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    エスカルゴンの名前について

    エスカルゴンの名前は、フランス語でかたつむりを意味するエスカルゴ(escargot)からきているものと思われる。末尾がゴンになっているのは、『星のカービィ』というアニメが怪獣退治ものだからではなかろうか。

    「イグアノドン」や「ヒプシロフォドン」などの「ドン」は、ギリシャ語で「歯」という意味の単語「odont」から来ています。
    「なんとかゴン」という名前は、怪獣に時々使われますが、「ゴン」に学問的な意味はありません。
    福井県立恐竜博物館
    https://www.dinosaur.pref.fukui.jp/app/webroot/dino/faq/0029.html



    なお、ドラゴンという語はギリシア語のドラコーン(蛇)に由来する。
    ※Wikipedia調べ

    ちなみにエスカルゴンという名前を持つキャラクターは他にも存在する。なぜか重機もあるでゲス。



    では英語名であるEscargoonはどうだろうか。これはおそらくescargot+goonだ。

    goon
    1.〈俗〉〔雇われた〕暴力団、ならず者
    2.〈俗〉ばか、間抜け

    英辞郎より
    https://eow.alc.co.jp/search?q=goon

    映画、ゲームのグーニーズ(The Goonies)もこの意味。
    つまり、間抜けなカタツムリか、ならずものカタツムリ。

    エスカルゴンの名前は、日本語だとカタツムリ怪獣。英語だとカタツムリのクズということに。日本語名だと外見重視の名付け、英語版は役割重視の名付けかな。

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    『チックンタックン』電子版の感想

    鳥キャラ探索中ということで、電子版の『チックンタックン』を読む。うむ、丸くて黄色い足のペンギンだ。


    1985年まで学研の○年の学習や○年の科学に連載されていた漫画。雑誌は今は休刊になっているが、当時は売れている雑誌だった。絵は石ノ森章太郎先生。1984年にアニメ化もされた。これが懐かしい人は40代ぐらいかな。
    簡単にいえば、小学生の美少女のところにペンギンに似た二頭身の宇宙人が帽子型のじいやを連れて居候に来る。電子版1巻の表紙の三人がこれで、少女はミコちゃん、宇宙人はチックン、帽子がタックン。美少女の家に変な居候というのは、藤子先生より手塚先生の『三つ目が通る』に近い印象だ。
    電子版の立ち読みはここで可能。
    https://booklive.jp/product/index/title_id/60000814/vol_no/001?utm_campaign=sns-tw&utm_source=social&utm_content=product-index&utm_medium=social&bl_inno=none
    紙の単行本の『チクタク大冒険(石ノ森章太郎萬画大全集)』は、京都国際マンガミュージアムに所蔵されている。
    https://mediaarts-db.bunka.go.jp/mg/book_titles/183318

    電子版1巻は「科学」の掲載作を収録、2巻は「学習」の掲載作を収録している。
    Wikipediaの記述を信じるなら、1巻だけが「絵がアシスタントではなく石ノ森章太郎」である。
    なお、1巻の絵は人物が小さめで、複数の人物がひとつのコマに描かれていることが多い。

    科学まんがなので、科学知識が漫画の中に織り込まれている。
    「かたつむりににんじんばかりたべさせたら ふんのいろはなにいろになるかな」
    (『1年のかがく』掲載版より)
    「アデリーペンギンなんか、結こんしようと思うと、小石をプレゼントするんだから。」
    (『5年の科学』より)
    学習漫画の方も、学年によっては言葉の起源について語っていたりした。
    まんがの中の家や旅先が、すごく緑豊かで昭和の風景を感じられる。
    木造で瓦屋根の一戸建ての家に、庭に面した木の廊下や竹の縁台、セミのとまれるような木の何本もある庭は、田舎でも少なくなりつつあるだろう。
    季節感はコロコロコミックなども重視しているが、自然に対する思い入れは石ノ森章太郎先生の作風でもあるのだろうか。

    小ネタあれこれ

    主人公のパートナーとしての帽子は『ドロロンえん魔くん』(1973年~)のシャポーじいが、私の知る限りでは一番古いかな。
    最新は『スーパーマリオオデッセイ』のキャッピー。

