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    大阪プロレスを見に行きました。

    10月29日に、生まれて初めてプロレスというものを生で見てきました。
    ちなみに大阪プロレスです。リングサイド4000円。
    これまで生でプロレスや格闘技の試合を見たことがなかったので、キン肉マンファンとして、やはりこれではいけないと思いまして。
    でも、大阪プロレス。
    付き合ってくれた格闘技ファン(前田について語らせると長い)は
    「初めて見るプロレスが、大阪プロレスってのはどうかと」
    と、言っていましたが、居酒屋のポスターを見てこれ面白そうだと思ったのと、電車で数百円の距離で毎週やっているというお手軽さに引かれて、そこにしました。関東だったら、もうちょっと選択肢はあったような気もしますが。

    大阪プロレスは、1999年に立ち上がった新しい団体です。
    社長はスペル・デルフィンというレスラーです。
    興行は、主に天王寺動物園の近くの駅ビルの店舗用のスペースを改造した、デルフィンアリーナという場所でほぼ毎週土日行っています。
    若く小柄なレスラーと、マスクマンを中心にした団体です。(相方いわく「ルチャ系」)

    なんで面白そうと思ったかというと、「キャラの立て方がキン肉マン的だから」です。
    例えば、タイガーマスクと阪神タイガースを組み合わせて「タイガースマスク」。
    白いトラのマスクと白に細い黒の縦縞のコスチュームのレスラーです。
    近鉄バッファローが元ネタの「ブラックバファロー」。
    黒い衣装に黒の野球帽、黒の長髪に牛の角。バットを持っての入場です。
    土地が大阪の天王寺ですから、えびすさまとビリケンさまが、いわば地元の神様で、「えべっさん」と「ビリーケン・キッド」というレスラーがいます。
    大阪ですから、「秀吉」なんてレスラーもいて、タッグの相方は「政宗」(大阪ちゃうやん。仙台や)です。
    より詳しいキャラ(選手)紹介は公式サイトで。

    わたしたちが見に行ったのは、2005年10月29日の土曜の夜の試合でした。
    観客は二百数十人。イスはリングサイドのみで、あとは床に座っています。
    カメラを持った女性や初老の男性、家族連れもいました。
    ぱっと見、カオスのやってた興行の方が、人が入っていた気がするという位のこじんまりさ加減でした。

    まずは、「小峠篤司 対 冨宅飛駈」で、
    ショッキングピンクのパンツとサポーターの10代新人と、ベテランのパンクラス選手の試合が展開されました。ま、当然これはベテランの勝ちでした。
    そして新人が、こんな若さで次のトーナメントに出して貰えることになりました、応援よろしくお願いしますとマイクアピール。

    この日は、「天王山」というトーナメントの始まる前の回で、5試合中4試合が天王山出場メンバー同士の対決です。
    ちょうど今の『キン肉マンII世』のような状況でした。
    トーナメント前の参加選手の実力や目的、人物関係の再確認や遺恨作りのための日でしたね。

    二番目の試合は社長対社員でした。
    吉本興業のタレントも兼ねている社長のスペル・デルフィンが登場。
    相手は元サラリーマンでプロレスは素人というふれこみのアイスペンギン。
    試合はおもむろにリング下から取り出したパイプイスでつっこむ、体当たり漫才。アイスペンギンは
    「わてはロープブレイクを覚えたんや!」と、社長に自慢。そして、ロープブレイクを披露。
    そしてわたしは、隣の相方に「そんなルールあったの?」と聞いて、解説を求めてみました。いや、テレビで総合格闘技の試合とかを見て、なんかリングの端の方でやっているとレフェリーが引き離しているのは知っていましたが、それに「ロープブレイク」という名があるとは意識していなかったのですね。
    それに『キン肉マンII世』に、ロープブレイクはないし。
    そんな素人に優しい大坂プロレス万歳。
    ネットで検索すると本来は、レスラーがリングから落ちて、ケガしてしまうのを防ぐためのルールなんだそうです。
    落ちたときに下になった方が負けとか、落とした方が勝ちとかそういう話ではないのか。
    (すいません、相撲や格闘ゲームと勘違いしています)

    次はタッグマッチで、2対2の勝負でした。
    ミラクルマン(戦隊ヒーロー風マスクマン)&ラ・内田(人間型素顔レスラー)

