述は全て、「心的外傷」である。
    精神的外傷<」も辞書に載ってはいるので、間違っているとまではいわない。

    しかし2009年なら、主流は「心的外傷」だろう。もちろん、自分の小説の読者が聞き慣れていそうな方にした、という配慮かもしれない。しかし同時期の『キン肉マンII世』で、ゆでたまご先生がさらっと「心的外傷」と書いているのを見ると、そんな配慮はいらない気がする。

    でも「強い心身症状」については、読者に聞き慣れていそうな言葉で書くなら「錯乱状態」でよい。心身症状という言葉はないと言っていい。心身症という言葉はあるが、意味が違う。読者に聞き慣れない言葉で、書きたいなら「解離性の発作」だ。

    専門用語がそんなに重要なのかと、思われるかもしれないが、例えばこの文章で「カービィ」を「カービー」と書いてあったら、誰もまともに読まないだろう。

    用語の問題を抜きにすれば、これは上記に引用した、DSM‐IV‐TRケースブック 冒頭の外傷後ストレス障害(PTSD)の症例「魔法」と、より一致する、正確な描写である。『星のカービィ』なら、原作のゲームであっさりデデデが操られることもあるので、アニメ版第一話や最終話のような描写でも正解である。でも『ルパンvs人造人間』と同じく、瞳を見て操られる、というのは吉川監督独自の表現かもしれない。

    『装甲騎兵ボトムズ』のキリコについては、高橋良輔監督(1943年生まれ)自らが脚本を書いた回である、テレビシリーズの第4話の過去を思い出して動けなくなる描写と、戦士としての暗い過去の説明から、PTSD的なものが原作の段階で想定されている。

    この小説には、人の精神を操作する場面がある。
    それは、医師の力を借り、老人に薬物での自白を強要する物語に関連する場面。
    もうひとつは、戦災孤児で軍に人体実験され、発作的に特定の個人を殺そうとする主人公とは別の人物に関連する場面だ。
    なるほど、『ルパンvs人造人間』および『星のカービィ』の監督である。

    ペールゼン・ファイルズの描写は典型的だ。どう典型的かというと「軍人に対する洗脳」と「軍人のPTSD」というものを書いている。
    前者については、朝鮮戦争時の捕虜米兵に対して、共産主義を信じることをせまった行為を中国共産党が「洗腦」と読んでいたのが、日本語の「洗脳」の英語の「brainwashing」を経由しての語源である。
    参考 洗脳
    後者はベトナム戦争の帰還兵の問題として、米国におけるPTSDの研究を進める大きな原動力になった。

    1947年生まれの吉川 惣司監督には、朝鮮戦争(1950年6月25日 - 1953年7月27日休戦)もベトナム戦争(1960年12月 - 1975年4月30日)も単なる歴史的事実ではなかろう。
    これらは米国の問題として、多くの米国の小説や映画になった。ペールゼン・ファイルズの参考になったのは、おそらくそれらだろう。描写がやや古典的な印象を受ける。

    結果として、吉川監督が書いた年は、ペールゼン・ファイルズの方が数年分新しいのだが、幼少期のトラウマで海馬がどうこうという「魔獣教師3」の話の方が、精神医学の流行りとしては数十年分新しい印象を受ける。教育に関する報道など、精神医学とは直結しないジャンルの実話が参考資料なのだろうか。
    なぜこう思うかというと「用語が心的外傷ではない」が「海馬の話は2003年の時点では、そこそこ新しい」し「過去のトラウマのせいで集中力がない」というのはかなり詳しいからだ。


    まとめ


    筆者もデデデの人格の歪みっぷりについては、「幼少期に何かあったんだろうな」という意見だ。その点では吉川監督に同意する。しかしこの中途半端な描写の仕方には、賛成しない。

    かなり後半の第83話なので、最終回に関連して何かキャラの掘り下げを考えていたのかもしれない。
    つまり「デデデの過去の不幸が明かされる」→「カービィ達がそれに理解を示す」→「和解」というような流れ。
    結局過去の不幸ではなく、現在の不幸(孤独)に焦点をあてる形で第93話「カービィ感謝の日! 」(脚本 友永コリエ)が書かれたのだのだろう。

    推測になるが、監修の桜井さんが、とめたんじゃなかろうか。桜井さんは『桜井政博のゲームについて思うこと DX Think about the Video Games 3』で、自分の作風について「明るくバカバカしく、ちょっと新鮮にとか」と語っている。2005年にこれからは「無双」や「FPS」の時代がくると予感するコラムの中の一文。カービィからパルテナまで、こういう方向性なんだろう。

    デデデ大王は今も現役のゲームキャラクターなので、アニメで暗い過去が設定されるのを誰かがとめたのは、明るく愛嬌のあるイメージが維持できて、結果的にゲーム側の利益だったとは思う。
    ただ、ほのぼの路線を目指したいなら、桜井さんは下村ディレクターが『星のカービィ2』や『星のカービィ3』や『星のカービィ64』でデデデを「よく邪悪なものに憑依されて暴れる人物」にした時点で止めた方が良かったのでは。
    そういう人物を見て「目の前で誰か殺されたのか」とか「幼少期に虐待でもされたのか」とか考えるのは、ある種「常識的な考え」だからだ。

    再度桜井氏の著書を引用する。

    Q.16 桜井さんがデザインしたゲームは、ユーザーの心を巧みに突くシステムや工夫が随所に見受けられますが、心理学を学ばれましたか?。
    桜井 いえ、心理学はまったく学んでいません。
    ユーザー視点に立ったとき、自然に出てくるものだと思います。
    『桜井政博のゲームについて思うことDX』


    この「心理学は学んでいない」という表現は、そのための学校に通っていない、という意味にもとれる余地があるが、おそらく単に「心理学を知らない」ということだろう。

    たぶん、「心理学は学んでいない」桜井さんが、吉川監督が悲劇を語りはじめようとしていることに気がつかずに、「デデデにはトラウマがある」という脚本をとおしてしまった。そして後でそれが「不幸な過去」という謎を開示していくシナリオの冒頭だとわかり、ともかくとめた。例えば、キリコのトラウマは目の前で両親を焼き殺された、だ。
    だから、結果として「デデデにはトラウマがある。それが何かはいまだ明かされていない」となったのだろう。
    一般人が「トラウマ」という言葉をスラングとして使うことはよくあるから、「デデデにはトラウマがある」という意味の文を桜井さんが軽く受け取ったとしても、無理はない。

    それってデデデには、兵士または民間人としての参戦,実際の身体的暴行またはその脅威(例:身体への攻撃,強盗,ひったりくり,幼児期の身体的な虐待),実際の性的暴力またはその脅威(例:無理強いされた性交,アルコールや薬物で興奮を高めた性交,虐待的な性的接触,身体接触を伴わない性的虐待,性的目的の人身売買),誘拐,人質,テロ攻撃,拷問,戦争の捕虜としての監禁,天災または人為災害,重大な自動車事故のどれか、あるいは複数の経験があるってことか、と重く受け取る方が非常識なんだろう。だが、正しいのはこちらの方なのだ。

    心理学にかなり詳しいベテラン脚本家vs心理学を知らない若い原案兼監修者か。
    率直にいわせてもらうなら、心理学を知らない人間がシナリオに関して最も強い権限を持つって、シナリオのクオリティを下げかねないし、リスクもある話だ。
    シナリオ担当者が心理学を知らない場合のリスクというのは、精神医学や心理学の方面は地雷原でもあるということだ。セガガガ回収騒動のように、うっかり用語を間違って使ったら、その無知の責任はとらなければならない。


    <終>

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    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(まとめ)

    アニメ版『星のカービィ』。
    このアニメを見ているうちに

    「一話に一回はデデデがエスカルゴンを殴る」
    「一話に一回はデデデとエスカルゴンが抱き合ったり、どちらかがどちらかにしがみついている場面がある」

    ……のではなかろうか、という素朴な疑問を抱いた。
    この作品の典型パターンは、第49話「星のデデデ」に要約されているが、これもテンプレートの一部ではなかろうか。

    そこで、100話通してのこの両者間の暴力表現と、身体的な親密さの表現について調べた。

    デデデ大王のエスカルゴンに対する、暴力表現のある回(話数表示)
    1,2,3,4,6,9,10,11,12,13,
    14,15,17,19,20,21,29,31,32,33,
    38,39,40,41,42,43,45,47,49,50,
    51,52,55,56,57,58,59,60,61,64,
    65,67,68,69,71,72,73,76,77,78,
    79,80,83,84,86,88,89,90,92,93,
    94,95,96,98

    計64話


    デデデとエスカルゴンの、身体的な親密さの表現のある回(話数表示)
    1,4,5,6,7,8,11,12,13,14,20,
    21,21,22,23,24,25,31,32,33,34,
    37,38,39,40,41,42,46,47,48,49,
    51,54,55,56,57,59,60,61,62,63,
    64,65,66,67,69,70,71,75,76,78,
    80,83,87,89,90,91,92,93,94,95,
    98,99,100

    計64話

    両方ともに、6割強で「毎回」というには遠い数字となった。しかし半分は超えているので、この作品のパターンとはいえる。
    実際に数えてみて意外だったのが、仲の良さを強調する仕草が、暴力場面並に多いことだ。
    個人的には殴ってばっかりの印象があった。でも、甘辛い関係なんだね。

    グレーゾーンがあるだろうが、リストを元に二人で抱き合っている場面も数えてみた。一方的に抱きついている場面は含まない。寝姿も含まない。(話数表示)
    5,12,20,34,42,46,51,64,66,69,
    71,89,94,95,99

    計15話

    6話に1回。一話で何回も抱き合っている話も含んでいるので、抱き合った回数はもう少し多い。

    このリストにはおそらく漏れがある。コマ送りで見ないとわからないような一瞬の場面が多いからだ。もはやサブリミナル。それに、細かい解釈の違いはあるだろう。

    重複は今回カウントしていない。一話のうちに何回も殴っていたり、何回もしがみついていたりする話があるから、100話で100回以上殴り、また触れあったんじゃないかなとは思うが、グレーゾーンの処理が面倒。
    また、オープニングにも暴力表現はある。後期のオープニングでは、デデデがエスカルゴンを叩いている。次回予告でも殴られたりしているが、カウントは本編のみ。なお、特別編のエビゾウ回にも、エスカルゴンに対する暴力がある。

    エスカルゴンが殴られていない回もあるが、その時はワドルドゥ隊長あたりがデデデにはね飛ばされていたりする。「デデデが、敵ではない人物に暴力をふるう場面」と定義してカウントした方が、アニメ版デデデの傍若無人さがよくわかったかもしれない。が、それは補足として、まずはこのままで。

    リストにはグレーなものも記載したが、疑わしきはカウントしない。爆発などで折り重なって倒れたような場合は、意図的な接触ではないのでカウントしなかった。
    でもデデデとエスカルゴンが、折り重なって倒れているような場面も8回ほどある。しかしそれだけがあるような回は2回ほどだから、あまり上の数字には影響しない。他のキャラクター達だと吹き飛ばされても、体が接触したりしないのが普通。それがあるとしたら、村長夫妻のような夫婦同士とかだ。爆発とはいえ、いきなりデデデの上にメーベルが乗っていたら気になるだろう。
    また落下や爆発でのっかっている時は、暴力に見えるときと間抜けに見えるときと仲良く見えるときがあるから、どっちにカウントするか迷う。