    敵の親分の家来ロボットのギジギジは『ピクミン』(2001年)のダマグモに似てる。石ノ森先生のデザインなんだろうか。ギジギジがダマグモの元ネタかどうかまではいえないが、1980年代からアニメや漫画であったデザインとはいえる。
    古典SFの世界での、タカアシガニ風メカといえば『宇宙戦争』(小説は1898年)のトライポッド(三脚)が有名。名の通り三本足だ。

    ダマグモは4本足。
    ギジギジは6本足なので、昆虫っぽい。

    2巻の方に、悪役のドクターベルが、家来のギジギジを木製のハンマーでガンガン叩いている話がある。
    シティハンターといい、1980年代は相方をハンマーで殴るのが流行っていたのか? こういうのって、テレビのお笑い番組が流行らせたりしていて、漫画やアニメだけ見ててもわからないんだよね。
    ちなみに、親分の方が千葉繁さんで、家来の方が緒方賢一さんだ。龍田直樹さんは主人公側のロボであるジタバタメカタン。

    デデデ陛下のおむつ

    アニメ版『星のカービィ』72話 「ワドルディ売ります」(2003年放映)のちょっとした謎についての考察。

    72話で、ワドルディを全部売ってしまったデデデ大王が、側近のエスカルゴンと以下のような会話をする場面がある。

    「おやつは?」
    「自分で食べれば」
    「食事は?」
    「自分」
    「皿洗いは?」
    「自分」
    「洗濯は?」
    「アイロンがけは? 」
    「おむつの取り替えは!?」
    「誰がワシの面倒を……」


    この「おむつの取りかえ」というのが、ごく一部のファンの間で謎とされた。
    「デデデ陛下は、おむつをしているのか? 」
    服が並べられるだけだが、アニメ版のデデデ大王には第12話 「デデデ城のユーレイ 」で一応着替え場面があり、青い肌着を着ているわけではなさそうなのだ。
    つまり、裸に三角を並べた模様の筒状の服を着て、赤いガウンをはおり、冠をかぶっている服装だと推測されている。
    「デデデはおむつどころか、パンツすらはいていないみたいなのに、何のジョークだ」ってこと。
    もしかして昼間はノーパンだが、夜トイレにいけなくなったときの、おねしょ防止のためにパジャマの下におむつをしているのかもしれない。

    比喩か実際にはいているのかはわからないながら、おおむね「デデデ陛下はおむつが必要なほどにお子様」みたいな解釈を、少なくとも筆者はしていた。
    だが、筆者は以前に似たような言い回しのある小説を読んだことがあったので、気になって再読してみた。

    「会社会社っていうけど、あなたが最後にしなびた青菜みたいになって倒れても、会社はあなたのオムツを替えちゃくれないのよ」二言目にはオムツだ。「言っとくけどあたしだって、今みたいな仕打ちされていたら、あなたのオムツ、取り替えてなんてあげませんからね!」『東京発千夜一夜 上』「輪廻転生」森瑤子


    これは中年の妻が夫に言う台詞で「定年後にあなたの介護をするのは、会社ではなく妻であるこの私なんだから、もっと愛してちょうだい」という意味。夫はそんな妻にうんざりしている。
    だから、デデデ陛下の「おむつの取り替えは!?」というのは「この先老いたワシの介護は誰がしてくれるんぞい! 」という意味にもとれるな。
    もしかしたら、「老後の面倒を見る」の言い換えとして「おむつをかえる」という言い方が、一時期はやったのかもしれないが、そこまではわからない。
    『東京発千夜一夜』は1991年に朝日新聞に連載された。掲載紙の発行部数が多いので、読んだ人も多い小説だ。
    著者の森瑤子先生は1940年の生まれ。アニカビの72話の脚本を担当した野添梨麻さんは1962年生まれ。吉川監督は1947年生まれ。
    少なくとも2、30年前だと「老いた夫の介護を妻や嫁や娘がする」というのは、今よりも当然と考えられていた。一般論として「家族に見放される」=「老後に野垂れ死ぬ」みたいな考えは、世代が上になるほど強い。今は超高齢社会で妻子のいない老人も多すぎて、社会福祉でカバーする施策も進んでいる。しかし、予算が足りなくて高齢者の介護は、再び家族の手に戻されようとしている。
    「ワドルディ売ります」は家族を大切に、という話だったのだろう。