    くいしんぼう仮面(食い倒れ人形風のマスクにピエロのような服)&えべっさん(実は二代目)
    えべっさんは入場の際にお賽銭箱をもって会場をまわります。
    お賽銭を入れると手に持った笹で福を授けてくれます。わたしも5円玉を入れて、笹で頭をなでてもらいました。

    そして試合開始、最初にリングに上がったのは、ラ・内田とくいしんぼう仮面でした。
    くいしんぼう仮面がしきりにリング下のミラクルマンを手招きしているので、わたしの相方が
    「あれはあっちとやりたいということなんだよ」と、ありがたい解説をしてくれました。
    くいしんぼう仮面、しゃべらないから。
    ピエロ風だけあって、身ぶり手振りで表現します。それをおぎなうため、セコンドとしてベッキーというピンクの犬のマスクをかぶった女の子(マスコットキャラ)がついていて、代弁してくれます。
    タッグの交代の時にレスラーさんがころころと横に転がって降りるのが、なんか感動でした。『キン肉マン』のゲームで見て「歩いて降りないんだ」と気になっていたので。(チェックとか、サンシャインとか、すげー、やりにくそう)
    「あれだと他のレスラーの邪魔にならないんだよ」とは、相方の解説です。
    終わったとき、ラ・内田がミラクルマンに
    「次の天王山の一回戦では全力でやらせていただきます、師匠」
    とマイクアピール。一回戦で仲の良い師匠と弟子が対決、というドラマ作りなんですね。

    4戦目の試合は、
    ビリーケン・キッド(正規軍)対 政宗(武侍漢という悪役グループに所属します)
    でした。

    試合の最初に、赤い服の悪役が、握手しようと笑って手を差し出していました。
    マスクにビリケンを刺繍した相手は、最初笑いつつも手を出さなかったのですが、結局手を差し出していました。
    次の政宗の行動は、このサイトを見に来ている人全員が予測できるでしょう。
    握手と見せかけて、手をひねってました(w
    初めて見るのに、すごい懐かしいネタ。
    そんなことはビリーケンもお見通しで、その手を更にひねって相手を引き寄せてました。そこから技につなげようというのですね。

    その後は、悪役の方が反則をして観客席を逃げ回り、正規軍の方が追いかけたりしてました。ビリーの方が勝利して、トーナメントへの意気込みをマイクアピールしていました。

    5戦目の試合は、6人タッグマッチでした。
    スーパー・ドルフィン&ツバサ&タイガースマスク

    大鷲透&秀吉&ブラックバファロー

    スーパー・ドルフィンが、ここの看板レスラーです。
    正規軍対悪役軍団です。

    ああ、悪役が反則すると観客が一斉にブーイングするんだ。生で見るとなんか感動だよ。
    わたしもブーイングした方がいいのかな、とか思いましたが、ブーイングするタイミングがわかりません。何が反則なのやら。

    いや、3対3が3対4になったら、さすがに反則だなーとはわかりますが。
    この試合、悪役側のメンバーはセコンドの政宗の乱入により、途中で1名増えました。

    「はら、レフェリーを抑えて、試合が見えないようにしているだろ。あれは反則しているんだよ」と、格闘技マニアの解説。
    なるほど、レフェリーへの暴行や妨害は、プロレスではOKなのか。
    サッカーとか、野球とか、厳しいのに。
    暴行や妨害のみならず、身代わりにして殺しちゃってもいいんですよね、たしか。
    『キン肉マン』で、ブロッケンJrがそんなことをしてたし。

    ブラックバファローが、ドルフィンを後ろから羽交い締めにして、政宗が固そうなプラスチックの箱を振り上げて殴ろうとした時、ドルフィンがするりと抜けて、箱はブラックバファローに大当たり。
    それで、二人してなんか言い争っていました。
    この二人は天王山の一回戦であたる組み合わせです。

    ああ、こうやって伏線を引くのかと、感心。
    こうしてトーナメントの際、ボスが普段は面倒を見てやっている子分に、きついお仕置きをするんですね。(んー、違うのかな?)