    色々見てみたが、毎回違うポーズでくっついているらしい。寝姿なんて、競ったように違う。こぶしとハンマーが基本の暴力表現にも、バリエーションがある。魔獣召喚場面のようにバンクでいいような気がするが、数秒の場面も丁寧に作画されている。
    こういう細かい場面は脚本家だけの表現ではなく、監督や演出や作画担当者の手によるもののような気もするが、このリストには脚本家のみ記載。作画の担当について、詳しくはウィキペディアの星のカービィ (アニメ)で。

    脚本家によって、表現の好みというのはやはりある。

    上記に関連して、爆発や落下での身体の接触を調べてみたが、11話、27話、48話、56話、69話と山口さんの回に多め。27話ともみ合いでおんぶになった69話以外エスカルゴンがデデデの上に落ちている。46話と76話は国沢さんで、デデデがエスカルゴンの上に乗っている。78話のあんのうんさんの回は、全体の話にそい「エスカルゴンがデデデによってひどい目にあう」場面で、エスカルゴンがデデデにつぶされる感じ。吉川監督は98話と100話でエスカルゴンが上。
    落下とは違うが、第19話の野添さんの回で、カスタマーに使用料を請求されて、デデデがひっくり返り、エスカルゴンを下敷きにする場面がある。
    エスカルゴンが上の方が、コミカルな感じがするな。下だと虐げられている。
    ……もしかしてどっちが上にのるかの感覚に、脚本家の性差って影響しているのだろうか。

    なお、エスカルゴンからデデデに対するハンマーでの暴力は、第32話 「歯なしにならないハナシ」 脚本 国沢真理子 と、第41話 「メーベルの大予言! (前編)」 脚本 吉川惣司 と、第55話 「ある愛のデデデ」脚本 あんのうん の3話。他には第11話 「宮廷シェフ・カワサキ」 脚本 山口伸明 の胡椒投げ。第57話 「パイを笑う者はパイに泣くぞい!」脚本 あんのうんのパイ投げ。
    暴力それ自体が目的ではないが、苦痛を味わわせているものとして、第59話 「最強番組直撃! 晩ごはん」脚本 野添梨麻の唐辛子、第86話 「弟子対決! コックナゴヤ」脚本 あんのうん の同じく唐辛子がある。
    なお、第12話 「デデデ城のユーレイ」 脚本 国沢真理子 は直接殴っているわけではない。

    グレーゾーンがあるので微妙だが、デデデとエスカルゴンの悪事の共犯以外での、お互いをかばったり助けようとする仕草や行動について列挙しておこう。
    第1話 「出た! ピンクの訪問者」脚本 吉川惣司 のデデデによるエスカルゴンのおんぶ。第41話 「メーベルの大予言! (前編)」脚本 吉川惣司 でデデデが片手で、エスカルゴンを下がらせる。
    第77話 「ロイヤルアカデデデミー」脚本 吉川惣司 で、光線銃を撃ちまくられて逃げるデデデを、エスカルゴンが「陛下 こっち」と柱の陰から手招きしている。
    第99話「撃滅! ナイトメア大要塞」脚本 吉川惣司 でエスカルゴンが、デデデを背後にかばう。
    第61話「肥惨! スナックジャンキー」脚本 国沢真理子でエスカルゴンが、デデデを引っ張って逃げようとする。
    第56話「わがままペットスカーフィ」脚本 山口伸明で、「陛下 がんばって」とスカーフィに対し、ハンマーをふるうデデデの陰に、エスカルゴンが隠れている。その後、カービィに吸い込まれそうになったデデデを、今度はエスカルゴンがひっぱる。デデデがエスカルゴンを、おんぶしながら城の壁にのぼっている。
    第60話「宝剣ギャラクシア!」脚本 山口伸明で、シリカに攻撃され、こげたエスカルゴンをデデデがつかんで車に乗せ、二人で逃げようとする。
    第69話「ウィスピーの森のエコツアー」脚本 山口伸明で、二人で川に落ち、エスカルゴンがデデデを岸に引っ張り上げる。炎にまかれながら、火事場の馬鹿力でデデデをおんぶして逃げる。
    第88話「はだかのエスカルゴン」脚本 あんのうんで、「悪魔よ 去れ!」とマイマイゴンにハンマーを構える。
    第95話「デビル・カービィ!」脚本 あんのうんで、車にひかれかけ、デデデがエスカルゴンをかばいながら逃れる。その後、「陛下を助けて」とエスカルゴンがカービィに土下座。
    節目の回や、その脚本家の最後の担当回で多くなるのは、ハッピーエンドに持って行こうとしているんだろうな。

    デデデとエスカルゴンが一緒に眠っている場面は、8話で9カ所ある。
    最初は第14話 「夢枕魔獣顔見勢」脚本 吉川惣司で、間にもう一人寝られそうな、距離のある寝姿だ。
    第20話 「さよなら、雪だるまチリー」脚本 辰宮成彦 では、雪に埋まった後、うつぶせの状態で二人で抱き合って眠っている。
    第41話 「メーベルの大予言! (前編)」脚本 吉川惣司では、デデデにエスカルゴンが寄り添っての寝姿。
    第46話 「真夏の夜のユーレイ! (後編) 」脚本 国沢真理子では、幽霊屋敷に泊まったデデデとエスカルゴンがひとつのベッドで寝ている。それはエスカルゴンがデデデに抱きついての寝姿。同じ話で焼け跡でお互い寄り添って寝ている。
    第48話 プププランド観光ツアー  脚本 山口伸明では、寝不足のデデデとエスカルゴンがバスで寝ているとき、エスカルゴンはデデデの膝をまくらにして寝ている。
    第71話 「密着! ホエール・ウォッチング」脚本 柔美智ではデデデがエスカルゴンの殻を枕にしての寝姿。
    第91話「爆走! デデデス・レース (後編)」脚本 野添梨麻ではデデデが丸まったエスカルゴンを抱えての寝姿。
    第99話 「撃滅! ナイトメア大要塞」脚本 吉川惣司では殿様デデデと脇息(肘掛)エスカルゴンの寝姿。
    この二人は人前でくっついて眠っていることが多い。


    雑多な印象を与えるだろうが、ここにメモっておく。
    デデデがエスカルゴンのひげをひっぱる仕草は、あんのうん脚本の回に二回。他にはない。
    エスカルゴンがデデデのお腹をひじでつっつくのは、あんのうん脚本の回に二回。他にはない。
    デデデがエスカルゴンの肩に腕を回すのは、国沢脚本の回に二回。他にはない。肩をだきあっている、という表現なら、野添回に一回。

    リストは別ページ。

    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(第1話~第50話)
    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と身体接触場面のリスト(第51話~第100話)

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    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(第1話~第50話)

    以下のリストの文章は、タイトル、補足、場面の説明からなる。補足は雑多なメモである。
    このデデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリストは「どういう関係なのかをはっきりさせる」ためのものだが、人によっては萌え場面リストとして使えるかもしれない(ハンマーと抱きつきのデデエスリストって、名前でもよかったかな)。

    <リスト部分開始>

    オープニング
    最初のオープニングには、デデデとエスカルゴンの絡みナシ。デデデはカービィを叩き、カービィの下敷きになっている。

    二番目のオープニング

    補足
    デデデとエスカルゴンがコンビであり、カービィの敵であることが強調されたオープニング。

    暴力表現
    題字が光に照らされる直前、視聴者に驚いた?デデデがエスカルゴンの目の下(大触角)をつかむ。
    プレゼントボックスから魔獣が飛び出すが、カービィに吸い込みされて、デデデが泣きながらエスカルゴンをこぶしでぽかぽかとなぐる。


    第1話 出た!ピンクの訪問者 脚本 吉川惣司

    補足
    この両者の関係が1話から100話まで変わらないことがよくわかる回。
    エスカルゴンがデデデの悪口を言ったり突っ込みを入れるのも、この回から。
    ただし、この回ではエスカルゴンのデデデに対する悪口は独り言。

    暴力表現
    暴力表現はカブーの予言の際、「大王様のペットを疑っておりますよ」というエスカルゴンをデデデがこぶしでなぐったのが最初。
    その後カブーとの会話の中でエスカルゴンをこぶしでぽかぽか叩いている。
    さらにカービィの宇宙船を修理しようとして、失敗するエスカルゴンをデデデがこぶしで殴る。
    ワープスターを見つけて自分のものにしようとする、デデデに文句を言ってエスカルゴンがさらにぽかぽか殴られる(おそらくゲーム「星のカービィ64」のデデデが、クリスタルを見つけて、ほしがるカービィにやらないぞー、という意地悪をしたことから)。
    エスカルゴンが「(オクタゴンを)陛下がダウンロードした魔獣でげしょ」と突っ込み、腹を立てて飛びかかってきたデデデに首をつかまれて宙づりにされる。

    身体的な親密さの表現
    カービィの宇宙船のドアが開くとき、おびえたエスカルゴンがデデデの背中に隠れながらしがみついている。
    魔獣が暴れたので、デデデがエスカルゴンをおんぶして、走って逃げている(おそらくゲーム「星のカービィ64」のデデデが、カービィをおんぶしていたことから)。


    第2話 大変!戦士のおうち探し  脚本 吉川惣司

    補足
    デデデがカワサキの店で「カタツムリの塩焼き」を頼み、エスカルゴンがびくっとして「それはご勘弁を」という場面がある。

    暴力表現
    最初の方でエスカルゴンがこの私にお任せを、みたいなことを言ってデデデが持っていた双眼鏡で殴られる。
    呼び出した魔獣がやられて泣きわめくデデデに、「あきらめよう」みたいなことを言って「やだやだ」とポカポカされる。

    身体的な親密さの表現
    特になし。

    第3話 え! メタナイト卿と対決?  脚本 吉川惣司

    補足
    デデデの運転する装甲車から降り落とされたエスカルゴンが「ちょっとお待ちを~」という場面がある。デデデは待たない。

    暴力表現
    メタナイトにカービィを倒せと命令する際、メタナイトの返答が気に入らなかったのか、側にいたエスカルゴンの頭をはたく(威嚇の一種なのかも)。
    現れた魔獣に興奮して、エスカルゴンをぽかりと叩く。
    魔獣の強さに喜んで、近くにいたエスカルゴンの首をつかんでゆする。

    身体的な親密さの表現
    特になし。

    第4話 星の戦士のひみつ 脚本 吉川惣司

    補足
    デデデの装甲車に隠れたカービィを魔獣クラッコが攻撃。自分が攻撃されていると思ったデデデが「なんでわしを」といい、エスカルゴンが「きっと陛下は愛されているでげすよ」と返す。この世界における愛って攻撃なのか。
    次回予告の会話でも、エスカルゴンは殴られている。

    暴力表現
    「ひがみっぽい陛下を怒らすとこわいでげすよ」と言って、デデデになぐられる。
    クラッコから逃げ惑うデデデが「なんとかせい」とエスカルゴンの目の下をつかむ。
    クラッコがやられた後、デデデが八つ当たりでエスカルゴンをポカポカ叩く。