    今回とりあげた72話は、星のカービィ 20周年スペシャルコレクション - Wiiに収録されている。

    「私」というデデデ大王はいない

    公式の漫画、アニメ、小説のデデデ大王の語尾と一人称について、簡単に調べてみたデ。
    長期連載の一巻だとしゃべりが安定していないかと思い、途中の巻から抜き出したものもある。
    他にも漫画版のデデデはいるが、私が所有しているもののみ。後は任せた。

    一人称について

    今回は合計11名を調査したが、ワシ派とオレ様派がきれいにわかれた。

    ワシ 5名
    オレ様(表記ゆれふくむ) 4名
    わがはい 2名

    ゲーム版は、夢の泉の説明書が「ワシ」で、64時代の公式サイトでは「オレさま」で、バトルデラックスが「オレさま」となっている。64のサイトが最初に「オレさま」が使われた場面かはわからない。
    64当時のサイト↓
    https://www.nintendo.co.jp/n01/n64/software/nus_p_nk4j/gallery/gallery.html

    公式はバトルマンガっぽい「オレさま」に統一される流れなのかな~と思うが、ほぼ全部がギャグマンガだからか役割語としてのワシやわがはいも多い。外見だけだと、デデデ大王はかわいいペンギンなので「大人で大王」を強調するなら、ワシやわがはい。「関心を持たれたい」を強調するなら、「オレさま」なのかな。ワシというデデデ大王は、アニメのデデデ陛下が有名だが、公式のカービィ4コママンガにもその前からいたはず。


    語尾について

    小学館の大王様はそれぞれに特徴的な語尾やで。キャラを立たせてギャグを面白くするためだろう。角川は小説以外、標準語だ。小説の人物で語尾が特徴的だと「と、デデデ大王は言った」と書く手間が省けて便利だわい。

    「私はデデデ大王である」という大王様は調査範囲にいなかった。これはハル研究所の著作権管理部門(株式会社ワープスター)が、おっさんデデデを注文して回っているのか、小学館がそれをコロコロコミックにふさわしいキャラ立てとしているのか、わからない。小学生男子にとっては“パパ代理”なんじゃなかろうか。

    ともあれ、公式二次創作のデデデ大王の多くが、標準語を話さないというのは面白いことではある。

    以下実例。

    小学館

    『星のカービィ』さくま 良子 (1992年~)
    デデデ大王の一人称はオレ様。本人のしゃべりは標準語だが、お供のポピーが大阪弁。
    「こらーっ! オレ様のおやつまでとるなー! 」『星のカービィ 6』27Pより。



    『星のカービィ―デデデでプププなものがたり』ひかわ 博一(1994年~)
    一人称はおれさまで「~デ」という謎の語尾がつく。
    「おれさまの運動神経のよさを見せてやるデ! 」8巻74Pより。



    『星のカービィ! も〜れつプププアワー!』谷口あさみ(2006年~2016年)
    一人称はわがはい。あえてこれまでにない一人称を採用したのだろうか。大阪弁。
    「わがはいの願いは!! 星のカービィの連載の終了や!! そして、次回からは…、『銀河のデデデ大王! ~も~れつデデデアワー!!~』をスタートするんや!! 」5巻75Pより



    『星のカービィ パクッと大爆ショー!!』川上ゆーき(2012年~2015年)
    一人称はワシ。語尾に特徴は無く、標準語。
    「ワシにだきついたやつが、福-1グランプリの優勝者だ。」2巻61pより



    『星のカービィ 今日もまんまる日記! 』ダイナミック太郎(2016年~)
    一人称はワシ。「~じゃが。」などと、微妙に年配っぽいしゃべりなのじゃ。
    「その前にワシの部下を吐き出してはくれんかね。」1巻86Pより。



    『星のカービィ 〜まんぷくプププファンタジー〜』武内いぶき (2016年~)
    一人称はわがはい。「~じゃろ」などと、年配っぽいしゃべりじゃい。滑稽みを増すための言葉使いかな。「私達は遭難したんだ」より笑えるかも? 
    「わわわわ…、わがはいたちそうなんしたのじゃい!! 」1巻169P