    ちなみに、『キン肉マンII世』のバトルロワイヤルの入場の際、セイウチンがネプチューンマンに蹴られたりしていましたが、あれはやはりその後仲間割れするとか、そのための伏線なのかとか、ちょっと思いました。
    前回もネプチューンマンとネプチューンキングの仲間割れがあったし。
    他に今の所、仲の悪そうなコンビはいませんよねえ。

    休憩時間には机が二脚並べられ、そこでレスラーのTシャツなどが売られていました。
    何となく見ていると、変なものを発見。
    それは、『キン肉マン』超造型魂の空き箱。そこには細長い紙が張り付けてあって、黒マジックの手書きでこんな文字が。
    「大募集中。交換も可。 ブラックバファロー」

    キン消しを集める悪役軍団のボス「ブラックバファロー」。
    カオスを超えるキャラクターですね。
    そんな愉快な大阪プロレスでした。
    面白かったので、また、見に行きたいと思います。

    その後は、連れと近くの串カツ屋さんで飲みました。


    12月13日 後日談

    その後、机においてある『キン肉マン』の箱は3つに増えました。
    超造形が二種。タッグ編のデフォルメのやつが一種。超造形パート2とタッグ編の箱には「全て集まりました。どうもありがとういございました」の紙が。
    真ん中の箱に下がっている紙によると、「赤いマフラーのニンジャだけがまだありません。どなたかダブリはございませんか?」ということみたいです。

    ちなみに10月の時点では無頼漢のボスは大鷲だったみたいです。彼が抜けて、今はブラックバファローがトップです。
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    IWvGPを見てきました。

    11月13日、生まれて初めて女子プロレスを見てきました。
    場所は前回の大阪プロレスと同じデルフィンアリーナです。
    IW♥GPという団体の旗揚げ前興行の2戦目です。旗揚げは後楽園ホールだったそうです。
    そろそろK-1とかの総合格闘技とか、ノアなどのメジャープロレス団体を見に行きたい今日この頃です。ノアって生でキン肉バスターが見られるんですよね? (←他に言うことはないのか)

    このIWvGPという団体のトップは、1980年代に新日本プロレスで「過激な仕掛人」として猪木を支えて来た新間寿です。
    試合は、たしかこんな感じでした。

    1試合目 男女ペア対男二人組 
    赤 グラン浜田 ナッティー・ナイドハート 
    青 アジアン・クーガー レイ
    (男女ペアの負け)

    2試合目 女子対女子 
    赤 アメージング・コング 
    青 アリエル
    (勝ったのはアメージング・コング)

    3試合目 男二人と女一人対男二人対女一人
    赤 MAZADA NOSAWA論外 アマポーラ
    青 エル・ブラソ ブラソデ・オロ ブラソ・デ・プラタ マルセラ
    (日本勢の方が勝ったような)

    4試合目 女子ペア対女子ペア 
    赤 デビル雅美 ジャガー横田
    青 ニッキー アメリカン・エンジェル
    (勝ったのは日本人の女帝ペア)

    5試合目 男女ペア対女子ペア

    赤 レベッカ アジャコング
    青 ルフィスト ブラソ・デ・プラティーノ
    (アジャ達の勝ちでした)

    名前などは、間違っているかも。

    詳しいことはよくわからないのですが、今女子プロレスは、「全女」と呼ばれた団体が潰れて混沌としているみたいです。
    今回出場したデビル雅美はここ数年、主にガイアという団体で活動していましたが、この春にその団体は活動を停止しています。
    女子プロが地上波で放送されなくなって久しい今日、一般に名を知られる若い女子レスラーというのはいません。
    海外勢で若さを補っている感じの団体でした。
    女子レスラーの他の売りは、メキシカンレスラーです。
    プロレスがさかんなのは、日本とアメリカ、そしてメキシコです。

    今回は外国人の選手が多いので、台詞の応酬は少なく、身ぶりが多かったですね。
    太めの男性メキシカンレスラーが、ノリノリでストリップの真似をして、ベルト一枚だけ脱いでいました。メキシカンジョーク?

    男女混合のミクスドマッチのショーとしての面白いところは、可愛い女の子にたくましい男が二人がかりとか、そういう絵が見られるところじゃないかな、と思います。
    タッグマッチで男二人対男女ペアならそういうのもありですよね。
    男対女はそれだけで絵になりますが、普通にやったら勝負はわかりきっています。
    小柄なレスラーだって、さらに小さな女の子をかばえばヒーローです。最初の試合をしたグラン浜田は、力が及ばないがための哀愁が似合う人でした。負けて観客が「しかたないね。でも、かわいそうだね」と素直に同情するタイプのベビーなのかもしれません。