    身体的な親密さの表現
    クラッコがやられそうになった時に、不安になったデデデがエスカルゴンにしがみつく。結果として首を絞めてはいる。


    第5話 怒れ! ウィスピーウッズ 脚本 吉川惣司

    補足
    デデデが木を切り倒しまくる回でそれが強烈なせいか、エスカルゴンに対する暴力表現はなし。

    身体的な親密さの表現
    ウィスピーがリンゴから生えてきたとき、エスカルゴンがおびえて「陛下!」と抱きつく。そのまま双方震えながら抱き合ったまま、ウィスピーにハンマーでとばされて、バンカーに埋まる。
    その後森で迷子になって、いったんは喧嘩別れしたが、「えーすかーるごーん」「こわいー」と泣きながら抱き合い「やっぱ一緒にいくぞい」「そうするでげす」という。
    迷子の状態で、デデデの片手をエスカルゴンが時々両手で握るようにして、手をつなぎながら歩いていた。

    第6話 見るぞい!チャンネルDDD 脚本 吉川惣司

    補足
    テレビ番組中にデデデがかたつむりを、虫眼鏡で観察している場面がある。

    暴力表現
    チャンネルDDDを見ていない者がいると聞いて、エスカルゴンの首をつかんで揺する。

    親密表現
    魔獣の着ぐるみを着たエスカルゴンとデデデが、手を取り合って踊っている。
    モザイクがかかっているので、よくわからないがたぶん肩を組んで「ふたりのどっきりドキュメント~」と歌っている。

    第7話 逆襲!ダイナブレイド 脚本 国沢真理子

    暴力表現無し。

    親密表現
    冒頭のダイナブレイドが登場するときの突風で、飛ばされそうになった両者がかばいあいながら地面にふせる。

    第8話 キュリオ氏の古代プププ文明 脚本 馬場キスケ

    補足
    キュリオ氏を羽交い締めにした、エスカルゴンがキュリオ氏にふっとばされる回。
    二人で埋まっているが、意図的にくっついている感じはない。

    親密表現
    魔獣がやられるとき、エスカルゴンが右手をデデデの左腕にあてて、逃げるようにうながしている。

    第9話 ロロロとラララ愛のメロディ 脚本 下由あい

    補足
    デデデがエスカルゴンで、キッタリハッタリの力を試そうとする回。

    暴力表現
    ロロロとラララがいうことを聞かないので、デデデがエスカルゴンを軽く殴る。
    さらに「追放ぞーい!」と、右手で振り払う仕草をして、エスカルゴンをふっとばす。
    占いの結果がよくなかったので、エスカルゴンを壁にめり込むぐらいハンマーでふっとばす。
    それなりのお値段の魔獣をダウンロードしようとする、デデデを止めようとしたエスカルゴンを手をひろげて、ふっとばす。
    魔獣がやられたので、デデデが泣きわめきながらエスカルゴンの肩のあたりをぎゅとつかんでゆする。

    親密表現は特に無し。

    第10話 ボルン署長をリニュアルせよ 脚本 野添梨麻

    暴力表現
    「陛下を馬鹿にしているのは、プププランドの人民全員でげしょうが」と言って笑い、こぶしで殴られる。
    「(運転を)わしにかわれ」と車からふっとばされて、岩にぶつかる。
    会話を聞く限り最後の「今度は陛下を刺してください」「この恥さらしめが」のあたりで一発ぐらいなぐられてそうだが、それはノーカウント。

    第11話 宮廷シェフ・カワサキ 脚本 山口伸明

    補足
    エスカルゴンがデデデに料理されかかったり、カービィがカワサキに料理されかかる回。

    暴力表現
    コックオオサカがくると聞いて、エスカルゴンの目の下をつかんで問い詰める。ついでに放り投げるが、エスカルゴンはデデデの上に落ちてくる。
    その後、デデデがエスカルゴンを料理しようとして、中華鍋で襲う。エスカルゴンは胡椒で反撃。

    親密表現
    背中合わせの状態で、へたり込んでいる。デデデの背中にエスカルゴンが、殻をくっつけるようにしてよりかかっている。


    第12話 デデデ城のユーレイ 脚本 国沢真理子

    補足
    デデデとエスカルゴンの関係に焦点をあてた回。
    エスカルゴンがブンたちと謀ってデデデを拘束し、おどかしまくる。

    暴力表現
    幽霊かと思ったら、エスカルゴンだったので腹を立てて殴る。
    直接の暴力ではないが、デデデがエスカルゴンの部屋のドアをハンマーでたたき割っている。

    親密表現
    橋が壊れる場面で抱き合っている。
    その後おびえてうずくまるデデデを、エスカルゴンがゆすっている。
    デデデが夜トイレに行こうとするときに無理にエスカルゴンの手を引いたり、廊下で後ろから台車みたいに押したりした。その時のエスカルゴンの台詞は「およしになってー」その他。


    第13話 ププビレッジ年忘れ花火大会 脚本 吉川惣司

    補足
    サスケがエスカルゴンに花火を投げつけて、自分の力を見せ、デデデが気に入ったぞい、という場面がある。
    「あんな魔獣に金を払うより、私の給料とボーナスをどーんとアップした方が早いでげすよ」とエスカルゴンがデデデに自分を売り込む場面がある。

    暴力表現
    魔獣がカービィを倒したかと思って、「やった」とエスカルゴンを叩く。

    親密表現
    「今回はエスカルゴンもがんばったでげすよ」とエスカルゴンが、デデデに鼻をつきあわせていう場面がある。しかし両者共に鼻のない(あっても見えない)キャラなので、エスカルゴンの上唇とデデデの上唇がくっついている状態。
    カービィを倒したと思って、手をとりあって喜ぶ。


    第14話 夢枕魔獣顔見勢 脚本 吉川惣司

    補足
    エスカルゴンが一人用エレベーターにもなる大王の椅子から、デデデの急ブレーキで放り出される場面がある。
    エスカルゴンに悪夢を見る枕と知りながら、特製まくらを押しつける。

    暴力表現
    カスタマーを囃すエスカルゴンを不機嫌なデデデが「黙れ」と叩く。
    枕をメタナイトに差し出したエスカルゴンを「この裏切り者」といってデデデが叩いている。
    ずいっと前に出たデデデによって、エスカルゴンが壁にぎゅっと押しつけられる。

    親密表現
    横で並んで寝ているが、くっついてはいないので、ノーカウント。
    カービィに悪夢枕を試すデデデの背中に抱きつくような感じで、エスカルゴンがのぞき込んでいる。
    カービィをみんなで笑う場面で、デデデはエスカルゴンの頭と背中に手を置いて笑っている。
    その後、デデデは右腕でエスカルゴンを抱えたまま、二人で笑い転げている。


    第15話 誕生? カービィのおとうと? 脚本 野添梨麻

    暴力表現
    デデデがカービィの電子ペットを見てうらやましがり、エスカルゴンの首をしめる。

    浜辺で「夜のドライブはロマンチックだ」とか言いながら、二人で装甲車に乗っているが身体的親密描写はなし。


    第16話 私を愛したサカナ 脚本 山口伸明
    二人仲良く悪巧みの回。
    特に何もナシ

    第17話 パームとメームの指輪物語 脚本 国沢真理子

    補足
    エスカルゴンが隠していた宝石の指輪を、デデデに奪われる回。

    暴力表現
    山と集めた宝石を見分けられない、エスカルゴンの胸ぐらあたりをデデデがつかむ。

    第18話 眠りの森のピンクボール 脚本 馬場キスケ
    特に何もナシ

    第19話 ナックルジョーがやって来た! 脚本  野添梨麻

    暴力表現
    「たとえ姿形は無様でも」とデデデを侮蔑的に紹介して、エスカルゴンがハンマーで殴られる。
    カスタマーに使用料を請求されて、デデデがひっくり返り、エスカルゴンを下敷きにするが、意図的なものではないのでノーカウント。


    第20話 さよなら、雪だるまチリー 脚本  辰宮成彦

    暴力表現
    冒頭、デデデがエスカルゴンを大きなうちわで、そのうちわが破れるほど叩く。

    身体的な親密表現
    フームにスノーボードを渡して去るとき、デデデがエスカルゴンの殻をうしろからつかむ姿勢で、同じスノボ?に乗ってすべっていく。
    雪解けの時、うつぶせの状態で二人で抱き合って眠っている。エスカルゴンが自分の左手をデデデの左手に重ね、右手をデデデの肩におき、デデデがエスカルゴンの背中に右手を置いている。


    第21話 王女ローナの休日 脚本 野添梨麻

    補足
    パーム大臣がデデデに何度か払いのけられる回。
    エスカルゴンがデデデの王女に対する求婚のリハーサルにつきあわされて、女装する回でもある。

    暴力表現
    美しい王女が来ると聞いて、夢想して側にいたエスカルゴンを抱きしめる。結果としてエスカルゴンを苦しめている。
    その後、「こうしてはいられんぞい」と、エスカルゴンを放り投げる。
    「だいたいその顔で結婚とか非常識」と言って、デデデの振り上げた拳でふっとばされる。
    「現実とミュージカルは違うよー」と突っ込んだエスカルゴンに、デデデが台本を投げつける。
    フーム達に「ひきょうだぞー」と叫びながら、エスカルゴンをぽかぽか叩く。

    親密表現
    魔獣がやられそうになって、デデデがエスカルゴンの手を握る。


    第22話 孤島の決戦・老兵は死なず! 脚本 馬場キスケ

    暴力描写無し。

    親密描写
    作戦が成功したと思って、二人でハイタッチ。

    第23話 迷子のダイナベイビー 脚本 国沢真理子

    補足
    「これでおまえのボーナスはカットぞい」「え そりゃないでげしょー」というやりとりがあるが、暴力はない。

    親密表現
    ダイナブレイドを怒らせて、おびえたエスカルゴンとデデデが互いにしがみつく。
    二人で落下中の時にエスカルゴンがデデデの背中にしがみついていた。「ああんもう、こうなれば陛下と運命を共にするでげす」「それはいやぞーい」その後は二人で河にどぼん。


    第24話 ニンジャ、ベニカゲ参上! 脚本 山口伸明

    二人の仲が良い回で、暴力表現はナシ。

    親密表現
    「陛下、おもちゃ買ってる場合じゃないでげすよ」と、デデデの右腕を両手でひきながらいう。

    第25話 エスカルゴン、まぶたの母 脚本 国沢真理子

    補足
    「陛下は魔獣で村人を襲わせて 困らせるのが 趣味だぞい」
    「それは自分でげしょうが」
    「虫も殺せない臆病者の息子に そんな大それたことできるわけないよ」
    という会話がある回。
    その後「(人を魔獣で襲うような)あんなバカに仕えることはないだろうに」と言ったエスカルゴンの母親をデデデが魔獣に襲わせようとして、そんな臆病なエスカルゴンが母親をかばう場面がある。

    暴力表現
    態度の大きいエスカルゴンをデデデがハンマーで叩こうとする場面があるが、フームが止めたので未遂。故にナシ。

    親密表現
    「できの悪い息子で苦労をかけます」とエスカルゴンの母親に言われ、エスカルゴンの肩を抱いてぐっと引き寄せ、「大王は苦労ばかり なあエスカルゴン」とささやく。