    アニメ『星のカービィ』(2001年~2003年)
    一人称はワシZOY。語尾は「~ゾイ」ぞい。
    米国版では、声優さんは南部訛りでしゃべっているそうだ。
    「あれはワシがもらうゾイ! 」『星のカービィ (1)』 (小学館のテレビ絵本)3Pより





    KADOKAWA

    『星のカービィ カービィとデデデのプププ日記』まつやま登(2006年~)
    一人称はワシ。訛ってはいないが、いきおいよくしゃべることがおおいので「~っ」が多いっ。
    「ワシのラムネ玉コレクションがついに100個目だ! 」ベストセレクション83Pより



    『星のカービィ ぽよぽよな毎日』路みちる(2012年~)
    一人称はワシ。微妙に老人語っぽい語尾がまじるが、ほぼ標準語。
    「ワシはやきたてが食べたいんじゃ! 」73P



    『星のカービィ キラキラ★プププワールド』南条アキマサ(2014年~)
    一人称はおれさま。言葉使いは、少年マンガの主人公っぽく「~ぜ」とか「~ぞ」とか、王様にしては乱暴というか普通なんだ。
    「おれさまはデデデ大王! プププランドの大王さまだ! 」4Pより。



    小説『星のカービィ』シリーズ 高瀬美恵(2013年~)
    一人称はオレ様。語尾は「~わい」だわい。
    「フン! オレ様はカービィみたいなお人よしじゃないからな。きさまのいうことなんて、信じられんわい! 」大迷宮のトモダチを救え!の巻  16Pより。



    ここに掲載されていない、デデデ大王の一人称の情報お待ちしております。

    なぜアニメ版『星のカービィ』の作曲家は宮川彬良氏?

    アニメ版『星のカービィ』のOP曲の、『カービィ★マーチ』の作曲者は、宮川彬良氏。連続テレビ小説「ひよっこ」の音楽などを担当。ミュージカルや演劇の音楽も数多く手がける、ベテランの作曲家である。
    『星のカービィ』の総監督の吉川惣司氏は、子供向けのぬいぐるみ人形劇を上演する株式会社劇団飛行船で、脚本なども手がけたことがある。宮川彬良氏はミュージカルの作曲をしたり、ぬいぐるみ人形と共に、NHKの音楽教養番組『クインテット』に出演していたりしたので、活動が近いといえば近い。
    しかし、この人選は実は吉川惣司監督が宮川彬良氏に父親に挑戦する機会をあげたかったから、でもあるのではないか。
    宮川彬良氏はアニメの主題歌を作曲したのは、これが初めてのはずだ。
    宮川彬良氏の父親は『宇宙戦艦ヤマト』の主題歌を作曲した宮川泰氏。
    別にアニメの主題歌ってマーチである必要はないと思うのだが、宮川彬良氏があえてマーチにしたのは、やはり偉大な父親に挑んでみたかったのではないだろうか。
    アニメ版『星のカービィ』はOPから「父親に挑戦する息子」の物語なのだ。
    もちろん動機などは推測でしかないが、『カービィ★マーチ』の作曲者は『宇宙戦艦ヤマト』の作曲者の息子、という一点は事実である。

    なお、『ららら♪クラシック』の2017年12月8日(金)の放送の回に、宮川彬良氏がゲストとして呼ばれている。この回の特集である「美しく青きドナウ」のシュトラウスの父親も音楽家で「ラデツキー行進曲」で知られる同じ名前のヨハン・シュトラウスだということで、よばれたらしい。
    http://www.nhk.or.jp/lalala/archive.html
    http://www.nhk.or.jp/lalala/backnumber.html

    カービィ★マーチは楽譜、歌入りCDともに、アニメ放映当時に出版されたものしかほぼ売られていない。それが普通と言えば、そうだろう。アニメの方もDVDが全話出ていなかったりする。




    『カービィ★マーチ』は、現在JASRAC管理曲。JASRACの許可を得れば、演奏できる。
    父親からの相続分もあったので、JASRACで権利者:宮川彬良で検索したら、大量の結果が表示されてしまった。
    http://www.jasrac.or.jp/

    《吹奏楽ヒット》宇宙戦艦ヤマト

    カービィ★マーチ
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