    グラン浜田は、『紙のプロレス』のインタビューで「新間さんにはパンをおごってもらった恩がある」みたいな話をしていたので、ここに来たのもそういうつながりからなのでしょうか?
    昔の名をリトル浜田と言ったこのレスラーは、公称身長167センチの小柄な人で、変な欲のない印象を本人からもインタビューからも受ける人です。
    キャリアは30年で、経験豊富、多くの団体を渡り歩き、小柄のレスラーの多いメキシコで長くプロレスをしていました。

    ところで、デルフィンアリーナに目をつけたのは、面白いと思いました。
    だって、プロレス専用の会場ですから、設営の手間暇がいりません。
    最初から置いてあるリングで、試合をすればいいだけです。
    持ち主の団体が明確に存在することが欠点ですが。
    小さいのは客が見込めないのなら、むしろ長所でしょう。
    そういう点では、この団体のトップは利口な人なのか、とちょっと思いました。

    アジャコングとか、デビル雅美とか、アメージング・コングとかが、今回見たうちでは面白かったな、と思うので、わたしは逞しい女レスラーが好みですね。たぶん。

    アメージング・コングは、ベビーフェイスのパンチを肉で弾いて不敵に笑っているのが、格好良かったです。

    アジャコングは、殴られて不快そうに舌打ちをしていたのが、印象に残っています。痛いのではなく、殴られたのがいらだたしいというような感じ。

    デビル雅美は、長年の仕事仲間のジャガー横田と組んでいました。相手の外人レスラーがジャガーよりも自分の背の方が高いという、これみよがしのアピールをして、怒ったデビル雅美が、「よくもジャガーをバカにしたなぁっ!」と蹴りを入れていたのが、大変印象に残っております。

    なにぶん初めてですので、そのうち、細身の女性レスラーでお気に入りの人ができたりするのかもしれませんが。
    でも、「ヒールでパワータイプ」という好みは、すでにわたしの中にありそうな気も。

    『ゆうれい小僧がやってきた』のMr.ハロウィン

    ゆうれい小僧がやってきた』に登場するMr.ハロウィン。呪文はトリック・オア・トリート。頭がハロウィンのかぼちゃの西洋妖怪です。
    この妖怪、我こそは童話のシンデレラの中で、シンデレラを乗せて宮殿まで送り届けたかぼちゃ馬車の末裔、とか言って馬車に変身して主人公をひき殺そうとします。

    Mr.ハロウィンは、最初「真夜中を知らせる時の鐘で、魔法が解けるので、夜明け前に鳴くニワトリを鳴かせて、真夜中だということにしよう」という話だったのですが、結局「夜明けと共に鳴くニワトリを鳴かせるために、ニワトリを温める」という話になっていました。

    ちなみに、シンデレラは最も有名なメルヒェンのひとつで様々なバリエーションがあり、日本や中国にまで同じ様な話があります。

    12時の鐘とカボチャの馬車は、ペロー童話のシンデレラ(サンドリヨン)に登場します。ディズニーもこれを採用しました。
    グリム童話版のシンデレラ(灰かぶり)は、馬車に乗らず、夕暮れに帰ります。

    ゆでたまご先生は、「真夜中になると魔法が解ける」タイプの話を下敷きにしてかき始め、結論として「夜明けと共に魔物が去る」という古い信仰を採用したのでしょう。みんなが協力してニワトリを温めているのは、面白かったですけれど。

    シンデレラが12時前に帰らなければならないのは、「嫁入り前の娘が男と共に朝を迎えてはならない」からでしょう。魔法で美しく装って、王子とベッドを共にしたりしたら、それは誘惑する魔女ってことになりませんか? そして朝の光の下で見ると、化粧のはげた女が一人。
    幼いときは、12時の鐘についてなんとなく「魔法って儚いものなんだ」とか思ってましたが、こういうことのような気がします。清らかな者の魔法は夜の前に消え、悪しき者の魔法は朝に消えるのですね。

    ペロー童話版のシンデレラは、魔法使いのおばあさん(名付け親)に真夜中前に帰るように言いつけられますが、夕暮れとともに家に帰ろうとする、グリム童話版のシンデレラは、本人の判断です。継母達が家に帰ってきたときに、シンデレラがいなかったら、厳しく叱られることは間違いありません。
    グリム童話版はシンデレラと王子の駆け引きその他が面白いので、興味のある方はご一読をお勧めします。
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