    第26話 忠誠! ソードとブレイド 脚本 野添梨麻
    特に何もナシ。


    第27話 恋に落ちたウィスピーウッズ 脚本 山口伸明
    装甲車から落ちるときに、エスカルゴンの上にデデデが半ば折り重なるように倒れている。しかしこれはカウントしないので、今回は特になしということに。


    第28話 恐怖のデデデ・ファクトリー 脚本 吉川惣司
    特に殴ったり、手を握ったりはしていない回。
    ただ、エスカルゴンがメガホンと一緒に、デデデに軽く振り回されている描写がある。


    第29話 激辛! ファミレス戦争 脚本 国沢真理子

    補足
    料理のまずさに怒ったデデデが、ピザをカワサキの顔に投げつける場面がある。

    暴力表現
    「料理の鯖じゃないでげすよ」とデデデの勘違いを笑って拳でなぐられる。
    「わたくしにも一口」と言ってデデデに殴られる。


    第30話 カービィの謎のタマゴ 脚本 下由あい
    特に何もナシ


    第31話 ビバ! デデベガスへようこそ 脚本 吉川惣司

    補足
    デデデが執拗にカービィを狙う回。
    このアニメで高い所から落ちても死なないのは、デデデ達だけじゃなくフーム達もかと思う回でもある。
    モニターを見るために、デデデがワドルディをふっとばす場面がある。
    マイクカービィにふっとばされたフームを、ブンとメタナイトが助け起こす。

    暴力表現
    エスカルゴンがデデデに、ぐいっと押しのけられている場面がある。乱暴だが、暴力とまではいえないかも。
    カービィ達が罠にかかったのを見て、喜んだデデデが側にいるエスカルゴンをぽかぽか叩く。
    監視カメラが壊れたので、怒ったデデデがエスカルゴンの目の下を握って問い詰める。
    メタナイト達に罠が破壊され、怒ってエスカルゴンをこぶしで気絶する強さで殴る。

    親密表現
    デデデの山車の上で二人で踊っている時に、くるっとまわって手をつなぐ。
    カービィに吸い込まれそうになって、エスカルゴンがデデデのローブにしがみつく。


    第32話 歯なしにならないハナシ 脚本 国沢真理子

    補足
    「他人の不幸は最高の娯楽ぞい」の台詞がある回。
    歯医者から逃げるデデデをエスカルゴンが、装甲車のマジックハンドで捕獲する場面がある。
    デデデの足をエスカルゴンがハンマーで叩き、「ほかが痛ければ 歯の痛みは忘れるでげす」と笑みを浮かべていう。その後エスカルゴンがハンマーを持って「陛下 おまちくださーい」と追い回す。「日頃の恨みを晴らす気か」「はい」
    デデデとブンが手をとりあって踊る場面がある。
    エスカルゴンが「陛下のいう通り 他人の不幸は最高の娯楽でげす」と歯の治療で、悲鳴をあげるデデデを見ながら言う。

    暴力表現
    ヤブイに虫歯を治療されるエスカルゴンを見て、デデデが「人が苦しむのを見るのは、実に楽しいもんぞい」と言い放つ。ついでに嫌がるエスカルゴンの口を無理矢理開かせて、ヤブイを手伝う。暴力的だが、治療行為でもある。
    寝る前に歯を磨くように忠告するエスカルゴンに「安眠妨害ぞーい」と枕をぶつける。
    歯の痛みに苦しむデデデを、エスカルゴンが笑って「この薄情者」とハンマーで殴られる。

    親密表現
    デデデが麻酔ナシでの歯の治療から逃れようと、エスカルゴンの殻と肩をつかむ形で後ろに隠れる。


    第33話 え~っ!宇宙のゴミ捨て場 脚本 あんのうん

    補足
    お風呂に入って、泡で遊んでいるデデデがエスカルゴンに「遊んでないで、洗ってるでげすか?」と言われて「のぞくな」と軽く怒る場面がある。
    直接の暴力ではないが、デデデが香水をつけまくって、エスカルゴンがそのきついにおいで倒れる描写がある。

    暴力表現
    うっかりカスタマーにゴミを捨てていいと言ってしまったデデデが、後悔して八つ当たり的にエスカルゴンの首を絞め、そのまま「代金を払えば」と言ったエスカルゴンを投げ飛ばす(首が絞まっていたらしゃべれないので、肩をぎゅっとつかんでいるだけかも)。

    親密表現
    「お風呂に入るでげすよ」と言って、エスカルゴンがゴミの山に埋もれたデデデを引っ張り出す(二回も)。


    第34話 究極鉄人、コックオオサカ 脚本 野添梨麻

    補足
    エスカルゴンにカワサキの料理を毒味させる。おいしいとわかるとエスカルゴンの分まで奪って食べる、という場面がある。
    デデデがナイフとフォークを持ったカービィに襲われそうになり、食べるならこいつがいいぞい、とエスカルゴンを抱きかかえて差し出す場面があるが、暴力なのか微妙。

    親密表現
    名料理人コックオオサカが来たと聞いて、感激のあまり泣きながら抱き合う。


    第35話 栄光のプププグランプリ (前編) 脚本 山口伸明

    補足
    デデデとエスカルゴンが二人でお散歩していただけらしいのに、ブンのカートに追いかけられて、二人で川にどぼんして、さらにデデデの頭の上にカービィが落ちてくるという目にあったので、デデデが怒って自動車レースを開催する話。

    特に何もナシ。


    第36話 栄光のプププグランプリ (後編)  脚本 山口伸明

    補足
    「ふうあぶなかった」とトッコリが、カービィに抱きついている場面がある。
    この話の中心はデデデとメタナイトとカービィの三角関係で、それぞれのパートナーや部下はあくまでも補佐。
    前回に続き、デデデとエスカルゴンは、息の合ったコンビだとしかいいようのない回。

    特に何もナシ。


    第37話 お昼のデデデワイドをつぶせ!  脚本 あんのうん

    補足
    デデデがカービィをストーカーする回。

    親密表現
    カービィに吸い込まれそうになり、壁につかまるエスカルゴンのしっぽにデデデがつかまっている。
    城の壁から身を乗り出して落ちそうになるデデデを、エスカルゴンが必死に引っ張っている。


    第38話 読むぞい! 驚異のミリオンセラー 脚本 吉川惣司

    補足
    デデデが文盲ということになるのは、この回から。「字ぐらいよめるぞい。何ならビデオで確認するぞい」という台詞から、過去の回と矛盾する設定ということは監督もわかってやっている。エスカルゴンが文字の読めないデデデをバカにしまくって、殴られる回。

    暴力表現
    テレビでデデデが女装したエスカルゴンを、はたくコントが放映中。
    それを自分でポテチを食べながら見ていたデデデに、エスカルゴンが「ついにチャンネルDDDの視聴率が0をマークしたでげす」と報告し、怒ったデデデに首を絞められてつり上げられる。
    デデデが字が読めないことを楽しそうに追求して、片腕で首をしめられる。
    エスカルゴンが「読んであげるでげす」といいながら途中から、音読でなく黙読になってしまったので「声に出して読むぞい」と言ったが、そうならなかったのでこぶしで頭を叩く。
    自分もだまされたというデデデにエスカルゴンが「それはどうでげしょう」と突っ込み、蹴り飛ばされる。
    デデデの文盲をばらそうとして、ハンマーで地中に埋まる程叩かれる。これで焚書坑儒(書を焼き、学者を穴に埋める)だな。

    親密表現
    本物の原作者が現れて、不安になったエスカルゴンがデデデに、そっと手をあてて寄り添っている。

    第39話 忘却のエスカルゴン 脚本 あんのうん

    補足
    フームがエスカルゴンの手を取りながら、殻をなでる場面がある。
    エスカルゴンがカービィがだっこする場面がある。さらにだっこしてほおずりする場面がある。
    ショックで倒れそうになるエスカルゴンを、カービィが支える場面がある。
    カービィと手をとりあって喜ぶ場面がある。
    メタナイトがエスカルゴンを拷問する場面がある。

    暴力表現
    デデデに忘れられ、「なれなれしいじじいめ」とヒゲをひっぱられる。
    そのままぶんなげられて壁に激突する。
    拷問されていたエスカルゴンがフーム達と遊んでいたと、誤解したデデデが「けしからんぞい」とハンマーで殴る。
    倒れているエスカルゴンを、目の下をつかんで無理矢理起こす。
    思い出してもらって喜んで、村人に手をふるエスカルゴンを、運転ミスがあったので、「このばかもの」となぐりつける。

    親密表現
    デデデに「おまえは誰だ」と言われたエスカルゴンが「ご冗談を」と、デデデのおなかをひじで突っつく。
    デデデがエスカルゴンの手首をつかんで、強引にひいていく。

    第40話 魔獣ハンター・ナックルジョー! 脚本 野添梨麻

    補足
    エスカルゴンがデデデをうちわであおいでいる。
    フームがカービィをゆり起こす場面がある。


    暴力表現
    強そうな魔獣が現れて興奮したデデデが側にいた、エスカルゴンの首をつかんで揺する。

    親密表現
    朝のお風呂に入っているデデデの背中をエスカルゴンが、泡のついたスポンジでこすっている。この時のエスカルゴンの「寝ちゃわないでよ」という声の調子がとても優しい。


    第41話 メーベルの大予言 前編 吉川惣司

    補足
    カービィ怖さにワドルドゥ隊長にデデデが抱きつくシーンがある回。
    エスカルゴンが
    「陛下にそんなもの(良心)なんてあるわけがないでげしょう」と言ってデデデににらまれる。
    エスカルゴンが眠ったデデデを、ハンマ-で文字通り叩き起こす。

    暴力表現
    悪夢を見たデデデがねぼけてエスカルゴンを、ハンマーで思いっきり叩く。
    カービィから必死で逃げるデデデに「陛下~」と心配そうに声をかけるが、「邪魔ぞーい」とフームと一緒に突き飛ばされる。
    「知性あふれるこの私よりも メーベルなんてインチキ占い女を信用するんでげすか」と言って、ハンマーで殴られる。
    「陛下は自分に都合の悪いことはすぐ忘れる 優れた才能をお持ちですから」と言ったエスカルゴンをデデデが手ではらおうとするが、エスカルゴンは軽くかわす。故に未遂。
    寒くて寝られないといった、エスカルゴンの首のあたりをつかんでゆする。
    コーヒーを飲んだが眠ってしまったデデデに声をかけたエスカルゴンが、悪夢を見たデデデにハンマーで何度も殴られる。

    親密表現
    カービィから逃げようとして、柱にぶつかって倒れているデデデの肩を、エスカルゴンが持って助け起こす。
    寝てしまったデデデを、エスカルゴンが起こそうとゆする。
    魔獣レイゾウが自分達に倒れかかってくるかに見えた一瞬、デデデが左腕でかばうようにして、エスカルゴンを後ろにさがらせている。
    床で寝てしまったデデデのとなりで、エスカルゴンが寝る。


    第42話 メーベルの大予言 後編 国沢真理子

    補足
    この世の終わりを孤独に迎えたくないデデデが、エスカルゴンを無理矢理側に置き、カービィに公園を作ってあげる回。
    デデデはカービィの足をつかんで公園に連れて行く。
    吹き飛ばされるときに、デデデはカービィと手をつないでいるが、カービィがフームに呼ばれて一人残されると情けない顔になる。
    「おまえもよくわしのおしおきを喜んでくれたぞい」の台詞はこの回。

    暴力表現
    「陛下は最後まで鬼でげすなあ」で、「鬼とはなんぞい」と頭を拳で殴られる。
    9億デデンをちょろまかしたと告白して、殴られる。

    親密表現
    エスカルゴンはデデデから離れて、世界の終わりを故郷で母親と一緒に過ごすという。
    しかし、デデデは後ろからエスカルゴンのしっぽ?を踏んでひきとめ、「逃がさんぞい」「こうなれば世界の終わりまで、わしにつきあうぞい」と強引に抱きしめて「どうだ 好きか?」と聞く。エスカルゴンは「いやだーっ」と泣いて暴れる。
    さて、暴力的に抱きしめるというのは、どっちにカウントすべきなのか迷ってこちらに。
    「おまえも一緒じゃないとつまらんぞい」とローラースケートを履いたデデデがスケボーに載ったエスカルゴンの手を握って、一緒に城の廊下をくるくるまわる。
    「陛下」「エスカルゴン」と世界の終わりを前に抱き合って泣く。
    エスカルゴンの肩に両手をおいて「わしは何か悪いことをしたか?」と聞く。

    第43話 ヒツジたちの反逆 脚本 あんのうん

    暴力表現
    デデデが「陛下、それは行き過ぎでは」と言った、エスカルゴンをポカリとなぐる。

    第44話 ウィスピーウッズの友・アコル 脚本 山口伸明おたがいに「離れないでー」とか「ひとりにしないでー」とか言い合っている回。
    車をふたつに切られて、お互いに手をつなごうと手をのばしている場面があるが、手をつなげていないのでノーカウント。


    第45話 真夏の夜のユーレイ 前編 脚本 国沢真理子

    補足
    カップル特集回で、村長夫妻などが抱き合っている。

    暴力表現
    フーム達が怖がらないので、腹を立てたデデデがエスカルゴンの上にまたがるようにしてつぶす。
    エスカルゴンを幽霊と勘違いしたデデデが、ハンマーでボコボコにする描写がある。

    親密さの表現はなし。


    第46話 真夏の夜のユーレイ!後編 脚本 国沢真理子

    暴力表現
    一緒に寝ていたエスカルゴンがボンやフームたちの仕業で宙に浮いたので、パニックになったデデデが火かき棒のようなものでたたきのめす。
    その後、同じく勘違いして、デデデがシャワーに入っているエスカルゴンをハンマーで殴り倒す場面がある。

    親密表現
    幽霊屋敷に泊まったデデデとエスカルゴンがひとつのベッドでねている。デデデは大の字で寝ていて、エスカルゴンはデデデの体に手を置いて、デデデのおなかを枕にして抱きつく感じに寝ている。
    勘違いで殴ったとわかった後、エスカルゴンがデデデに「お懐かしや」と抱きついて泣き出している。
    その後、カービィにおどかされて互いに抱き合う。
    地下室に逃げ込んだ後、怯えてデデデにエスカルゴンが抱きつく。
    エスカルゴンがデデデの鎖を外した際、デデデがエスカルゴンの上に落ちるが、ノーカウント。
    最後のオチの場面で脇にくっついて寝ている。


    第47話 帰れ、愛しのワドルディ 脚本 野添梨麻

    暴力表現
    ワドルディが3時間お茶を持ってこなかったことで、不機嫌になっているデデデに、どのワドルディのミスかわからないと答え、ハンマーでなぐられる。
    「へそくりとはどういうことぞい」と首をつかまれ、揺すられる。
    ワドルディを首にした責任を押しつけられ、目の下をつかまれて揺すられ、殴られる。

    親密表現
    「パターゴルフするぞい」とエスカルゴンが片腕で抱えられる。


    第48話 プププランド観光ツアー  脚本 山口伸明
    暴力表現はナシ。

    親密表現
    乗ったバスが高所から落ち、デデデの背中にエスカルゴンとワドルドゥ隊長とカービィがのっかる。これはカウントしない。
    寝不足のデデデとエスカルゴンがバスで寝ているとき、エスカルゴンはデデデの膝をまくらにしてくっついて寝ている。その後、エスカルゴンがデデデの胸に手を置いた状態のまま、悪巧みをささやき合う。


    第49話 アニメ新番組・星のデデデ 脚本 吉川惣司

    暴力表現
    エスカルゴンが「(お金は)もらっただけ」と言って、怒って椅子から立ち上がり、両手を広げたデデデにふっとばされる。「あいてっ」
    デデデがマイクの前に立つために、エスカルゴンを突き飛ばす。
    「アドリブできなきゃだめでげしょー もう」というエスカルゴンを、デデデがハンマーで殴る。

    親密表現
    アニメを作ってもうけようという計画を話し合っている時に、ハイタッチ。
    アニメが失敗したときに、床に座り込むデデデにエスカルゴンが「苦労が台無しでげす」と言いながら、デデデの胸に手を置いてよりかかっている。


    第50話 貯めるぞい!のろいの貯金箱 脚本 あんのうん

    補足
    デデデ人形をエスカルゴンが殴る場面がある。人形をなぐるとデデデも痛いことを承知で殴っている。

    暴力表現
    デデデの形をした大量の貯金箱を見て「不気味なものが山ほど」と言って、ハンマーで殴られる。
    デデデの操る、デデデ人形に踏まれる。
    人形を放り投げて、デデデにダメージを与え、首をつかまれる。その後床にたたきつけられる。

    親密表現
    間接表現としてチャンネルDDDの番組内で、エスカルゴンがデデデ人形を抱いて寝ている場面があるが、カウントしない。

    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(まとめ)
    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と身体接触場面のリスト(第51話~第100話)

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    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と身体接触場面のリスト(第51話~第100話)

    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(まとめ)
    デデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体接触場面のリスト(第1話~第50話)


    以下のリストの文章は、タイトル、補足、場面の説明からなる。補足は雑多なメモである。
    このデデデとエスカルゴンの間の暴力場面と、身体的な親密さの表現のリストは「どういう関係なのかをはっきりさせる」ためのものだが、人によっては萌え場面リストとして使えるかもしれない。

    <リスト部分開始>

    第51話 センチメンタル・カービィ 脚本 あんのうん

    暴力表現
    人民が革命をもくろんでいると疑うデデデに「それっていいことだと思うな」と言ってヒゲをひっぱられる。
    その後「陛下もおしまいでげすな」などと言ってハンマーで思いっきり殴られる。

    親密表現
    「カービィの一周年記念ですってよ」とデデデをひじでつっつく。
    「太っ腹はみかけだけじゃないでげすよ」とデデデのおなかに、自分の軽く握った手をあてて示す。デデデはむっとした表情だが何も言わない。
    二人で倒れ込んだときに、デデデの腕がエスカルゴンの腰のあたりにあるが、カウントしない。
    最後の花火のところで二人で抱き合った状態で打ち上げられている。

    第52話 悪魔のチョコカプセル! (前編)  前編 国沢真理子

    補足
    デデデがチョコを買うため、コンビニでブンを含む子供達を、スライディングで蹴り飛ばす。

    暴力表現
    直接的なものではないが、デデデがエスカルゴンの部屋のドアを素手でぶちやぶる。
    「(チョコエッグは)どこに売っているぞい」とエスカルゴンの首をしめて問い詰める
    企みをうっかりしゃべってしまいそうになった、エスカルゴンの口を乱暴にふさぐ。

    身体的な親密表現はなし。


    第53話 悪魔のチョコカプセル! (後編)  後編 国沢真理子

    特に何もナシ。


    第54話 やりすぎの騎士! キハーノ 脚本 野添梨麻

    補足
    冒頭に単にドライブしてただけだったらしいデデデ達が、カービィとキハーノの戦いに巻き込まれて崖下に落ちる場面がある。

    親密表現
    キハーノに襲われて、二人で手を取り合った後、デデデがエスカルゴンの後ろに隠れようとする。


    第55話 ある愛のデデデ 脚本 あんのうん

    補足
    両者の関係を掘り下げた回であり、エスカルゴンのデデデに対する暴力がある回。
    冒頭に「いつでもトゲトゲイライラ 鬼のデーデデ(中略)ほんと自分勝手 でも愛しているよ、陛下♪」と歌いながらバラにキスする場面がある。
    また「ああ! この快感! 陛下はもう私のモノ! 今こそ1000倍で返す絶好のチャンスだ!」とか言いながら、エスカルゴンがデデデを力一杯叩く場面がある。

    暴力表現
    最後の方で、いつもどおりに戻ったデデデがエスカルゴンを殴ろうとして追いかけ回し、殴り倒す。「陛下に殴られるのは、爽快でげす」というエスカルゴンを、これまで怒りの表情だったデデデが、楽しそうな表情になって追いかけ回す。

    親密表現
    最初の方で「いつものように怒って 怒らなきゃ いやん」といいながらデデデの胸にすがるエスカルゴン。と、その頭をなでるデデデ。


    第56話 わがままペットスカーフィ 脚本 山口伸明

    補足
    スカーフィがエスカルゴンに吠えかかり、デデデが「気に入った」という場面がある。
    「全て秘書のせいぞい」とデデデが、エスカルゴンに責任を押しつける場面がある。
    ケーキが崩れてワドルドゥ隊長がケーキに埋まり、エスカルゴンにもクリームが飛び散る。
    でも暴力表現はナシ。

    親密表現
    スカーフィが城に襲来したときに、エスカルゴンがデデデのみぞおちのあたりに右手をおいてしがみついている。
    デデデの部屋でスカーフィに追いつめられて、エスカルゴンとカービィがデデデにしがみつく。
    スカーフィが一つ目に変貌して、エスカルゴンがデデデの後ろに隠れながらしがみつく。
    「陛下、がんばって」とスカーフィに対し、ハンマーをふるうデデデの陰に、エスカルゴンが隠れている。その後、カービィに吸い込まれそうになったデデデを、今度はエスカルゴンがひっぱる。
    デデデがエスカルゴンを、おんぶしながら城の壁にのぼっている。その後スカーフィにあたって転げ落ち、穴の中からデデデの声で「おもい」と聞こえるので、たぶんエスカルゴンがデデデの上に落ちた。


    第57話 パイを笑う者はパイに泣くぞい!  脚本 あんのうん

    補足
    料理番組用にエスカルゴンが、ハートのエプロンをしている。
    「それゆけワドルディちゃん 負けるなぞい」という場面がある。
    最後の場面で署長が、サトを抱き寄せて話かけている。

    暴力表現
    デデデの顔にパイがあたった事故を笑っていたエスカルゴンの顔に、デデデがパイを投げつけ、そのままパイの投げ合いになる。
    車から降りるときに、エスカルゴンを邪険に押しのける。

    親密表現
    パイ魔獣にパイを投げつけられる際に、おびえて手を握り合っている(デデデがエスカルゴンの手をつかんでいるだけ?)。
    最後に落下するときに、エスカルゴンがデデデにしがみついている


    第58話 魔獣教師でお仕置きよ! 脚本 吉田純哉

    暴力表現
    デデデを遅れているというカスタマーに「そんなに正直に言っては失礼でげしょうが」と言って、平手で頭をぽんぽん叩かれる。
    「買った」という場面で、デデデがエスカルゴンの頭をはたく。


    第59話 最強番組直撃! 晩ごはん 脚本 野添梨麻

    補足
    冒頭でエスカルゴンが、ハートのエプロンで給仕をしている。
    勝手にテレビに映されたフームが、勢いよくクッションを投げつけてエスカルゴンが倒れる。
    ボルン署長がデデデに火を吐かれたり、お茶をぶっかけられたりする。

    暴力表現
    冒頭で、「食いあきた!」とエスカルゴンにバーガーを投げつけられ、それが口に入る。
    カービィが村人に夕食をおごってもらう姿を見て、うらやましくなったデデデが自分もそうしたいといい、エスカルゴンに「はしたない」と言われて、その口に自分が食べていたカップ麺の容器を突っ込む。
    デデデを起こそうとして、「うるさい」と殴り飛ばされて床に激突する。
    デデデの夕食に唐辛子を振りかけたのがばれて胸ぐらをつかまれ、口に唐辛子を入れられる。

    親密表現
    デデデが「ワシは酢の物がきらいぞい」とインタビューで答える時、マイクをエスカルゴンの手ごと握る。
    お金が足りなくなると心配したエスカルゴンが、寝ようとするデデデを揺さぶる(この後に殴り飛ばされる)。


    第60話 宝剣ギャラクシア! 脚本 山口伸明

    暴力表現
    間接的だが、デデデが乱暴に閉めたドアにエスカルゴンがぶつかる。意図的なものではないので、ノーカウント。
    ひとりで隕石の調査にいくように、とデデデがエスカルゴンをほうり投げる。
    デデデがエスカルゴンの口の中に指をつっこんでうにーと広げている。その時エスカルゴンが「いやん そこさわっちゃ いやん」とかロングショットで言っている。
    シリカに狙われ、「もっとスピードをあげんかい」とデデデがエスカルゴンを拳でなぐる。

    親密表現
    ひとりで調査に行くのを怖がったエスカルゴンが「給料あげて!」とデデデに抱きついて、もみあいになる。
    シリカの出現に驚いたエスカルゴンが、デデデに口をうにーとされた状態で、デデデの腕をつかむ。
    シリカに攻撃され、こげたエスカルゴンをデデデがつかんで車に乗せ、二人で逃げようとする。


    第61話 肥惨! スナックジャンキー 脚本 国沢真理子

    補足
    TVの中のコントで、デデデがエスカルゴンをはたいている。第38話のコントの再放送である。

    暴力表現
    スナックを食べるな、というエスカルゴンにスナックの袋をかぶせて叩く。

    親密表現
    肥満して重いデデデをエスカルゴンが一緒に逃げようと、必死で引っ張っている。


    第62話 たかが占いされど占い 脚本 国沢真理子

    親密表現
    最後にカービィに吹き飛ばされそうになって、お互いの手を握りあうが、そのまま手をつないだ状態で吹き飛ばされる。


    第63話 師走のカゼはつらいぞい! 脚本 あんのうん

    補足
    くしゃみをぶっかけられたデデデが、カワサキの胸ぐらをつかむ場面がある。
    デビルカービィ回と同じで、カービィに負けたと思ってプライドが傷ついたデデデが、自ら魔獣に憑かれようとする回。

    親密表現
    カゼで寝ているエスカルゴンを、デデデがゆすって起こそうとする。


    第64話 新春! カービィ・クイズショー 脚本 吉川惣司

    補足
    番組出場権を獲得したカワサキが、喜んでサモに抱きついてほおずりする。サモはいやがっている。
    カービィの友人として自分の名前を答える、デデデのツンデレが気になる回。

    暴力表現
    デデデが「これぞプププランドの夜明け」と感動して、手を広げ、エスカルゴンにあたる。
    クイズがあたって喜び、エスカルゴンをぽかりとなぐる。
    ビリが決定し、怒って暴れようとするデデデをエスカルゴンが体を張って止めているが、ぽかりと殴られる。

    親密表現
    デデデとエスカルゴンが一緒にボタンを押したときに、何度も手が重なっているが微妙。しかし他のキャラの回答場面では、手が重なったりしていないので、やはり親密表現なのか。
    マイクカービィの歌が流れた後、デデデにエスカルゴンがしがみついている。
    ビリでも賞はもらえると聞いて、抱き合って喜ぶ。
    最後に花火として打ち上げられる時に、エスカルゴンが震えながらデデデに抱きついている。いよいよ打ち上げという時にデデデも、エスカルゴンの肩をつかみ、二人でかたく抱き合った状態になる。その後、打ち上げられる。打ち上げられた後も、お互いの両手を握ったり、離れたり、抱き合ったりする。


    第65話 逃げてきたナックルジョー 脚本 野添梨麻

    補足
    ナックルジョーのペンダントを取り返そうとするブンを、デデデが体当たりでふっとばす場面がある。
    デデデがエスカルゴンの宝石を奪う。
    ブンがデデデにボールをぶつけて宝石を奪う。
    メタナイトがデデデの車を勝手に運転している。

    暴力表現
    パワーアップする腕輪の威力をデデデが試そうとして、エスカルゴンを思いっきりなぐる。

    親密表現
    ボールをぶつけられて倒れたデデデを「陛下!」とエスカルゴンが、肩のあたりをもって背後から抱き起こす。


    第66話 さまよえるペンギー 脚本 国沢真理子

    補足
    デデデとエスカルゴンがカービィの味方になる回なので、今回のデデデはエスカルゴンに対する直接的な暴力表現なし。デデデはエスカルゴンの代わりにバケツを叩いている。
    ただ、テレビではデデデがエスカルゴンをはたくコントが放映中。
    ペンギーに城をとられる時、「やるならわしの秘書だけにするぞい」とエスカルゴンを無理矢理盾にするが、二人仲良くやられる。

    親密表現
    スノーモビルに二人乗りして、デデデの背中にエスカルゴンがつかまっている。
    スノーモビルを木にぶつけて投げ出された後、エスカルゴンが雪に埋まったデデデの頬のあたりに手をあてて揺り起こそうとしている。
    ペンギーとカービィの戦いの最中で、おびえて抱き合っている。


    第67話 魔獣教師2  脚本 吉川惣司

    補足
    フームが文武両道になる回。

    暴力表現
    寝ていてデデデの話を聞いていなかったエスカルゴンが、デデデにハンマーで殴られる。
    フームの話に感動したデデデが、エスカルゴンをぽんぽん叩きまくる。

    親密表現
    魔獣の出現でエスカルゴンがデデデの背中に隠れながら、その右腕に捕まっている。


    第68話 勝ち抜け! デリバリー時代 脚本 あんのうん

    暴力表現
    デデデのおなかがすいているときに、ワドルドゥ達が目の前でカツサンドを食っていたので八つ当たりで、エスカルゴンがハンマーで殴られる。
    エスカルゴンがデデデのチャーシュー麺を食ったと誤解されて、目の下をつかまれてゆすられる。
    麺がふたつあるのを見たエスカルゴンが、ひとつは自分の分かと思ってとろうとして、ハンマーで殴られる。

    親密表現は特になし。

    第69話 ウィスピーの森のエコツアー 脚本 山口伸明

    補足
    普段から同居しているので今更だが、デデデとエスカルゴンはひとつのテントで一緒に寝たと思われる。
    吊り橋で怖がるエスカルゴンを、デデデが橋を揺らしてさらに怖がらせる描写あり。
    ウィスピーに放られて、デデデの上にエスカルゴンが、重なり合う感じに倒れる場面有り。
    デデデの帽子に火がついて、エスカルゴンが消そうとして追いかける描写あり。

    暴力表現
    のろしを上げようとして山火事になり、デデデがエスカルゴンのせいにして拳でなぐる。さらに追いかけながら、ぽかぽかなぐる。さらにハンマーでなぐろうとするが、エスカルゴンはかわす。

    親密表現
    人が集まらなかったことに不満なデデデがエスカルゴンの頭をぐいっとつかんで、耳元でささやく。乱暴ではあるが、暴力ではなく親密さの方にカウント。
    二人で川に落ち、エスカルゴンがデデデを岸に引っ張り上げる。
    遭難した後、「わしはもっと生きたいぞい」とデデデがエスカルゴンの腕をつかんでいう。エスカルゴンは「私だって」と答え、そのまま二人で手を握り合って、「愛してたぞい」「愛してるでげすー」といいつつ泣く。
    「森の木を手っ取り早く 片付ける方法が見つかったぞい」というデデデの胸とお腹に「陛下 ついに夢が」とエスカルゴンが手をあてる。
    炎にまかれながら、エスカルゴンが自分の腕につかまるデデデを一度は振り払おうとするが、しがみつかれて背中に乗られる。そのまま、火事場の馬鹿力でデデデを持ち上げて逃げる。
    山火事が消えた後、手を取り合って喜び、踊っている。
    二人で雷にうたれるが、感電しながらもつないだ片手をずっと離さないだけでなく、時々その状態で抱き合っている。


    第70話 トッコリ卿の伝説 脚本 あんのうん

    補足
    暴力表現はなし。サメに襲われたときに「エスカルゴン、餌になれ」と言っているぐらいか。

    親密表現
    トッコリに馬鹿にされてハンマーをふるおうとするデデデの腕を、エスカルゴンが押さえる。
    カービィを恐れたエスカルゴンが宝箱を持つデデデの手に、自分の手を重ねる。

    第71話 密着! ホエール・ウォッチング  脚本 柔美智

    補足
    デデデがいい位置で見るために、村人を押しのける場面がある。
    クジラのお腹の中で、ハニーがくっついて寝ている。
    サトとハナがクジラのお腹から出られて、両手でハイタッチ。

    暴力表現
    「追うぞーい」とエスカルゴンをこぶしでなぐる。
    「クジラとは危険きわまる生物ぞい」と言いながら、エスカルゴンをこぶしでぽかぽかなぐる。
    潜水艦の前に多数の岩が現れて、パニックに陥ったデデデが、エスカルゴンの頭をぺしぺしする。

    親密表現
    船から身を乗り出して落ちそうになるデデデを、エスカルゴンがローブの裾を引っ張って支えている。
    フームが「このゴミをみんなで掃除するわ」といいみんなが「えー」という場面で、エスカルゴンがデデデのおなかに手をあてている。
    クジラのお腹の中で、デデデはエスカルゴンの殻につかまり枕にするようにしながら寝ていて、エスカルゴンはワドルディを枕にしながら寝ている。
    潜水艦が沈んだ後、デデデがエスカルゴンの殻につかまった状態で浮いている。
    小島がすごい勢いでゆれたので、びっくりして抱き合う。
    島が揺れたので、エスカルゴンがデデデのローブの袖を両手でつかむ。


    第72話 ワドルディ売ります 脚本 野添梨麻

    補足
    城からワドルディがいなくなり、デデデが「ワドルディ~愛していたぞい」と叫ぶ回。
    今回エスカルゴンは途中でデデデから身を隠すので、親密表現はない。
    ただ、エスカルゴンを「食事は? 皿洗いは?」と問い詰める時に、デデデの下唇がエスカルゴンの上唇の上に乗っている状態。鼻のないキャラで鼻をつきあわせると、今回はこうなった。

    暴力表現
    最初の方で、ワドルディの出した紅茶が熱かったので、驚いたデデデがカップを振り回し、エスカルゴンに熱い紅茶をぶっかける。意図的なものではなさそうなので、ノーカウント。
    エスカルゴンがもっとワドルディを売ろうとするデデデに「わたしどもの世話は?」と聞いて、胸ぐらをつかまれてゆさぶられる。
    デデデがワドルディが全部売れたことを知って、エスカルゴンの胸ぐらをつかむ。
    「誰がわしのめんどうを」というあたりで両手を広げて、エスカルゴンを突き飛ばす。


    第73話 まわれ! 回転寿司 脚本 吉川惣司

    暴力表現
    前にいたエスカルゴンを押しのける。


    第74話 モスガバーの逆襲! 脚本 吉川惣司

    補足
    エスカルゴンがカービィを倒そうとして暴走するデデデを裏切って、フームの側につく回。
    今回はワドルドゥ隊長がエスカルゴンの代わりに部下として、ひどい扱いをうけている。
    直接の暴力はないが、花粉症の実験としてエスカルゴンに花粉団子を食べさせたりしている。人体(動物)実験はひどいと思うが、カウントはしない。
    一度逃げたエスカルゴンが戻ってきて「陛下、早く逃げるでげすよ」と言いに来る場面がある。
    モスガバーの風で飛ばされるときに、デデデがエスカルゴンにぶつかる形で二人で転がっている。


    第75話 「夢の恐竜天国 前編」脚本 国沢真理子

    補足
    デデデがライドに乗るときに、ワドルドゥ隊長を吹っ飛ばす場面がある。
    ライドでデデデに似た恐竜に襲われた際、村長夫妻や署長夫婦らが抱き合っている。

    親密表現
    デデデに似た恐竜が現れた時に、エスカルゴンが怯えてデデデの腕に、両手をあてて寄り添う。

    第76話 「夢の恐竜天国 後編」脚本 国沢真理子

    補足
    エスカルサウルスの登場の場面で、デデデがエスカルゴンを盾にして逃げようとする。しかしエスカルゴンはその手を逃れて、デデデを踏んで逃げる。
    それぞれの恐竜バージョン同士で争ってもいる。デデデの恐竜版がエスカルゴンの恐竜版をぶん投げて船をひっくり返して、さらにその頭を踏む。
    ライドがひっくり返った時、署長夫婦、村長夫妻は抱き合っている。サモはメーベルをかばっている。その後、それらの三カップルは手をつないで逃げる。この三組はこの後、彼らに似た恐竜が現れた時にも、抱き合っている。
    フームとブンもカービィの手をにぎり、引きずるようにして逃げる。

    暴力表現
    「陛下の先祖は恐竜だったんでしょうがよ」と言った、エスカルゴンがデデデに手でぽかりとやられる。

    親密表現
    自分達のDNAを使った恐竜のバトルを見ているときに、デデデがエスカルゴンの肩に腕を回す。エスカルゴンがデデデのおなかのあたりに手を置き、ついでに太鼓のように軽く叩いて、自分に似た恐竜を応援する。
    エスカルゴンがデデデのローブのすそにしがみついて「へ 陛下 わたしを捨てるでげすか」「当然 我が身大事ぞい」「永遠に離れないと誓った夜をお忘れでげすか~!?」「んむ……すっかり忘れたぞい」という会話をする。
    二人で一緒にゴミ箱に入ってしまったり、倒れてデデデの下敷きになったエスカルゴンが「おもおもおもいです」という場面があるが、ノーカウント。
    爆弾を投げようとしたデデデをエスカルゴンが止めようとして、両手でデデデの胸をおさえる。


    第77話 ロイヤルアカデデデミー 脚本 吉川惣司

    補足
    デデデがエスカルゴンを「わしのしもべ」という。デデデがエスカルゴンやカービィがうんちをしている絵を描いて、発表する。侮辱の一種であり、カービィは怒っているが、エスカルゴンはフームその他と一緒にデデデを笑っている。
    光線銃を撃ちまくられて逃げるデデデを、エスカルゴンが「陛下 こっち」と柱の陰から手招きしている。

    暴力表現
    「(フームが)自由と平等の民主主義国家を打ち立てようとしておるぞい」と我が身の心配をするデデデに「それはすばらしいでげ」と言いかけてハンマーでなぐられる。
    名画を見せながらのフームの解説に同意して、「何を感心している」とハンマーで殴られる。


    第78話 発進! エスカルゴン・ロボ 脚本 あんのうん

    補足
    「わしはおまえに(そうじを)やってもらいたいぞい」「そ、それは何を意味するでげす」という会話のある回。
    完成したエスカルゴンロボの頭を、エスカルゴンがなでる場面がある。エスカルゴンはロボに対し、やや過保護。
    デデデが「エスカルゴンが二人になれば楽しいぞい」と笑っている。
    ロボが壊されてエスカルゴンが泣く。
    カービィを襲ったエスカルゴンが、メタナイトに吹っ飛ばされる。
    「我が子よ」と言って、エスカルゴンがロボを抱きしめる場面がある。
    フームとブンが魔獣をやっつけたカービィを、抱きしめる場面がある。
    ちなみに落雷はフランケンシュタインのパロディ。

    暴力表現
    デデデが埃を息で吹いて、エスカルゴンがげほげほとむせる場面があるが、ノーカウント。
    「マッサージとはこうするぞい」と、エスカルゴンの腕を後ろに引っ張る。
    エスカルゴンが転んで熱いお茶をかぶった時に「大丈夫か」と声をかけられたので、自分を心配してくれたのかと喜んだエスカルゴンがハンマーで殴られる。
    エスカルゴンだと思って、デデデがエスカルゴンロボをはりせんで叩く。その後も、叩きまくるが、相手が機械なので自分の手が痛くなる。
    エスカルゴンロボに「エスカルゴンを殴れ」と命令し、エスカルゴンを二回殴らせる。
    赤のボタンを押そうとするデデデを「絶対だめ」と止めるが、ハンマーで殴られる。
    デデデが爆発で吹き飛ばされた際、デデデの尻にエスカルゴンが敷かれる。ついでにデデデの拳がエスカルゴンの頭にあたるが、意図的なものではない。

    親密表現
    エスカルゴンがデデデのマッサージをする(二回)。


    第79話 ボンカースあらわる! 脚本 あんのうん

    補足
    デデデが食事をしているときに、エスカルゴンがハートのエプロンで給仕をしている。

    暴力表現
    ナイトメアへの未払い金を踏み倒すと言ったデデデに突っ込んで、ハンマーで殴られる。


    第80話 強壮! ドリンク狂想曲 脚本 友永コリエ

    暴力表現
    「またほんとのことをストレートに」とカスタマーに言った後、手を広げたデデデに吹っ飛ばされる。
    「そりゃ もろに田舎の悩みでしょうが」とデデデの発言に突っ込みを入れて笑い、ハンマーで殴られる。
    ロープで縛られて引きずられる形で、デデデのトライアスロンに無理矢理つきあわされる。
    「逆らうやつはパンチぞい」とアッパーカットでなぐられ、ワドルドゥ隊長と共にふっとばされる。
    デデデに逆効果のドリンクを飲ませるときにひっひっひと笑い、「何を笑っているぞい」と空き瓶を投げつけられる。

    親密表現
    デデデがドリンクを飲んだ後、やばい雰囲気を感じて逃げようとしたエスカルゴンを「えーすかるごーん」といいながら、背後から楽しそうに捕まえる。


    第81話 ドキッ! かたづけられない女 脚本 国沢真理子

    補足
    「そこをどくぞい」と署長の胸ぐらをつかんでどかす。
    「中にいれるぞい」と署長の家のドアをデデデがハンマーでぶっ壊す。
    デデデがデリバリーシステムでゴミを捨てたのは、第37話 お昼のデデデワイドをつぶせ! からなので、「もうずっと前から」ということなのだろう。
    デデデがカービィに魔獣をやっつけろと言って、ボールのように蹴る場面がある。

    デデデとエスカルゴンの間には、特に何もなし。


    第82話 合体ロボリョウリガーZ! 脚本 野添梨麻

    補足
    メームとフームが、デデデが走り抜ける勢いでくるくる回る。
    デデデとエスカルゴンが操縦席で熱くて走り回っている場面で、お互いをつかんだりしていそうだが、よく見えない。


    第83話 魔獣教師3 脚本 吉川惣司

    補足
    エスカルゴンが鉛筆でカービィを突っついているのを見つけたフームが、エスカルゴンに飛びかかって、踏みつけ、胸ぐらをつかむ。
    光についての勘違いを指摘されたデデデが、チップ先生にライトを投げつける。その後フームに飛びかかられて殴られる。ブンもエスカルゴンに飛びかかってなぐる。
    デデデの「まずいぞい」という台詞の後で、エスカルゴンがカワサキに給食を投げつける。デデデはハニーに給食を投げつける。その後みんなでものの投げ合いに。
    デデデにカンニングされて、それを先生につげたエスカルゴンが「覚えてるがよいぞい」とささやかれる。エスカルゴンはふーんという目つき。
    この回のデデデとエスカルゴンの「光が肌にあたると痛いかどうか」という質問は、おそらく同じ吉川脚本の第85話 「まぼろしの紫外線!」と関連している。

    暴力表現
    エスカルゴンが「だいたい王者たるものが字も書けなくって」と笑って、ハンマーで殴られる。二人で鐘に閉じ込められて、視聴者からは見えなくなった後「暗いなあ……。踏むなよ、おいっ!」というエスカルゴンの声が聞こえる。

    親密表現
    「学校に遅れるでげす」とデデデのふとんに、手をあてて起こそうとする。


    第84話 キュリオ氏の秘宝? 脚本 友永コリエ

    補足
    フームとブンが傷ついたカービィを助け起こす。

    暴力表現
    カービィに向かって爆弾を投げようとするデデデを止めたが、爆弾をもった手ではねのけられる。
    「(失敗は)陛下のせいでげすぞ」と言って、なぐられるというか、肘があたる。

    第85話 まぼろしの紫外線!  脚本 吉川惣司

    補足
    エスカルゴンが婦人用の帽子をかぶってデデデをあおいでいる。
    デデデとエスカルゴンが村人が寝ている昼間に暴走行為をして、ゴミ箱をはね飛ばし、それがブンにかぶる。

    親密表現
    くっついてそうな近さで並んで砂に埋まっているが、見えないのでノーカウント。


    第86話 弟子対決! コックナゴヤ 脚本 あんのうん

    補足
    再会したナゴヤとカワサキが手をとりあって喜ぶ。フーム「なにこれ」カービィ「ほも?」はこの回。
    カワサキが肩を組みながら、ナゴヤを紹介する。
    回想場面で泣くカワサキをナゴヤが手をとって慰める。しかしカワサキが「料理人やめよう」というと叩く。その後二人で手をとりあって誓う。
    ナゴヤが村人と握手しまくる。
    「腕を上げたな」とナゴヤがカワサキの手を握る。
    カワサキとナゴヤがとっくみあいの喧嘩をする。
    ナゴヤが負けたカワサキの肩を抱いて説得する。その後泣きながら抱き合う。
    第34話 究極鉄人、コックオオサカ 脚本 野添梨麻 の続編にあたる話で、エスカルゴンが唐辛子を振ったり、カスタマーに食材を注文したりと、第59話 「最強番組直撃! 晩ごはん」 脚本 野添梨麻と少しだけ似た話(作品中に「前にもこんな目に」と言及あり)。
    ナゴヤとカワサキの身体的な親密表現の多い回なので、デデデ達には特にそれはない。

    暴力表現
    デデデがポテチを一箱食っていたのに、コックナゴヤの料理が食いたいというので「こんなにスナック食べといて、まだ食べられるでげすか? 胃袋ど」と言いかけて、背中(殻)を踏みつけられる。


    第87話 襲撃! カラスの勝手軍団 脚本 国沢真理子

    補足
    ゴミあさりをしていたカービィがフームに叱られ、つかまれる。さらにブンとフームにひきずられて連れていかれる。
    チャンネルDDDを見ながら、サトが署長に「まあこわい」とよりそう。村長夫婦もよりそっている。
    第81話 ドキッ! かたづけられない女 脚本 国沢真理子 の続編にあたる回。第23話 迷子のダイナベイビー(同じく脚本 国沢真理子)に登場した薬物が再登場。魔獣になったカラスはテレパシーで仲間を操っていたらしい。

    親密表現
    カラスによるゴミ処理がうまくいって、二人で手を取り合って喜ぶ。


    第88話 はだかのエスカルゴン 脚本 あんのうん

    補足
    迫るデデデをエスカルゴンが拒みとおす回なので、身体的な親密表現はナシ。台詞としては「去年の秋 一緒に露天風呂で背中と殻を流し合った仲ぞい。何を恥ずかしがることがあるぞい」がある。
    エスカルゴンが魔獣化した時に、デデデが助けようとするが、実際に助けるのはカービィ。

    暴力表現
    ハンマーでエスカルゴンの殻をたたいてひびを入れる。
    病院のドアをハンマーでぶち破るときに、バリケードの戸棚ごとエスカルゴンをふっ飛ばす。
    殻をもう一度叩いてまっぷたつに割る。
    デデデがさざえと勘違いして、エスカルゴンを火あぶりにするが、意図的なものではないのでノーカウント。


    第 89 星のフームたん 脚本 国沢真理子 吉川惣司

    暴力表現
    デデデが「星のデデデ」の失敗を監督のエスカルゴンのせいにし、目の下を握って宙づりにする。

    親密表現
    爆発の後、エスカルゴンが黒焦げになったデデデのおなかのあたりに両手を置いて、ご無事ですかとゆすっている。
    アニメが放映時間までに完成しないと思い、二人で抱き合って泣く。

    第90話 爆走! デデデス・レース (前編) 脚本 野添梨麻

    補足
    「でも思考力0だから実権はこの私にあるでげす」の台詞はこの回だが、その場面ではデデデは「わしのすごさがわかったかぞい」と笑っている。
    この回ではデデデの見ているテレビのリモコンを操作するのも、エスカルゴンである。

    暴力表現
    「あのちょっとスピード出し過ぎでは」と言って、運転していたデデデにぽかりと殴られる。「ばかもん 車は暴走するためにあるぞい」(でもシートベルトはしている)。
    運転席から顔を出すために、エスカルゴンの頭を乱暴に押さえつける。

    親密表現
    猫のように丸まって寝ているエスカルゴンを、デデデが右腕で抱えながら寝ている。それに毛布をかけるワドルディ達。

    第91話 爆走! デデデス・レース (後編) 脚本 野添梨麻

    暴力表現はナシ。

    親密表現
    ビートがレースで勝っているので、喜んでエスカルゴンの肩を抱いて二人で笑う。

    第 92話 ワドルディの食文化大革命 脚本 下由あい
    暴力表現
    ワドルディ達の食事内容を聞いて、怒ったデデデがエスカルゴンに熱いカップラーメンをぶっかける。なぐっているわけではないが、日本の法だと暴行罪が成立する行為。
    暴力表現なのか、親密表現なのか微妙だが、チャンネルDDDで「おー、そうか」とエスカルゴンの肩をおもいっきりはたいている。
    「陛下より怒りっぽいのは、いないからへーき、へーき」と発言して、デデデに骨付き肉でなぐられる。

    親密表現
    ワドルディの食事を確かめようとするデデデを「殿中でござる」と後ろからはがいじめにしたり前からおして、とめようとしている。
    反乱を起こしたワドルディに囲まれて、デデデとエスカルゴンがより高い所に逃げようとしながら、たがいにしがみついている。

    第 93話 カービィ感謝の日! 脚本 友永コリエ

    暴力表現
    デデデがカービィにプレゼントされたスイカがかじられていたのを見て、爆笑するエスカルゴンの頭にスイカをガスッと押しつけるようにして殴る。
    カービィのお墓の前でエスカルゴンが「それもみんなこいつのせいでげす」などとデデデの悪口を言ってぽかぽか殴られる。

    親密表現
    スイカ畑でカービィに吸い込まれそうになって、デデデがエスカルゴンにしがみつく。最後の場面で「愛のプレゼントがほしいぞい」と泣くデデデの頭をエスカルゴンがなでている。

    第 94話 脱走魔獣ファンファン 脚本 柔美智

    暴力表現
    悪夢を見たデデデが寝ているエスカルゴンを、ハンマーで叩き起こす。ハンマーの音はピコピコ音。
    魔獣と戦うというデデデをエスカルゴンが止めるが、盾がわりにつかまれる。その結果エスカルゴンが魔獣に殴られる。直接の暴力表現ではないが、エスカルゴンが調教師の鞭で投げ飛ばされて痛がるのを見て、楽しそうにデデデが笑う場面がある。


    親密表現
    城の壁が両者に向かって、崩れてくる一瞬に驚いて抱き合っている。
    カービィが魔獣ファンファンをかばう場面で、カービィを恐れてエスカルゴンがデデデのローブをつかむ。

    第 95話 デビル・カービィ! 脚本 あんのうん

    補足
    カービィ、フーム、デデデ、エスカルゴンの4者の関係に焦点をあてた回。
    エスカルゴンが泣きながら「カービィ おねがい 陛下を助けておくれでげす」と土下座で頼む回である。

    暴力表現
    エスカルゴンが「今やカービィは陛下を上回る大悪党」「何ぃ!?」「陛下なんぞせこいただのお人好しなチンピラ(中略)」とデデデの悪口を言って、ハンマーで思いっきり殴られる。その上に踏まれる。
    カービィが城に攻めてきたとき、ガムテープでエスカルゴンの口をふさぐ場面がある。これは伏線をかねている。
    オチとしてカービィをひどい目にあわせたことをフーム達に怒られると、デデデが「わしのせいではないぞい」と抱き合っていたエスカルゴンを蹴り飛ばして一人だけ逃げる。

    親密表現
    悪魔カービィににらまれておびえるデデデの胸に、エスカルゴンが手をあてて落ち着かせようとするが、そのエスカルゴンも怖くなってデデデに後ろから抱きつくようにして、隠れる場面がある。
    その後車にひかれかけ、デデデがエスカルゴンをかばいながら逃れる。
    魔獣にデデデがのみ込まれ、カービィの力で助かった後で「陛下」「エスカルゴン」と泣きながら抱き合う場面がある。

    第 96話 ワープスターの危機! (前編) 脚本 吉川惣司 国沢真理子

    暴力表現
    プロローグで「いくら陛下が愚かな消費者でも」と言って、ぽかりとなぐられる。

    第 97話 ワープスターの危機! (後編) 脚本 吉川惣司 国沢真理子

    この回は特に何もなし。

    第 98話 発進! 戦艦ハルバード 脚本 吉川惣司

    補足
    サモはメーベルの写真を枕元に置いている。
    村が焼かれた場面で、ボルン署長が泣いている妻の肩を抱いて慰めている。

    暴力表現
    爆音に驚いたデデデは、枕を抱えた状態でバルコニーに出てきて、その枕でエスカルゴンの頭を後ろから軽くどつくようにしてから逃げる。

    親密表現
    物語冒頭で登場人物達が寝ているのだが、エスカルゴンは小さなデデデのぬいぐるみと一緒に寝ている。が、間接的な表現なのでカウントしない。
    デデデ城が空襲を受けて爆発したときに、エスカルゴンがデデデの上に折り重なって倒れている。しかし、本人達の意思とは関係ないのでカウントしない。
    戦艦を爆破しようとしているときに、村人達が来たので、あわててくっつく。両者爆弾を手にしているので、互いに抱きつけず、頬をぴったりよせあう。
    戦艦のメインエンジンが点火されてデデデとエスカルゴンが、その熱から逃げ惑う。その時にエスカルゴンがデデデにしがみついている。

    第99話 撃滅!ナイトメア大要塞 脚本 吉川惣司

    補足
    最終回の前の話。
    この二人にとって周囲全てが敵の状態なので、今回はデデデがエスカルゴンを殴る描写はなし。目と目で通じ合う間柄を感じさせる回。

    親密表現
    密航が見つかった後、エスカルゴンがデデデによりかかりつつ、後ろにかばうようにして、反抗的な目つきでこっちを見ている。
    牢獄でカスタマーに戦艦を爆破すると聞かされて、絶望して抱き合っていた。
    デデデがエスカルゴンを肘掛にする殿様ポーズで、二人で牢獄で寝ている。
    魔獣が来たので、びっくりしたエスカルゴンがデデデに抱きつく。

    第100話 (最終話)飛べ! 星のカービィ 脚本 吉川惣司

    補足
    デデデのエスカルゴンに対する暴力ナシ。
    転送の際、カービィはトッコリの上に落ちる。
    村長と署長を、城に帰れて喜んで手を広げたデデデが両脇にはじきとばす。
    フームとブンは両親と抱き合う。

    親密表現
    みんなでデリバリーシステムにのる時、エスカルゴンはデデデの胸に片手をおいてしがみついている。
    転送されて帰ってくる際、エスカルゴンはデデデの上に落ちてくる。


    星のカービィ~特別編~ 倒せ!!甲殻魔獣エビゾウ 

    補足
    エスカルゴンの扱いからするに、脚本は吉川監督自身だろう。8分足らずの間にひどい目にあいまくっている。

    暴力表現
    一億デデンをお値引きして二億デデン、というカスタマーサービスにデデデが「安いぞい ダウンロードぞい」といい、「どこが」と突っ込んだエスカルゴンをデデデが笑いながら、こぶしでぽかぽか叩く。その後魔獣に二人仲良く氷漬けにされる。
    魔獣が暴れて「こらー わしの城を壊すなぞい」と怒って、腕を振り回し、エスカルゴンにそれがあたる。その後二人の上に岩が落ちてくる。
    機嫌良く魔獣を応援するデデデが、エスカルゴンの目の下をぎゅっとつかむ。
    カービィが変身して、「ありゃなんぞい」と恐れたデデデが、エスカルゴンの首のあたりを持ってゆする「しらねえ そこ持つな!」

    親密表現
    魔獣がやられる一瞬、デデデがエスカルゴンを右腕で抱えている。半ば首を絞めているような。

    <リスト部分終了>

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